NEWS ANA

第05‐011号
2005年1月27日

2005年度ANAグループ航空輸送事業計画を策定
〜国際線では、広州への新規路線など中国路線を増強、小型機材の多頻度化を展開 〜
〜国内線では、地上輸送機関を含めた「総合輸送戦略」を構築〜

 ANAグループでは、2005年度(2005年4月1日〜2006年3月31日)の航空輸送事業計画を策定、「アジアでナンバーワン」の経営ビジョン達成に向けた「安定経営」から「価値創造経営」への着実な進化を目指して参ります。
 国際線では、中国路線を中心としたネットワークの拡充と新機種導入、小型機材の多頻度運航などを行い、収益力の拡大を図ってまいります。
 国内線では、「JET&PROP戦略」など需給適合・多頻度化を進める一方でスーパーシート・プレミアムなど、お客様に高品質なサービスを提供し「ANAらしさ」をアピールして参ります。
 貨物事業においても、中型貨物専用機の増機による積極的な展開を図ります。
 2005年度ANAグループ航空輸送事業計画の詳細は次の通りです。
 
1.国際線事業の概要…中国路線ネットワークの増強と小型機材による多頻度運航
 
(1)
中国路線の新規開設で増強
・・・成田=広州線、中部=広州線などを新規開設、週あたり計140便と中国路線のネットワーク規模を約1.3倍の便数(現在週112便)に増強します。
(2)
中部国際空港を中心に効率化を推進
・・・内際ボーダレスでの機材・リソースの共有化を推進、B737−700型機などによる日本〜中国路線を簡単・便利にご利用いただけるよう推進します。
 
2. 国内線事業の概要…「総合輸送戦略」を構築、航空利便性をさらに推進
 
(1)
中部国際空港をモデルに総合輸送戦略の構築
・・・地上交通機関との接続ダイヤ設定の工夫により、総旅行時間の短縮による利便向上を目指してまいります。
(2)
大阪・中部における「JET&PROP戦略」の構築と定着
・・・需給適合と多頻度による競争力向上を図るため、「JET&PROP戦略」を展開します。
 
3.国際線および国内線の生産量
 
事業規模前年比 国際線(ANK便含む) 国内線
運航回数 111% 105%
座席キロ 100% 100%
 
*各項目の詳細は、次項をご参照ください。
*これらの計画は関係当局の認可を前提としております。
 
 

(次頁)

1.国際線事業
2.国内線事業
3.機材計画
 
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2005年度ANAグループ航空輸送事業計画を策定