NEWS ANA

第08‐104号
2008年8月18日


国際線旅客「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)の改定を申請

 ANAグループ(※)は、本日2008年8月18日(月)、国際線旅客における「燃油特別付加運賃」(いわゆる燃油サーチャージ)の運賃額改定を国土交通省に申請いたしました。
 燃油特別付加運賃額につきましては、3カ月ごとに固定するとともに、申請時点における直近3カ月の航空燃料市場価格の平均に基づき見直すこととしておりますが、本年5月から7月のシンガポールケロシン市場価格の3カ月平均は、過去最高の1バレルあたり163.54米ドルに達する状況となりましたので、本年10月から12月の燃油特別付加運賃額を改定することといたしました。
 ANAグループは、従来同様、様々な費用削減努力や増収努力を講じておりますが、このような状況を踏まえ、国際線ご利用のお客様に更なるご負担をお願いせざるを得ないと判断いたしました。
 何卒、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
(※)ANA、AJX(エアージャパン)
 
燃油特別付加運賃額改定の概要
   
1. 適用期間 : 2008年10月1日(水)より12月31日(水)航空券発券分まで
   
2. 運賃額   : 次の運賃を日本発の国際線区間に適用(1旅客1区間片道当たり)
 
(※) 関係国政府の認可等の状況により、適用額が予告なく変更となる場合があります。
(※) 今回の申請に合わせて、路線区分を以下の通り見直します。
 
   
3.
改定(廃止)条件 :
(1) 2008年10月1日(水)から12月31日(水)発券分につきましては、本申請による徴収額を、燃油価格の動向により変更することは予定しておりません。なお、関係国政府の認可状況に応じた変更申請につきましては、この限りではありません。
(2) 2009年1月1日(木)以降発券分の燃油特別付加運賃額につきましては、申請時点における直近3カ月間である本年8月から10月のシンガポールケロシン市場価格の平均を用い、当該市場価格が140米ドル未満になった場合には改定基準に従って値下げいたします。
(3) シンガポールケロシンの市場価格が3カ月間平均して1バレル当たり60米ドルを下回った場合、本運賃は廃止いたします。
   
4.
適用条件 :
(1) 燃油特別付加運賃は全てのお客様にご負担いただくもので、大人・小児・座席を使用する幼児ともに同額となります。また、AMCマイレージ特典航空券ご利用の場合も同額となります。なお、座席を使用しない2歳未満の幼児は、本運賃は適用しません。
(2) 航空券ご購入後の払戻しの際、本運賃には取消手数料・払戻し手数料は適用されません。全額払戻しいたします。
 
 
以上
 
  <別表:改定基準>
 
 
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国際線旅客「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)の改定を申請