NEWS ANA

第11A‐136号
2011年12月21日

ボーイング787によるシアトル、サンノゼの路線開設について

 ANAは、ボーイング787(以下、787)の性能を最大限引き出せる新たな首都圏発着の長距離国際線路線を検討してまいりました。高い環境性能、快適空間を備えた最新鋭機材787はANAが開発から携わり、準国産とも言われております。ANAが世界で最初に受領し、10月26日に成田から香港へ向けた世界で初めての営業飛行を行い、現在国内線2路線(羽田=岡山、広島)で定期便に就航しております。
 
 ANAの代表取締役社長、伊東信一郎は以下のように述べました。
 
 
 「ANAグループの「コア事業」となるべき国際線事業については、787の性能を最大限引き出せる新たな長距離路線として、2012年度以降「成田=シアトル線」、「成田=サンノゼ線」等を新規開設したいと考えております。これにより、ユナイテッド・コンチネンタル航空とのジョイントベンチャー事業が強化され、更なる国際線事業の拡大が期待できます。
シアトルは言わずと知れたボーイング社をはじめ、数多くの世界に名立たる企業の誕生の地であり、ビジネスの拠点であります。また、サンノゼは半導体、IT企業が集積するシリコンバレーの中心都市であり、どちらの都市も日本のみならず、アジア各国からも多くの需要が期待できると考えております。当社が就航すると、両都市ともに日本の航空会社としては唯一となります。また、サンノゼは海外のエアラインを含め唯一の直行便となります。
今後、就航時期などを含めた最終決定内容につきまして順次お知らせいたします。」
 
 
 ANAグループは、待望のボーイング787の導入を契機に、羽田=フランクフルト線の新規開設など、さらなるネットワークの拡充を図ります。これら2路線の開設により、米国路線数は既存の8路線に加え、計10路線となります。今後も更に旅の選択肢を増やし、ますます充実したANAの国際線ネットワークを築いてまいります。どうぞご期待ください。
 
 
以上
 
 
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ボーイング787によるシアトル、サンノゼの路線開設について
 

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