ANAグループでは、2013年6月1日（土）航空券発券分より、国際線の手荷物ルールを変更いたします。
　2011年のIATAのルール変更により、航空会社の手荷物ルールは自由化され、各社が手荷物ルールを独自に設定できるようになりました。また2012年7月に本格運用を開始した米国運輸省による手荷物規則改定では、ANAグループにおいても米国を起点または終点とする旅程等においては、コードシェア便ではオペレーティング・キャリア（運航する航空会社）ではなくマーケティング・キャリア（販売を行った航空会社）の手荷物規則を適用するなど、さらにルールが複雑なものとなりました。　
　一方、ユナイテッド航空、ルフトハンザ航空をはじめ、その他の海外航空会社との提携を深化しているANAグループでは、多くのお客様にコードシェア便や他社とのお乗り継ぎ便をご利用いただいております。
　「航空会社間の競争」から「アライアンス間の競争」へと競争環境が変化していく中、今回のルール変更を行い、パートナーとのルール統一を図ります。これにより、コードシェア便やお乗り継ぎ便、また往路、復路で航空会社が異なる場合にも、ほとんどのケースにおいて同一の手荷物ルールを適用できることとなり、お客様にとってよりわかりやすく、シンプルなサービスを目指してまいります。
*各国政府認可を前提としています。

◆新ルール適用日時　
2013年6月1日（土）以降の航空券発券分

◆主な改定項目は以下の通りです。