ANAは、今年度に就航を開始する北米のヒューストン、アジアのクアラルンプール、欧州のブリュッセルに続く4番目の新規地点として、2015年12月11日（金）よりオーストラリアのシドニーに就航することを決定いたしました。

　ANAは現在、北米・欧州・アジアの路線拡充を進め、本邦航空会社として最大の国際線ネットワークを構築していますが、羽田＝シドニー線の就航によりANAの国際線ネットワークがオセアニアにも広がり、さらに便利になります。羽田を夜に出発し、朝に帰着するダイヤで運航することにより、充実したANA国内線との乗り継ぎが可能となり、国内各地~オーストラリア間の渡航の利便性も大きく向上します。また、夜間に運航することから、ビジネスクラスにフルフラットシートを装備した最新鋭機ボーイング787−9を投入し、お客様には機内で快適にお休みいただけるようになります。

　日本からは毎年、30万人を超える日本人がオーストラリアに渡航していることに加え、オーストラリアから日本への訪問者数も2014年には30万人を超え、過去5年間で3割以上増加しました（*）。また、今年1月には日・豪経済連携協定（EPA）が発効するなど、経済連携が一段と進み、今後は二国間関係が一層強化されることが期待されています。このような環境下、ANAはシドニー就航を通じて、二国間の経済や文化的な交流拡大、そして訪日需要の創出に貢献してまいります。
（*）出典：日本政府観光局

　運航ダイヤ等の詳細は以下のとおりです。なお、運賃のご案内および航空券の予約・販売の開始は、2015年8月頃を予定しております。確定次第、ANA SKY WEB（http://www.ana.co.jp/）にてご案内いたします。

　ANAでは、引き続き、皆様に便利にご利用頂ける航空ネットワークの拡充に努めてまいります。ますます便利になるANAを是非ご利用ください。
※これらの計画は、関係当局への申請・認可を前提としております。