日本からアクセスのよい東南アジアは、欧米の旅行者にも人気が高くリピーターが多いエリア。特に開放感のある海やプールで過ごせるビーチリゾートエリアに注目が集まっています。
ビーチリゾートエリアへ行くならアジアへ
ウィズコロナの旅先として、いち早く旅行者が戻ってきたのがリゾートエリア。今回は数あるアジアンリゾートエリアのなかで、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシアから、誰もが行きやすい5つの「王道」エリアをご紹介します。
バリ島/インドネシア
東南アジアのリゾートエリアといえば、まず頭に浮かぶのが1990年代からアジアンリゾートを牽引しているバリ島です。リゾートホテルは南部に集中しており、クタやスミニャック、ヌサドゥアなど昔ながらのビーチエリアがにぎやか。またウルワツやジンバランには、ブルガリ・リゾート・バリやフォーシーズンズ・リゾート・バリ・アット・ジンバラン・ベイなど、おこもりバカンスを楽しむのに最適な高級リゾートホテルが点在しています。
バリ島の魅力は、過ごし方のバリエーションが豊富なこと。ホテルのプールやビーチでのんびりするのはもちろん、マリンスポーツに挑戦したり、絶景スポットを巡ったり、ダンスや劇などの伝統芸能に親しんだりと、何日滞在しても楽しみは尽きません。
荘厳なヒンドゥー寺院を訪ねるのもおすすめです。雄大な自然と調和した独特の建築様式は、神々の島と呼ばれるバリ島ならではの景観といえます。
多彩な食材を駆使した料理も楽しみのひとつ。ホテルのダイニングでシェフ自慢の料理を味わうのもいいですが、町の食堂でローカルフードを食べるのもいいのでは?インドネシア風チャーハンのナシゴレンや、ピーナッツソースで食べるインドネシア風焼き鳥のサテなど定番どころが揃いますが、ぜひ試したいのがバビグリン。簡単にいうと豚の丸焼きのことで、スパイスを詰めて焼くため奥深い味に。パリパリの皮と、エキゾチック風味の肉で、ご飯がすすみます!
- アクセス/成田空港からバリ島のデンパサールまで直行便で約8時間
- ベストシーズン/乾季にあたる4~10月。ただし11~3月の雨季もフルーツがおいしいなど魅力があり、この時期に訪れるリピーターもいる
- 時差/日本より1時間遅い
- 言葉/公用語はインドネシア語だが、バリ語も使われる。ホテルやレストランでは英語が通じることが多い
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