他に類を見ないほど豊かな香り
日本の夏の味覚を代表する清流のアユ。塩焼き、背越し、うるかなど多くの調理法が発達していますが、成魚は川の石に生育するコケを食んで育ち、スイカのような香りをまとうという、川魚の中でも独特の生態を持っています。香魚とも称されるのはこのためで、味のよさは川の水とコケの質で決まります。
「清流めぐり利き鮎会」は、高知県友釣連盟により、清流の素晴らしさを感じてもらい、河川保護推進の機運を高めようと開催された、全国規模のアユの味比べ大会です。よい河川のアユは香り高く、身も締まっています。岐阜県和良川のアユは、この大会で4度ものグランプリを獲得。
2015年には「和良鮎」が地域ブランドを適切に保護するための「地域団体商標」にも登録され、押しも押されもせぬ美味アユとして全国に知られるようになりました。
和良川は木曽川水系随一の美渓として知られる馬瀬川の支流で、2008年に「平成の名水百選」(環境省)に選ばれています。山間の源流部にある川としては水温が高めで良質なコケが育つことから、他に類を見ないほど香り豊かな美味しいアユが育つといわれます。
釣り人はもちろん、多くの人が清流の恵みを楽しみにしています。
食べるなら
シーズン中は「和良鮎」の取り寄せが可能
和良鮎を守る会
住所 |
岐阜県郡上市和良町沢987-1 |
電話番号 | 0575-77-2255 |
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- このページの情報は2016年4月現在のものです。