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    【北海道 洞爺湖町/壮瞥町・洞爺湖】真冬にチャンスが訪れる大型マスの泳ぐ湖

    洞爺湖の釣りポイント

    道南地域で風光明媚な支笏洞爺国立公園の一角をなす湖。洞爺湖温泉街や洞爺村が湖畔にあり、道内有数の観光地でもある。陸釣りのシーズンは6月1日~8月30日。冬のシーズンは12月1日から3月31日まで。船釣りは夏は6月のみで、冬は12月1日から3月31日になる。70cmクラスの大型ニジマスも夢ではないフィールドだ。

    01:珍小島

       
    対象魚 ウグイ、コイ、サクラマス、ヒメマス
    人気度 ★☆☆
    アクセスのしやすさ ★★★

    湖の西南に突き出した岬の一帯。南側はやや遠浅で洞爺湖温泉の繁華街も近いため、トラウトの魚影が薄め。北側はカケアガリも近く、サクラマスなどが回遊する。カケアガリをできるだけ斜めにルアーやフライをトレースすると好結果につながる。水温も高いので、コイ、ウグイなどが多めのポイント。初夏には湖岸でウグイの産卵などが見られる。

    02:月浦

       
    対象魚 ヒメマス、サクラマス、ニジマス
    人気度 ★☆☆
    アクセスのしやすさ ★★★

    道道と国道に挟まれた崖の下のエリア。足場は狭く、背後のオーバーハングも多いが、カケアガリは近い。ここもカケアガリをできるだけ斜めにルアーやフライをトレースすると好結果につながる。サクラマス、ヒメマスはカケアガリの沖を回遊する。よく沈めて速めのリトリーブでねらうのが効果的。小型のウグイは岸近くに多い。

    03:旭浦

       
    対象魚 ヒメマス、サクラマス
    人気度 ★★★
    アクセスのしやすさ ★★★

    道道洞爺虻田線が湖岸ぎりぎりを通るエリア。湖岸から数メートル先が急深なカケアガリになっており、沖は急深である。この湖で、岸から最深部までが最も近い場所でもある。青々とした淵に見えることから「青淵」と呼ばれる場所もある。トラウトのベイトが溜まりやすいことから、回遊魚のサクラマスやヒメマスの好ポイント。水深があるのでルアーもフライもよく沈めると好結果につながる。エサのブッコミ釣りをする年配の人も多い。道路下の岩場の上から釣るが、水中に崖があるので特に注意が必要である。

    04:浮見堂

       
    対象魚 サクラマス、ウグイ、コイ、ニジマス
    人気度 ★☆☆
    アクセスのしやすさ ★★★

    湖に突き出した半島。半島の先端部より沖に小さなカケアガリがあって、その沖側を魚が回遊する。ねらいはほぼその正面と思ってよい。特に正面の小さな岬の左岸のカケアガリは大型が回遊するポイントで丁寧に探りたい。半島の左右は遠浅で、ウグイやコイの釣り場である。半島周辺が公園で人の出入りも激しいため、バックキャストは気をつけたい。

    05:財田

       
    対象魚 ヒメマス、サクラマス、ニジマス
    人気度 ★★☆
    アクセスのしやすさ ★★☆

    北側に緩やかに突き出した扇状地状で、全体に遠浅で遠投が必要なエリア。岸から20mほど先から緩やかなブレイクになっている。急深なポイントが多い洞爺湖では珍しい形状のポイント。ねらいめは10mほど先の1段目のブレイクと20mほど先のブレイクの周辺。回遊するサクラマスなどがそのラインを出たり入ったりと、群れが近づくとしばらく釣れる時間がある。広範囲に探っても面白い。

    06:ソウベツ川

       
    対象魚 ヒメマス、サクラマス、ニジマス
    人気度 ★★★
    アクセスのしやすさ ★★☆

    財田の東側へ流れ込むソウベツ川のインレット付近。流れ出しの沖は深場が続いており、その左右も立ち込める程度の深さが続く。冬と夏のシーズンを通して好ポイント。ベイトを求めてサクラマス、ニジマスが接岸する。沖から岸近くまで広範囲に探る必要がある。右側の肩状の棚から沖をねらう場所が人気がある。

    07:えぼし岩公園

       
    対象魚 ヒメマス、サクラマス、ニジマス、ブラウントラウト
    人気度 ★★☆
    アクセスのしやすさ ★★★

    北西岸に続く急深な湖岸。えぼし岩や岩屋といったポイントは、小さな流れ出しのある浅いワンドが連なっている。ワンド両端の岬の沖は急深、ワンドの奥も比較的に水深があり、春先の雪解け時にはワカサギも接岸するため、特にサクラマス、ニジマスの良型が釣れる。道路と岸の間には湖畔林があってバックスペースはあまりない。湖全体にいえることだがフライならスペイキャストが無難である。小沢の周辺では良型ブラウントラウトの実績もある。

    08:仲洞爺

       
    対象魚 ヒメマス、サクラマス、ニジマス、アメマス
    人気度 ★★★
    アクセスのしやすさ ★★★

    湖の西岸にある扇状地状の緩やかな岬。沢が流れ出していて春はワカサギの産卵河川。インレットから右岸側が本命。遠浅でカケアガリは緩やかだが水深は充分にあり、沖の深場はもちろんのこと、荒れた波の日はカケアガリの岸寄りまで魚が入ってくる。大型サクラマス、ヒメマス、ニジマスどれもチャンスがある。最近はアメマスも釣れるようになった。左岸のワンドは急深になっていて、あまり水は動かないが、居付きのニジマスが釣れる。キャンプ場になっているので車は少し離れた公園の駐車場を使う。

    09:相馬妙見神社

       
    対象魚 ヒメマス、サクラマス、ニジマス、アメマス
    人気度 ★★☆
    アクセスのしやすさ ★★☆

    西岸にある発電所から左岸側の急深エリア。岬の突端周辺が岩の棚になっていて、その沖がブレイク。水通しがよく、エサも豊富なせいか、大型のヒメマス、サクラマスが頻繁に回遊することで有名。大型のヒメマスは小型の魚を捕食するため、洞爺湖のヒメマスより大きく育ちファイトも激しい。その分、食味は落ちるといわれる。ワンドの奥などはニジマスやブラウントラウトが釣れる。ルアー、フライ共にカウントを数えてよく沈め、日によって変わる魚影の棚を探ると好結果につながる。

    10:旧滝ノ上キャンプ場付近

       
    対象魚 ヒメマス、サクラマス、ニジマス、ブラウントラウト
    人気度 ★★☆
    アクセスのしやすさ ★★☆

    以前あった湖岸のキャンプ場付近の半島。大岩が湖岸に点在して岩盤と切れ目付近に小型の魚やブラウントラウトが居付いていることが多い。岬の先端から沖に向かってなだらかなカケアガリが続き、ヒットポイントも広範囲に及ぶ。左岸側のワンドは湖の流れ出しの壮瞥川へと続いており、特に流れの強い日は魚が集中することがある。良型は岸近くよりも沖のブレイクでヒットするので、遠投も必要。カケアガリ沿いを斜めにルアーやフライをトレースする。湖底の岬も周辺部ほどヒットの確率が高い。

    • このページの情報は2019年8月現在のものです。

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