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    【高知県・仁淀川の釣り旅】究極の仁淀ブルー・安居川の釣り

    「高知・仁淀川」釣り旅の記録

    SCENE 01
    坂本龍馬と志士たちの足跡
    SCENE 02
    ゆたかな川文化、土佐の和紙と地酒
    SCENE 03
    三段引きの若アユがサオを絞る
    SCENE 04
    究極の仁淀ブルー安居川の釣り
    SCENE 05
    カツオのたたきと海山の珍味
    SCENE 06
    そしてまた、仁淀川に立つ

    “究極の仁淀ブルー・安居川の釣り”

    仁淀川の“気持ちのいい釣り”を満喫していると、入れ掛かりを終えた内山さんが近づいてきた。
    「もっと水のきれいな川があります。アユも元気でアユ釣りの桃源郷ですよ」
    柳瀬橋から車で30分あまり、四国山地の山々が目前にせまる仁淀川町池川地区を流れる支流・安居川だ。
    橋上から見下ろす安居川は大岩・小岩が点在する渓流相だが、流れは静かで穏やか。水色はガラスのように清冽な濃いブルー。
    水底の石のひとつひとつを数えたくなるほど透き通っている。まさに、究極の仁淀ブルー。

    本流から約30分の支流・安居川
    本流から約30分の支流・安居川は一転して渓流相である。つまり仁淀川では、本流の雄大な流れと、支流での繊細優美な流れでの釣りという、ふたつの釣りを体験できる。
    本流は9mや9.5mの長ザオを、ここでは8mの短ザオが使いやすい

    岸辺を歩くと、アユの黒い影が八方へ走る。こういう川はアユのプレッシャーが強く、オトリを足もとから静かに泳がせるに限る。背後の樹林の枝も気になるので、サオは短ザオ・8mを選択。
    オトリが足もとから上流へ、ユラユラと泳いでいくのが手に取るように見える。そのとき、閃光が流れ星のように川底を走った。
    反射的にサオを立てた。グリグリッとした手ごたえの後、サオが軽くなって、オトリアユだけが水底から飛びだして青空にはずんだ。
    野アユの追いが見えてあわててサオを立てたため、ハリがしっかり食い込んでいなかったのだ。水がキレイすぎるための失策といえるだろう。水のきれいさになれることも、この川では必要だ。
    下流を見ると、内山さんが次々とアユを抜き上げている。その飛び散るしずくは森の緑を映し、何だか夢を見ているように美しい。

    次々とアユを抜き上げる内山さん
    森の雫から生まれた妖精のような安居川のアユ。
    本流のアユには型も引きも若干劣るが、魚体の清麗な美しさは比類なし。このアユに魅せられて遠くから訪れる釣り客も少なくない
    安居川のアユ
    釣れるアユは放流主体で、魚影は濃い。釣れ始めると2連発、3連発と入れ掛かりになる。ただし小さい川にもかかわらず釣り人は意外に多く、アユのプレッシャーはきついので、静かな釣りを心掛ける
    • このコンテンツは、2015年7月の情報をもとに作成しております。
    ライター:世良 康
    写真:浦 壮一郎

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