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    【沖縄・本部半島の釣り旅】サンゴが広がる美ら海へ。南国のトロピカルフィッシングを満喫

    サンゴが広がる美ら海へ。南国のトロピカルフィッシングを満喫「沖縄・本部半島の釣り旅」
    SCENE 01
    エメラルドの海を望む豊穣の半島
    SCENE 02
    南国の王様、アオリイカを陸からねらう
    SCENE 03
    神様の住むビーチとフクギ並木を歩く
    SCENE 04
    釣れるほどに楽しいトロピカルフィッシュ
    SCENE 05
    那覇で知る琉球の栄華と庶民の味

    “エメラルドの海を望む豊穣の半島”

    南北に長い沖縄本島の北寄りにあって、東シナ海に飛び出すような形をしている本部(もとぶ)半島。
    辺りは沖縄が北山(ほくざん)、中山(ちゅうざん)、南山(なんざん)の3つに分かれていた時代、北山の中心地として栄えた場所だ。
    半島の周りには瀬底島、屋我地島、古宇利島など、本島から橋で渡れて観光地にもなっている島や、
    フェリーで渡る伊江島があり、一帯に美しいエメラルド色をした浅いサンゴの海が広がる。

    東京からのアクセスは、沖縄の玄関口である那覇空港までが直行便でおよそ2時間50分。
    そこからレンタカーに乗り継ぎ、およそ2時間のドライブ。

    那覇空港までの上空
    那覇空港までは、ANAの青い翼で、北海道の千歳空港からが約4時間、羽田からが約2時間50分、中部国際空港セントレア空港からが約2時間30分、関西国際空港からが約2時間。那覇空港から本部半島まではレンタカーが便利

    近年、このエリアを一躍有名にしたのが「海洋博公園・沖縄美ら海水族館」だ。
    魚類最大のジンベエザメが3尾も泳ぐ、容量7500m³の大水槽は特に有名。
    1975年(昭和50年)に本部町で開催された、沖縄国際海洋博覧会の会場にあった海洋生物園の施設を受け継ぎ、国営沖縄記念公園水族館としてオープンしたものが、沖縄本土復帰30周年に合わせた2002年(平成14年)11月にリニューアルオープンして現在の水族館となった。

    「海洋博公園・沖縄美ら海水族館」館内
    「美ら海」とは、沖縄の言葉で「美しく清らかな海」のこと。「黒潮の海」大水槽は、眺めているとまるで海に潜った気分
    「海洋博公園・沖縄美ら海水族館」外観
    ジンベエザメのほかにも、エイ類の最大種であるナンヨウマンタ、世界最長飼育記録を持つオオメジロザメなど、他の水族館では見られない珍しい展示が目白押しだ
    魚類最大のジンベエザメが3尾も泳ぐ、容量7500m³の大水槽

    本部半島を含む沖縄の沿岸は、全体的にサンゴ礁、干潟、砂浜などが組み合わさって構成されており、そこに育まれる海洋生態系は、例えばより南の太平洋の島々に比べてもはるかに豊かであるという。
    今回、本部の海でさまざまな魚たちに出会おうとやって来たのは有村実樹さん。
    女性ファッション誌やHonda CarsのCMなどで活躍するモデルの有村さんは、海釣りが休日のリフレッシュのひとつ。
    「仕事仲間と遊びに行く時も、魚が触れないとか、釣りはしなくていいから海にだけ行ってみたいと言うメンバーは参加禁止なんですよ(笑)。男性でも女性でも、本当に釣りがしてみたいというのが絶対条件なんです。沖縄ではどんな魚が釣れるのか、とても楽しみです」と期待に胸を膨らませた。

    緋寒桜(ヒカンザクラ)
    本部半島は日本一早いサクラ祭りが開催される場所でもある。
    1月、沖縄本島では北部から徐々に緋寒桜(ヒカンザクラ)が開花し、亜熱帯らしさ溢れる濃いピンク色の花を下向きに咲かせる
    モデルの有村実樹さん
    • このコンテンツは、2015年3月の情報をもとに作成しております。
    写真:津留崎 健

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