多彩なマリンアクティビティが楽しめる冬の宮崎県央サーフ

南北に長い海岸線を有する宮崎県。沿岸のほとんどは、太平洋の一部である日向灘に面していますが、その中でも県都宮崎市を含む中央部は「県央のサーフ」と呼ばれ、長大な砂浜が広がっています。一帯は日照時間が長く気候も温暖。プロスポーツチームがキャンプ地を置くことでも知られ、冬もさまざまな遊びを体験できます。

サーフィンもその一つ。ホテル滞在で楽しめる体験アクティビティなら、道具もすべてレンタルで気軽に挑戦できます。観光名所でもある青島に建つ「ANA ホリデイ・イン リゾート 宮崎」は、ホテル内にアクティビティセンターがあり、サーフィンのほかにも、ボディボード、スタンドアップパドルボートなどメニューは豊富。宮崎観光の拠点にもぴったりです。

また、この砂浜で冬に注目される遊びにサーフフィッシングがあります。サーフフィッシングとは、名前のとおり砂浜から楽しむ釣りのことです。主な釣り場は宮崎市の大淀川以北から新富町にかけての海岸部。さまざまな魚がねらえますが、近年、特に注目を集めているのがオオニベ釣りです。

オオニベは大きなものだと体長1.5m 、重さ30kgに達します。普段は深場にいる魚で、岸から釣られることはまずありませんでした。しかし近年、宮崎県央のサーフでは、晩秋から冬の厳寒期に、岸近くの浅瀬にオオニベが近づくことがわかってきたのです。

オオニベの釣り方はルアーフィッシングです。バイブレーションという震えるように動くタイプのルアーが好まれ、ほかに小魚を模したミノーも有効です。オオニベは宮崎県以外ではほとんど釣れず、だからこそ多くの釣り人にとって憧れの対象魚となっています。そのほか、宮崎県央のサーフでは、釣り人に人気があるヒラメ、マゴチ、ヒラスズキなどもねらうことができます。

宮崎県はグルメも豊富です。サーフの釣り場からもう少し北へ足をのばすとアクセスできる都農町は、今、世界のファンからも注目されている国産ワインの産地。宮崎平野を一望する丘の上に「都農ワイナリー」があり、地元産ブドウを100％使用したワイン造りに取り組んでいて、敷地内にはカフェやベーカリーもあります。

決して大きくない生産規模ながら、イギリスのワイン専門書では「最もエキサイティングなワイン100選」に選出。複数のコンクールでも受賞を重ねており、著名なソムリエも高く評価する国産ワインはお土産にもぴったりです。

さらに県都の宮崎市内には、県産の多彩な食材を味わえる居酒屋やレストランが数多くあります。宮崎が発祥といわれる「鶏の炭火焼」や「チキン南蛮」を本場で味わったり、「冷や汁」などの庶民的な郷土料理を見つけて食べるのも楽しい時間です。お店探しには、マイルも使えて便利な「ANAグルメマイル」がおすすめ。「厨 日向屋」など人気のお店もチェックできます。

現地で食べきれなかったものは、旅行の楽しさを思い起こしながら「ANAのふるさと納税」で探してみるのもよいでしょう。大らかな自然に遊びグルメも堪能できる冬の宮崎。ぜひ旅に出て、思い出に残る体験をしてみてください。

協力：つり人社