実績のあるマグロ釣り場
※2021年8月現在、日本の全海域でクロマグロの遊漁が禁止されています(太平洋広域漁業調整員会による指示/R3.8.21~R4.5.31)。指示が解除されるまでクロマグロの釣りはできないので注意してください。また、期間後も最新の情報を確認のうえその指示に従ってください。
詳しくは水産庁ホームページをご確認ください。
クロマグロを対象とする遊漁者・遊漁船業者の皆様へ:水産庁
沖縄本島の西、約100kmに位置する久米島。沖縄の中では本島、西表島、石垣島、宮古島に次ぐ5番目に大きな島で、島全体が県立自然公園に指定されている。自然の美しさには定評があり、黒潮に近いこの島は県内でも有数の魚影が多い島として知られる。
久米島の代表的な釣りといえば、何といってもパヤオ(海面に浮かべる人工の漁礁)周りのマグロ釣り。久米島は沖縄の中でもいち早く一般の釣り人にパヤオを開放した実績があり、全国的にもマグロ釣りのメッカとして知られるようになった。
近年は沖縄本島の各地でもマグロ釣りが楽しめるようになったが、マグロの多さはやはり比べ物にならない。また、久米島のマグロ釣りは大型に出会える可能性も高い。
現在、久米島近海にはパヤオが7~11基あり(台風で流されたりして数は変わる)、そのすべてが一般の釣りに開放されている。主に釣れるマグロはキハダで、他にはビンナガ(トンボマグロ)やメバチも釣れる。5~6月にかけては300kgを超すクロマグロも釣れていて、マグロ以外にもカジキ等の大ものがねらえる。パヤオを案内する遊漁船の数も多く、釣り人のニーズに合わせたサービスをしてくれる。沖縄本島からそれほど遠くないエリアでマグロに出会いたかったら、迷わず久米島をおすすめしたい。
パヤオ以外の釣り
パヤオ以外の沖釣りも、大小さまざまなターゲットを相手に楽しむことができる。沖縄の県魚で食べても美味しいグルクンは入れ食いで、大ものねらいならロウニンアジ(GT)やイソマグロ、カンパチ、ハタ等が釣れる。深海釣りではハマダイやアオダイ等がよく釣れる。主なポイントはスーガマ、久米島空港沖、トンバーラ岩周辺などだ。
陸からの釣りは、久米島は沖縄本島と同様にサンゴのリーフに囲まれ、遠浅なポイントが多いため、比較的水深がある港や漁港周辺がポイント。夏場はハマフエフキをはじめ、ロウニンアジやオニヒラアジ、時に50kgオーバーのハタなどが釣れることがある。冬場に向けてはアオリイカやチヌ等が主な対象魚だ。その他にも、海に立ち込めばリーフ周辺ではイスズミやブダイ等の色とりどりの磯魚が釣れる。その際は、潮の干満に注意して、潮が上げてきたら引き返すようにして釣りを楽しみたい。
旅先としての魅力
久米島は観光協会をはじめ、島全体が島外・県外からの観光客の受け入れに熱心でもある。リゾートホテルや民宿も充実しており、島内のリゾートホテルはいずれもアレルギーフリーの食事もオールシーズン用意している。10月でも平均気温は25℃で秋冬のリゾート地としても好適。遅い夏休み、秋休みの行き先にもうってつけだ。
黒潮が近い久米島近海は種類を問わず魚影が多い。マグロのほかにも大小のハタ、フエフキ、グルクンなどがねらえる。いずれの魚も食べても美味しい
この釣り場へのアクセス
那覇空港から那覇泊港へ移動。久米島兼城港まで「フェリー琉球」もしくは「ニューくめしま」の船便が1日2便(月曜日は1便)就航している。
釣り場情報
〈久米島/マグロ、グルクン、GT、ハタ〉
※2021年8月現在、日本の全海域でクロマグロの遊漁が禁止されています(太平洋広域漁業調整員会による指示/R3.8.21~R4.5.31)。指示が解除されるまでクロマグロの釣りはできないので注意してください。また、期間後も最新の情報を確認のうえその指示に従ってください。
詳しくは水産庁ホームページをご確認ください。
クロマグロを対象とする遊漁者・遊漁船業者の皆様へ:水産庁
シーズン | マグロ(3~12月。10kg以下なら通年)、グルクン(春~秋)、GT(春~夏)、ハタ(春~秋) |
問合先 | ホテルガーデンヒルズ(船宿兼ホテル。http://www.gardenhills.jp/)、 |
- 釣り場情報は2015年10月現在のものです。