この記事では鈴木誠さんの解説をベースにワカサギ釣りの基本をまとめました。鈴木さんは神奈川県相模湖をホームフィールドにするワカサギ釣りの名手でボートでの釣りを毎年楽しんでいます。
「ボートのワカサギ釣り」入門
ワカサギの魅力
普通に100尾以上釣れる!? ワカサギは釣り入門にぴったり!
ワカサギは全長15cmの小さな魚だ。群れる習性があるためたくさん釣りやすく、なおかつ空揚げやフライ、天ぷらで非常に美味しく食べられることから釣りの対象魚として大人気。釣りが初めての人でも簡単に釣れる半面、技や道具にこだわれば上達を実感しやすい奥行きのある釣りでもあり、入門者から大ベテランまで幅広い層から愛されている。
ワカサギ釣りを楽しめる場所は全国の湖沼やダム湖。移植・放流によって多くの湖に広まっている。1日100尾釣れることは普通で、1000尾という釣果も珍しくない。アタリが出る瞬間は釣り人にとって最も幸せな時間。それを100回以上味わえる釣りなのだ。
ワカサギ釣りは大きく分けて3つのスタイルで楽しむことができる。ドーム船(もしくは屋形船)や氷上、そして今回紹介するボート釣りだ。船にひとりで乗って広い湖に漕ぎ出すので、密とはかけ離れた空間でワカサギとの対話に没頭することができる。ベストシーズンは晩夏から秋。多少釣れにくくはなるが真冬も楽しめる。
- このコンテンツは、2020年9月の情報をもとに作成しております。