ふらっと気軽に海釣り体験
瀬戸内海に浮かぶ最大の島=淡路島。大阪、神戸からのアクセスも身近であり、かつ自然の実り豊かなレジャーアイランド。
その淡路島の南端に位置する南あわじ市の、周りを山と海に囲まれた波静かな湾内に浮かぶ巨大な海上釣り堀が淡路じゃのひれフィッシングパーク。鳴門海峡大橋を臨む大自然の開放的なロケーションに、ただただ癒される。
ここで初心者、ファミリーに特に人気なのが「ファミリーコース」。魅力は何より、ふらっと手ぶらで立ち寄っても気軽に釣りが楽しめるところ。イケスには常時マダイが多数放流されており、1人3尾まで釣って、釣った魚はすべて持ち帰ることができる。
釣りに必要な道具やエサはもちろん現地ですべて調達OK。受付時にスタッフが使い方を教えてくれるから、初めての人でも簡単にマダイのダイナミックな引きを体感できる。
エサは、ダンゴにした練りエサ。初心者、子どもも難なく簡単に扱うことができる。
サオには糸とハリがあらかじめセットされていて、後はエサを丸めてハリに付け、イケスに投入すれば、あとは魚のアプローチを待つだけ。
仕掛けを投入してドキドキしながら待っていると、サオ先にコン、コンと、エサを突くマダイのアタリ。焦る気持ちは少し抑えて、この小さなアタリはアワせずに辛抱。マダイがエサをしっかりと口に入れるのを見計らう。
数秒後、グウウッと…押さえ込むような重みがサオ先と、手もとに来た。その瞬間に素早くサオを上げてハリが魚の口もとにしっかり掛かるよう、アワセを決める。
ゴンゴンゴンッと、想像より遥かに力強く生命感溢れるマダイの引き。魚との真剣勝負には大人も子どももとにかく夢中になってしまう。
水面に浮かんだ魚をタモに入れる。目の上に鮮やかなブルーのアイシャドウが入った美しいマダイが釣れた。
釣った魚はその場で調理
無事3尾のマダイを釣り上げたら、道具を片付け、釣った魚を入れたスカリを受付のスタッフのところへ持っていくのが、ここでの最終工程。
魚の入ったスカリをスタッフに手渡すと、美味しく持ち帰れるように、その場で魚を締めてくれる。希望次第で3枚卸しや刺身用の柵に調理してもらい、真空パックで持ち帰ることもできる(調理は有料)。
さらにここでは、釣った魚を併設のレストランで調理してもらって食べることもできるし、バーベキュー場で焼いて食べることも可能だ。
さまざまなアウトドア&レジャー
淡路じゃのひれフィッシングパークは、釣り堀だけでなく、実は併設されているさまざまなアウトドア体験施設、リゾート施設の充実ぶりが凄い。
イルカとふれあえるドルフィンファーム、乗馬体験、シーカヤックやSUP(サップ)体験にバーベキュー、オートキャンプ場etc……。
とにかくありとあらゆるアウトドア体験が用意されていて、正直1日や2日では遊びきれないほどの充実ぶり……。家族や友達同士で特別な大自然のアウトドア&レジャーをゆっくりと充分に満喫したい。
この釣り場へのアクセス
徳島空港からレンタカーで約40分
神戸空港からレンタカーで約1時間半
大阪(伊丹)空港からレンタカーで2時間弱
釣り場情報
〈淡路じゃのひれフィッシングパーク/マダイ・青物など〉
営業日 | 年中無休(荒天などによる休業あり) |
料金 |
ファミリーコース(3尾釣り上げる、または2時間で終了となるコース)は大人4,400円、子ども3,300円、レンタルザオ1,000円/本 |
問合先 | 淡路じゃのひれフィッシングパーク(https://janohire.co.jp/park/) |
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釣り場情報は2021年2月現在のものです。