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    掲載日:2021.04.26

    〜瀬戸内しまなみ海道〜のんびりまわるサイクリング(大三島)

    レンタサイクル サンライズ糸山

    神様の島で、聖なるパワーを充電する。

    大島・伯方島で食べまくった作道さんと渡辺さんは、大三島に渡りました。ここは神様の島と呼ばれ、瀬戸内海で源平合戦が繰り広げられたとき、源氏や平氏が参拝したという大山祇神社があることでも有名な島。後ほど行ってみましょうか。

    map

    有機栽培のリモンチェッロと、ここでしか買えないレモン雑貨

    自転車で走っていると、きらきらと気持ちの良い午後の光に包まれます。ちょっと小道を入ってみると、なんだかまたもや可愛いお店が。

    ガラッと開けると、そこには、レモン、レモン、レモン…。レモンの雑貨やアクセサリーが、これでもか!と並んでいます。

    「きゃー可愛い!」
    入るなり、テンションMAXになる作道さん。リモーネって書いてあったけど、レモンのお店なんでしょうか。
    「はい。夫婦でレモンを栽培して、リモンチェッロなどの飲み物を作っているんです。雑貨は私が好きで売っているんですけど」(リモーネオーナー山﨑知子さん)

    確かに、お店にはリモンチェッロやライムチェッロなどの飲み物が売られています。しかもこれは100%自家農園のオーガニックな素材で作っているのだとか。

    「国産のレモンで、有機農法で作っているリモンチェッロは珍しいと思います」
    聞けば、山崎さん夫妻も元は関東の方なのですが、「不便なところに憧れがあって」2008年にこちらに移住。有機JAS認定も取得しているというそのリモンチェッロ、スタッフがお土産に買って帰りましたが、確かにイタリアンのお店などで飲むリモンチェッロよりもとっても自然で素朴な味がしました。

    山﨑さん自らデザインしたレモン絞り器
    島や近隣の作家さんとコラボしている商品も

    一方、雑貨選びに夢中になっている作道さん。
    「こんなにレモンのグッズが揃っているなんて始めて見ました。しかも全部可愛い!」
    確かに、この品揃えはすごいです。これはどこから買い付けしているんですか? 「イタリアに行って買い付けているものもあるんですが、オリジナルもかなりあります。島の作家さんとコラボして作ったものとかも」
    これ、オリジナルなんですか? 可愛いものばかりなのは、山﨑さんのセンスがいいからなのでしょうか。
    「ただ好きなだけですよ。お酒造りの方もあるので、もう毎日大変で、倒れそうになってます(笑)」

    源氏や平家も祈った聖地で、自転車のお守りをゲットする。

    お土産を買い込み、女子ゴコロもすっかり満たした2人。では、日が暮れないうちに、大山祇神社で参拝しましょうか。
    大山祇神社。ここは、伊予国の一宮で、全国の山祇神社、三島神社の総本社。しまなみ海道の中でも有名なパワースポットです。かつては、源平をはじめとする多くの武将が武運を祈ったというこの神社には、国宝や重要文化財に指定された武具や甲冑の8割が納められていることでも知られています。その頃の武士たちは、ここのお守りを兜につけていたのだとか。

    「その流れで、ここにはヘルメットにつけるお守りがあるんです。私もつけています」
    と、作道さんが見せてくれたお守りは、とても小さくて、細長いヘルメットサイズ。なるほど。

    「ここはサイクリストの聖地って言われてますからね。私ももちろん何回も来ています」(渡邊)
    かつては戦場での安全を祈っていたこの神社、現在は交通安全や操業安全を願う人が多いのだそうです。サイクリストにとって嬉しいのは、とても広い自転車置き場があること。さすが「聖地」です。

    鳥居をくぐり、緑の中の広い道を通って本殿へ。すでに、なんだかすごくいい気が巡っている感じがします。ここの名物は、樹齢2600年の楠。天然記念物に指定されているご神木。2人と比べてみると、大きさがわかるでしょうか。

    これだけ大きなご神木ですが、木の周りを息を止めて3周すると願いが叶う、という言い伝えがあるそうです。肺活量のある方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。

    お参りを済ませ、なんだか清々しい気持ちになれた2人。さて、この後どうしましょうか?
    近くにスパ施設があったり、美味しそうな海鮮丼のお店があったりしますが…。
    「でもまだちょっと夕食には早いので、もう少し走りません?」(渡邊)
    まだ2人は疲れを癒す気分ではないみたいですね。

    そこで、2人が目指したのは、大三島の端の伊東豊雄建築ミュージアム。
    そう。世界的建築家・伊東豊雄さんの施設です。

    今治市伊東豊雄建築ミュージアム

    わあ。さすが、変わった建物ですね。このミュージアムでは、伊東さんが手がけている「新しいライフスタイルを大三島から考えるプロジェクト」の進行状況が展示されています。大三島でワインを作ったり、小学校をリノベーションしてホテルをつくったり、はたまた電動モビリティを作って環境に優しく、かつ暮らしやすい環境を作ったり、様々な角度から、この島の美しさや良さを生かしながら進化させていく様々な試みが同時進行していたのです。なんて素敵なプロジェクトでしょう。

    夢中でミュージアムを見ているうちに、日が暮れて来ました。外へ出ると、美しい夕日が。

    きれい!! 来た甲斐がありましたね。しばし夕陽を眺める2人。
    完全に暗くなって来たときに、渡邊さんがポツリ。

    「お腹すいた…」

    オススメは、特選海鮮丼

    そこで大山祇神社の近くまで戻り、喜船というお店へ。
    ここでのオススメは、特選海鮮丼。もちろん、それをいただきます!!

    近海で採れたお魚を、自家製のタレにさっとくぐらせた特選海鮮丼。
    「美味しいです。お魚がプリップリです」(渡邊)
    「ウニが甘くて美味しい! 私、ウニ好きなんですけど、これはかなり満足です」(作道)
    と口々に言う2人。
    「今治の魚は、身がしまっているんですよね。スーパーで買った魚まで美味しいと、県外の人がよく驚いています」(作道)
    荒海に揉まれて美味しくなった魚。一日のご褒美にふさわしいですね。

    今治タオル本店で、お土産を買って帰ろう。

    マーレ・グラッシア大三島の展望風呂

    ちなみに、2人のコースにはスケジュール的に入りませんでしたが、大山祇神社の近くにはスパ施設もあって、ここで汗を流していくサイクリストも多いそうです。神社→マーレ・グラッシア→喜船というコースも魅力的ですね。心も体も清められそうです。

    帰りは車にピックアップしてもらうか、まだまだ元気な方は、大三島に一泊して、翌日違うコースで帰るのも楽しいかもしれません。フェリーでお帰りの方は、最終便の時間が早めなので気をつけて。

    また、今治のおみやげを買うなら、やっぱり今治タオル、と言わせてください。本店は18:00までの営業なので、2人は翌日に寄って買い物しました。2019年3月には「imabari towel CAFE」もオープンして、今治の新名所としても人気の場所なのでぜひお立ち寄りくださいね。

    これにします!と作道さん。

    そんなわけで、ゆるゆるサイクリングと言いながら、結果的にけっこう時間をかけて巡ったしまなみ海道。でもこれはまだまだほんの一部にすぎません。とりあえず一度、今治に走りに来てみませんか?

    作道さん、渡邊さん、どうもおつかれさまでした。

    ※今回ご紹介した「ちょっとゆるめ」のしまなみ海道、地元のサイクリスト女子2人旅は、今治タオル工業組合様のホームページ「IMABARI LIFE 文・編集 こやま淳子さん 写真:井上佐由紀さん」で2018年に紹介された内容を抜粋して掲載しております。

    今治タオル工業組合様にはLPGAツアーメジャー初戦ANAインスピレーションでの最大の特徴、18番グリーンサイドの“ポピー池”に飛び込む優勝者が、ダイブ後に使用している「今治タオル製 バスローブ、バスタオル」を提供頂いております。

    サンライズ糸山

    住所:〒794-0001 愛媛県今治市砂場町2丁目8番1号
    電話番号:0898-41-3196

    大三島リモーネ

    住所:〒794-1404 愛媛県今治市上浦町瀬戸2342
    電話番号:0897-87-2131

    喜船

    住所:〒794-1304 愛媛県今治市大三島町宮浦9119-9
    電話番号:0897-82-0058

    今治市伊東豊雄建築ミュージアム

    住所:〒794-1308 愛媛県今治市大三島町浦戸2418
    電話番号:0897-74-7220

    マーレ・グラッシア大三島

    住所:〒794-1304 愛媛県今治市大三島町宮浦5902
    電話番号:0897-82-0100

    今治タオル 本店

    住所:〒794-0033 愛媛県今治市東門町5丁目14番3号
    電話番号:0898-34-3486

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