利用したフライト
- 往路
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11:00 羽田空港発(ANA395便)12:00 おいしい庄内空港着
- 復路
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17:45 おいしい庄内空港発(ANA400便)18:50 羽田空港着
2021年9月時点の運航スケジュール
INTRODUCTION ~はじめに~
「おいしい庄内空港の国内線は、ANAのみが離発着している空港になります。庄内は、海の幸も山の幸も、どこへ行っても食べものがとてもおいしいエリア。フライトでうかがう際は、いつも食べすぎてしまいます。今回はCAにも人気のスイーツ屋さんへもうかがえるので、楽しみです」
「庄内にお邪魔するのは初めてです。どんな素敵なスポットがあるのか、何が名物なのかなど、知らないことばかり。新たな出会いに今からワクワクしています。緒方CAに、お魚がおいしいと聞きました。私はお刺身に目がないので、どんなお食事がいただけるのかも、今から楽しみにしています」
【1日目】庄内といえば、酒田のラーメン
東京・羽田空港から約1時間のフライトで、「おいしい庄内空港」に到着。「おいしい」空港というネーミングからも、グルメへの期待が膨らみます。着いた時間がちょうどお昼どきだったため、さっそくランチへ。
山形県はなんと、8年連続で日本一ラーメンの消費量(外食)が多い県。県内各地に存在しているご当地ラーメンの中で、ここ庄内地方で親しまれているのが「酒田のラーメン」です。酒田のラーメンの特徴は、自家製麺率の高さと、昆布や煮干しなどの魚介で出汁を取った醤油味のスープ。今回行った三日月軒は、酒田のラーメンを代表する人気店です。
三日月軒の麺は、庄内産の小麦「ゆめちから」をブレンド。風味が良く、コシのある麺に仕上がっています。自慢のスープは、あごだし、煮干し、カツオなどから出汁を取った醤油味。あっさりとしていますがコクがあり、クセになるおいしさです。
三日月軒 緑ヶ丘店
- 住所:山形県酒田市緑ケ丘2-2-7
- 営業時間:11:00〜15:00/水曜休、ほか不定休
【1日目】開墾地で「鶴岡シルク」に触れる
車に揺られること45分弱。鶴岡市の「史跡 松ヶ岡開墾場」に到着です。松ヶ岡開墾場は今年、150年の節目を迎えたとのこと。戊辰戦争を戦い、敗れた旧庄内藩士3,000人が、当時の一大輸出品であった生糸の生産で国の近代化に貢献するため、刀を鍬に持ち替えて開拓したのがこの松ヶ岡開墾場だそうです。その面積はなんと、東京ドーム67個分。以後、松ヶ岡開墾場は日本最北限の絹産地として発展。現在は、養蚕から絹織物までの一貫工程が残る、貴重な場所としてスポットを浴びています。
大蚕室は5棟あり、そのうちの数棟がリノベーションされていて、博物館やショップになっています。今回は、鶴岡シルクの製品を購入できる「kibisoショップ」におじゃましました。
こちらで製造されたシルクは“サムライゆかり”の「鶴岡シルク」として、国内外問わず注目度が上がっているのだとか。100%純日本産という点はもちろんのこと、水質の良い鶴岡で育った蚕から取れる生糸はとてもクオリティが高く、“高品質”という点からも世界的に認められつつあるそうです。
キビソはボソボソとした質感なので織物の糸としては不向き。しかし、保湿力に優れ、紫外線吸収力、抗酸化作用などがあるため、スキンケア商品の成分などに活用されています。
kibisoショップでは、このキビソをそのまま使った絹製品や、キビソと他の繊維とを合わせて加工した糸で作られた製品を購入することができます。色とりどりのストールやバッグ、帽子、ネクタイ、傘、草履…など、所狭しと鶴岡シルクグッズが並んでいました。
「これまでシルクに対してあまり知識がなく『肌触りの良い、高級な素材』といったイメージでしたが、こんなに奥深いものとは知りませんでした。しかもシルクのマスクには、おしゃれでかわいらしいデザインのものもたくさんあるんですね」(緒方CA)
「インナーマスクを実際に着用してみましたが、長時間つけていても布に触れる部分が痛くなりませんでした。二重マスクになるので呼吸のしづらさが心配だったのですが、まったく問題なし。むしろ、普通のマスクよりも息苦しくないです。シルクのすごさを改めて実感しました」(山本CA)
kibisoショップ
- 住所:山形県鶴岡市羽黒町松ケ岡25 松ヶ岡開墾場2番蚕室
- TEL:0235-62-4295
- 営業時間:10:00〜16:00/月曜休
- ウェブサイト:kibisoショップ