8:50 秋田空港に到着
羽田空港を7:45に出発する便に搭乗し、1時間5分の空の旅を楽しんでいると、あっという間に秋田空港に到着。到着ロビーを出ると、さっそくナマハゲが出迎えてくれます。秋田を代表する名物との記念撮影をして、いざ秋田の夏旅スタートです。
日本海側沿いに縦に延びる秋田県を1泊2日で巡るなら、空港からレンタカーを借りて移動するのが便利。ANA提携のレンタカーを利用すれば、ANAのマイルを貯めることも使うこともでき、旅先でおトクにドライブを楽しめます。
秋田を代表する観光地・角館へは車で45分程度とアクセスも良好です。まずは角館を目指し、観光の前にランチを取ることに。日本三大うどんの一つと言われる、「稲庭うどん」をいただきます。
11:00 昼食は「稲庭うどん」の名店へ
訪れたのは、「お食事処ふきや」。こちらは、創業万延元年の稲庭うどんの老舗「佐藤養助商店」の稲庭うどんを、角館エリアで唯一味わえる一軒です。「佐藤養助商店」は、160年守り続けてきた伝統の技による、適度な歯ざわりとつるりとした食感とコシの稲庭うどんが評判。「ふきや」の店主が「佐藤養助商店」でうどん製造の研修を受け、店で提供することを公認してもらったのだとか。
運ばれてくると、絹糸のような美しい艶に思わず目を奪われます。ぐるりと弧を描いたような独特な盛り方も、「うどんの艶を引き立たせるため」なんだとか。うどんは干して乾麺にしているため、細麺ながらも食べるとしっかりとコシがあるのも稲庭うどんの特徴。冷やしていただくと、キュッと引き締まり、より一層その艶とコシを楽しめます。
つけだれは、「佐藤養助商店」のレシピで作る昆布や干し椎茸で出汁を取っためんつゆと、ごまだれの2種類を用意。つるっと喉越しがよくスルスルと食が進み、暑い夏にぴったりのランチになりました。
- お食事処ふきや
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住所:秋田県仙北市角館町小人町28
電話番号:0187-55-1414
営業時間:10:30〜15:00(営業時間は時期により異なる、要確認)/無休
お食事処ふきや
12:30 新緑の武家屋敷通りを散策
お腹を満たしたら、“みちのくの小京都”と称される角館を散策。歴史ある武家屋敷が建ち並び、黒塀を覆い茂るシダレザクラやモミの大木が、情緒溢れる町並みを作り出しています。
町内には約450本のシダレザクラがあり「桜のまち」として有名ですが、青々とした新緑が映える夏の角館も息をのむ美しさ。のんびり歩いているだけで、心が浄化されるような清々しい気分になります。
メインストリートの武家屋敷通りには、中を公開している屋敷も点在し、武家屋敷巡りを楽しむのが人気です。「青柳家」は、3,000坪もの広大な敷地を誇る、角館を代表する武家屋敷。広い庭には、600種類もの花や木が四季折々の表情を見せます。青柳家はもともと芦名氏譜代の侍でしたが、断絶後、佐竹北家の組下となった家柄です。
約200年前の建築のまま残る母屋をはじめ、武器蔵、解体新書記念館など6つの資料館があり、それぞれ趣の異なる展示で見応えたっぷり。東北の暮らしぶりを今に伝える秋田郷土館では、庭を眺めながらお抹茶をいただくこともできます。
- 角館歴史村・青柳家
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住所:秋田県仙北市角館町表町下丁3番地
電話番号:0187-54-3257
営業時間:夏期9:00〜17:00、冬期9:00〜16:30/無休
入村料:大人500円、中人300円、小人200円(すべて税込)
角館歴史村・青柳家