【旅なかグルメ】大地の恵みいっぱいの野菜レストラン

訪ねた先で出会うグルメの楽しみは、旅の醍醐味でもあります。とくに、丹精込めて作られた野菜は、まるで大地のエネルギーを湛えているかのように味わい深く、私たちに新しい発見を与えてくれることもあります。訪れた人だけが出会えるのは、旨みも甘みもぎっしり詰まった旬な野菜たち。畑からフレッシュなうちにテーブルへと並べられた野菜をいただき、実りのパワーを体へチャージする旅へでかけてみませんか。

「野菜がおいしい」という看板を掲げ、日本各地から取り寄せた旬な野菜や、地元信州の食材を使った料理とワインを開放感たっぷりのテラスでもいただけるレストラン。自らもベジタリアンである料理長が、全国の契約農家から厳選した野菜をその季節によって一番美味しく食べられる方法を選んで料理します。蓼科牛のコースやランチの軽井沢カレーは、色鮮やかな季節の野菜をふんだんに使い、その味の濃さや甘さに驚くお客様も多く、家ではニンジンが苦手な子供でもペロリと食べてしまうのだとか。

「植物性食品しか使わないベジカレーなど、ベジタリアンやヴィーガンの方も楽しめるメニューをご用意しています。お肉好きにも野菜好きにも、きっと満足していただけるはずです」（マネージャー 伊藤緒美さん）

ドアを開けると、優しい色の木製ソファーやテーブルに囲まれたオリーブの木が出迎え、阪急西宮北口駅の南側すぐのビル内にありながら、繁華街にあることを忘れるレストラン。有機農法に魅せられた創業者が地元兵庫の若い就農者とともに野菜の販売から始め、さらに料理人を通して野菜の作り手の努力や美味しさを伝えたいと2011年にオープンしました。兵庫の野菜の栄養やうまみを余すことなく堪能できる、野菜を煮込んだブイヨンを使い、さらにストウブ鍋で蒸し煮にした「季節野菜のバリグール風」などが人気です。六甲山系の水が育んだ野菜を、季節の風を感じながらテラス席でも味わうことができます。

「兵庫県は生産者の顔が見える流通を心がけている地域。私たちが農家さんをよく知っているからこそ、人や野菜の裏側にあるストーリーが味となり、料理に彩りを与えます。兵庫の食材は地元で消費されることが多いので、ぜひ地産地消の魅力を発見・再発見しにいらしてください」（オーナー 光岡大介さん）

野菜ソムリエと日本酒ソムリエの資格を持つ店主が、地元の千葉県匝瑳市から直送した野菜の「栄養をしっかり残した料理」でもてなしてくれる店。ランチの人気メニューは、うまみの強い匝瑳の親鳥肉の出汁と、キャベツの芯や人参のヘタも余すことなく使い、玉ねぎも皮ごと丸煮にした出汁を合わせた「野菜出汁ラーメン」。夜は、しっかり野菜の存在を舌で感じられるトマトソースが自慢のロールキャベツなどを、十四代や花浴陽などの名酒とともにいただけます。

「お客様には野菜の栄養をできる限り残した料理で『体』を元気に、楽しい接客で『心』を元気にして帰っていただきます。記憶に残るお店になれるよう日々頑張っておりますので、ぜひご来店ください」（店主 佐久間大地さん）

採れたて野菜が自慢のレストランでは、作り手や料理人の努力やこだわりが、テーブルへと運ばれる料理の味わいをさらに深いものにしてくれます。ANAの「グルメマイル」掲載店舗ならマイルも貯まるから、ANAマイレージクラブ会員にとってはさらに嬉しいのです。あなたもANAの「グルメマイル」で、素敵な味を探してみませんか？