
白米の上に乗せるだけで、たちまちごちそうになる「ごはんのお供」。お気に入りが見つかると、毎日のごはんがより待ち遠しくなりますよね。そこで今回は、瓶詰め、ふりかけ、珍味など、地方に眠る珍しい逸品や見た目から飯テロ級の垂涎(すいぜん)モノまで、ご当地自慢の「ごはんのお供」をご紹介。これまで1,500種類以上を食べてきた「おかわりJAPAN」代表の長船クニヒコさんに、ぜひ食べて欲しい厳選6品をお聞きしました。
牛タンラー油(宮城県)

宮城県仙台市にある牛タン専門店「陣中」が販売する「牛タンラー油」。「皆様においしく牛タンを食べてもらえるように」という、和食の料理人でもある陣中の社長の思いが「具の9割が牛タン」という商品開発に繋がっています。
おいしさのヒミツは、ごま油とガーリック。和食の料理人が監修したオリジナルの調味油に、じっくり甘辛く煮込んだ牛タンを丁寧に合わせて仕上げています。アツアツごはんにのせると、フワッと鼻に突き抜けるごま油とガーリックの香りが食欲を掻き立てます。

「食べるラー油系のごはんのお供では、油がたっぷり具材は少ないという商品もたまに見かけますが、こちらは商品名で“具の9割牛タン”と謳っているように中身はほぼ具です。商品の牛タンのうま味と特製ラー油のピリ辛さでご飯が止まりません」(長船さん)

「残ったラー油ダレにも牛タンのうま味がでているので、そのままごはんにかけてもおいしいですよ」と、長船さん。仙台のお土産の新定番としても注目を集めるごはんのお供です。
陣中
青唐辛子明太子(福岡県)

福岡で圧倒的な人気を誇るごはんのお供といえば明太子。通常、辛子明太子の製造には赤唐辛子を使用しますが、こちらはなんと青唐辛子を使用したものです。たらこは、グレードの高い生すけそうだら卵巣の真子だけを厳選。カットした生の青唐辛子を1日漬け込んだ自社製の調味液に、たらこを72時間漬け込み辛みと風味を出しています。素材と製造にとことんこだわった逸品です。

「赤唐辛子とはひとあじ違う、青唐辛子特有の爽やかなピリリとした辛さがあとを引きます。辛みだけでなく、明太子そのもののおいしさも感じられ、ほどよい塩味とプチプチ食感を楽しめます。ごはんはもちろん、マヨネーズと和えて野菜にディップして食べるのもお気に入りです」(長船さん)

内容量たっぷりの徳用サイズは、大きさや形は不揃いですが味は一級品。ほどよいしょっぱさが、晩酌のアテや〆ごはんにも最適です。
楢﨑商店
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いか昆布(兵庫県)

発売30年目を迎える澤田食品のロングセラー商品「いか昆布」は、なんと「ふりかけグランプリ®」で2年連続金賞を受賞した、“日本一のふりかけ”と呼ばれる逸品です。
「ごはんと一緒に頬張ると、イカの甘みと昆布の旨味、そこにごまの香ばしさや青さのりの磯の香りなどが口いっぱいに広がります。イカも昆布も噛めばさらにうま味が引き出される食材。いか昆布とご飯を咀嚼するたびに、おいしさが増し増しになります」(長船さん)

お米の湯気でひらひらと踊る薄くスライスされたイカも、このふりかけの特徴の一つ。口当たりが良くなるように、イカを限りなく薄くスライスすることにこだわり、特注の専用機械が完成するまで丸2年を費やしたのだとか。
「いか昆布は、ごはんの上に盛ったときに薄くスライスしたイカがふわっと立ちます。そして熱々のごはんに乗せることで甘い香りがふわっと漂います。味覚と嗅覚だけで、これほど楽しめるふりかけはそうそうありません」(長船さん)

30年間支持され続ける実力の味を、ぜひお試しあれ。
澤田食品株式会社
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