羽田空港到着。まずは第2ターミナルの見どころをチェック
ANAの飛行機は羽田空港の第2ターミナルに到着します。第2ターミナルは地下1階から地上5階の6フロアからなり、飲食店やお土産などが買えるショップはもちろん、リラクゼーションサロンや展望デッキなどと施設が充実。搭乗前後の時間を楽しむことができます。
到着したらまずは5階にある屋内展望フロア「FLIGHT DECK TOKYO」へ行ってみましょう。目の前に飛行機を望む絶好のビュースポットとなっています。
屋内なので天候に左右されないのもうれしいところ。一年中、快適な環境で飛行機を見ることができます。フロアの左右には屋外展望デッキが延びています。飛行機のエンジン音などが大きく聞こえるので、臨場感を感じたいならやはり外がおすすめ。夜になると足元にちりばめられたLEDライトが、まるで飛行機の誘導灯のようにロマンティックにデッキを彩ります。
羽田空港からモノレールや電車で各地に向かうなら地下1階へ。電車に乗る前に「ANA FESTA 羽田B1 フロアギフト店」をのぞいてみましょう。こちらは8月27日にリニューアルオープンしたばかり。全国32空港の空港売店「ANA FESTA」で扱う人気商品をセレクトし、さらに日本の離島の逸品を集めています。なかなか思うように旅に出られない昨今ですが、ここなら日本各地の名産を手にとることができます。
また一角にある「ANA FESTA GO」は、羽田の「ANA FESTA」で人気の高いアイテムを100種類ほど揃えた無人決済店舗です。東京土産ならぜひこちらへ。
ANA FESTA GO
- 住所:東京国際空港第2旅客ターミナルビルB1
- TEL:なし
- 営業時間:8:00~20:00(定休日)なし
- ウェブサイト:ANA FESTA GO
品川から足を延ばしてウォーターフロントへ
羽田空港から京急線に乗ると、最速14分で品川駅に到着します。品川駅は京急のほか山手線や東海道線、京浜東北線などのJR各線や東海道新幹線が乗り入れ、1日28万人(2019年)もの人々が利用する巨大ターミナル駅。西側の高輪口を出ると、品川プリンスホテルなどのシティホテルが並んでいます。さらに西の丘陵地帯は、古くは武家屋敷が、明治以降は皇族や財界の著名人が住む住宅地として発展したエリア。今でも都内有数の高級住宅地として、閑静な雰囲気に包まれています。東側の港南口は、戦前は工場や倉庫が建ち並ぶ埋立地でしたが、2003年、東海道新幹線の開通で急速に再開発が進みました。現在は高層ビルが林立するビジネスエリアとなっています。駅の周辺には、リーズナブルなビジネスホテルから高級ホテルまで、さまざまな宿泊施設が揃っています。
品川に宿をとったら、少し足を延ばして天王洲アイルまでお散歩してみてはいかがでしょうか。天王洲アイルは、江戸時代末、異国船からの防衛のために築かれた第四台場をもとに発展した埋め立て地です。かつては倉庫街でしたが、現在は古い倉庫をリノベーションした洒落たカフェやレストランが並ぶウォーターフロントシティに。アート関連のイベントも催され、週末には家族連れやカップルで賑わう人気エリアとなっています。
品川駅から天王洲アイルまでは徒歩15分ほど。運河にかけられたふれあい橋にさしかかると、川の向こうに「T.Y.HARBOR」が見えてきます。
こちらは1997年にオープンしたブルワリー併設のレストラン。運河に面した広々としたテラス、高い天井が印象的なダイニングエリア、気軽に立ち寄れるバーエリアと異なる表情を持ち、デートにはもちろん、家族連れや会食など、さまざまな人々が食事を楽しみに訪れます。
「T.Y.HARBOR」を訪れたら自家製ビールを飲むのを忘れずに。ホップの苦味とフルーティーな香りが絶妙なペールエールや、柔らかな口当たりが特徴のウィートエール、パワフルな苦味が心地良いIPAなどの定番ビールのほか、季節限定のビールもあります。ボリュームたっぷりの西海岸風の料理とともに楽しむことができます。
T.Y.HARBOR
- 住所:東京都品川区東品川2-1-3
- TEL:03-5479-4555
- 営業時間:【ランチ】11:30~15:00(L.O.14:00)、土・日曜、祝日は~16:00(L.O.15:00)、【ディナー】17:30~23:00(L.O.22:00)、【クラフトビアバー】11:30~23:00(L.O.22:00)、土・日曜、祝日は11:00~/(定休日)なし
- ウェブサイト:T.Y.HARBOR
「T.Y.HARBOR」の前の通りは「ボンドストリート」と呼ばれています。昔この場所が外国から輸入した貨物を一時保留しておく保税地域(bonded area)であったことに由来しています。今ではショップやギャラリー、ウォールアートが彩るお洒落な通りになっています。
通りは全長200mほど。中ほどには新進気鋭のアーティストたちの作品を展示するギャラリー兼カフェ「WHAT CAFE」があり、お茶を飲んだりアートを鑑賞することができます。
次世代の才能あふれるアーティストの作品との、運命の出会いが待っているかもしれません。気に入った作品は購入することもできます。
WHAT CAFE
- 住所:東京都品川区東品川2-1-11
- TEL:なし
- 営業時間:11:00~18:00(L.O.17:30)(定休日)不定休
- 料金:入場無料
- ウェブサイト:WHAT CAFE
「WHAT CAFE」を運営するのはアートや映像・音楽、ワインなどの保管事業を行う寺田倉庫。1950年に天王洲で創業し、近年は地域の活性化に力をいれています。現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT MUSEUM」でさまざまな展覧会を開催するほか、寺田倉庫G1ビルでは、2021年12月5日まで「バンクシーって誰?展」を開催。ストリートを舞台に創作を続けるバンクシーですが、その作品が倉庫内に街並みごとリアルに再現されています。今最も話題を集めるアーティストの世界を体感できる貴重な機会です。
「バンクシーって誰?」展
- 開催場所:寺田倉庫G1ビル
- 住所:東京都品川区東品川2-6-4
- TEL:050-5542-8600
- 開館時間:11:00~20:00、金・土・祝日前日は~21:00、土・日曜、祝日は日時指定券が必要
- 休館日:10月5日、10月12日、10月19日
- 料金:【一般】平日2,000円(税込)、土・日曜、祝日2,200円(税込)、【大学・高校生】平日1,800円(税込)、土・日曜、祝日2,000円(税込)、【中学・小学生】平日1,300円(税込)、土・日曜、祝日1,500円(税込)
- ウェブサイト:「バンクシーって誰?展」
ボンドストリートから運河の方へ進むと、ウッドデッキが敷かれたスペース「ボードウォーク」があります。気持ちいい風に吹かれながら運河沿いを散策していると、なにやら水上に浮かぶ色鮮やかな建物が。
こちらは、水の街アムステルダムのハウスボートをイメージして造られた水上ホテル「PETALS TOKYO」。全部で4つの客室からなりそれぞれに内装が異なります。カラフルな外観とは打って変わって、室内はシックで落ち着いた印象です。
ここに泊まれば、刻一刻と姿を変える運河をいつでも好きなだけ眺めることができます。少し特別な日に滞在したいとっておきのホテルです。
PETALS TOKYO
- 住所:東京都品川区東品川2-1 T-LOTUS
- TEL:050-5491-2681
- ウェブサイト:PETALS TOKYO
もうひとつ、運河ならではの楽しみ方をご紹介しましょう。それがウォータータクシー。
全長7m、最大8人乗りの黄色の小型ボートは、まるでニューヨークのタクシーのよう。コンパクトなボディで、狭い運河や河川の走行もお手の物です。15分単位でチャーターできるので、タクシーのように移動に使ったり、プライベートクルージングに使ったり、自由に東京の水上散策を楽しむことができます。
TOKYO WATER TAXI
- TEL:03-6673-2528(11:00~19:00、月曜定休)
- 営業時間:要問い合わせ/(定休日)月曜
- ウェブサイト:TOKYO WATER TAXI
天王洲アイルでのひとときを楽しんだら再びふれあい橋へ。陽が落ちると運河に灯りが反射して美しく輝きます。
羽田空港から直接天王洲アイルへ訪れるなら、東京モノレールに乗って「天王洲アイル」駅で下車すればすぐです。開放的な水辺の空間とアーティスティックな雰囲気を満喫できるエリアの滞在を満喫してみては?
レストラン選びに迷ったら「ANA GOURMET MILE」でお店を探してみてはいかがでしょうか。「ANA GOURMET MILE」はネット予約、カード提示、ANAカードの決済でマイルが貯まるお得なサービス。今回紹介した「T.Y.HARBOR」でのお食事も、「ANA GOURMET MILE」から予約すればマイルが貯まります。