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    掲載日:2021.11.02

    【函館空港】の新定番お土産をANA職員がおすすめ。今、知っておきたいレアなお土産3選

    北海道の空の玄関口「函館空港」で働く、函館生まれ・函館育ちのANAスタッフが厳選した「今、知っておきたい土産品」の“新定番”を厳選してお届けします。お土産はもちろん、贈り物にもピッタリの名品ばかり。函館空港に足を運ぶ際は、お土産リストに記載してから出かけましょう。

    四角い見た目に驚く「箱館二十間坂ばうむ」

    風味の違う2層の生地を丁寧に焼き上げたバウムクーヘン

    函館空港で販売されている数々のお土産品の中から新定番として注目すべき商品を案内するのは、函館空港で働く金曽奈央(かねそ・なお)さん。
    子供の頃から美味しい海産物をたくさん食べて育ったという、生粋の函館っ子です。

    そんな金曽さんがおすすめする1品目は、北海道上磯郡木古内町で人気のパン&スイーツ店「北島製パン株式会社」が丹精込めて作りあげた、「箱館二十間坂(はこだてにじゅっけんざか)ばうむ」972円(税込)です。

    バウムクーヘンといえば、円柱状に焼き上げられたものがメジャーですが、こちらは職人の手で2時間以上かけ一層一層生地を丁寧に伸ばして焼き上げる、レンガのような均整の取れたスタイルが個性的。
    ちなみに四角く焼き上げる理由は、函館の観光名所であり、函館山から函館朝市へと通じる「二十間坂」の石畳をモチーフにしているためなのだとか。
    小麦粉やバター、卵など主たる原料はすべて北海道産を使用。
    函館の風土や歴史をまるごと味わえる一品として人気を集めています。

    「しっかりとした甘みのメイプルシロップ風味の生地と、バターをたっぷりと使ったコクと甘みのある生地の二層になっていてとても美味しく、コーヒーによく合います。木箱に入っているので高級感があり、贈り物にするととても喜ばれます」と金曽さん。

    食べやすく分けやすい個包装タイプの「ばうむ」も発売中

    先に紹介した木箱入りのほか、食べやすい小さめサイズのバウムが入った「箱館二十間坂ばうむ 5個入り」1,080円(税込)もあり。
    こちらはホワイトチョコレートがかかっていて、男性ファンも多いとのこと。

    ポルックスには、花畑牧場やHORIなど北海道の人気土産がずらり

    いずれのタイプも函館空港内の売店「ポルックス」で販売中。
    お好みの「ばうむ」を、ぜひ手に入れてみてください。

    スポット情報(1)

    • 名称:北島製パン(スイーツギャラリー)
    • 直営店住所:北海道上磯郡木古内町字木古内192-4
    • TEL:01392-2-2200
    • ウェブサイト:北島製パン

    令和3年春に発売された地酒「郷宝」

    美しいブルーのラベルが人気の「郷宝 純米」2,090円(720ml/税込)。スッキリとした“淡麗旨口”の味わいが特徴

    2021年春に生まれた道南の地酒「郷宝(ごっほう)」は、この地域に35年ぶりに生まれた新しい酒蔵「箱館醸蔵」が生み出した地酒です。
    「実は私、あまり日本酒が得意じゃなくて…」と話す金曽さんですが、フルーティーでワインのような深みがあり、ひとくち飲んだだけでファンになってしまったのだとか。

    「本当に美味しくて飲みやすい日本酒です。まさか北海道にこんなに美味しい日本酒が生まれるなんて!と嬉しい気持ちでいっぱいになりました。『吟風(ぎんぷう)』と『彗星(すいせい)』という北海道で育った酒造好適米が使われているのですが、淡麗なのに旨味がしっかり感じられる味わいで、塩辛や松前漬けにピッタリ。 ぜひ、全国の皆さんにも飲んでいただきたいです。2022年の春には新酒が出るとのことで、今から楽しみでしかたありません。こんな美味しいお酒が職場で買えるなんて、ラッキーです」と金曽さん。

    2022年春に発売予定の「郷宝 純米大吟醸」(価格未定)は、売り切れ必須の1本

    「箱館醸蔵」は函館市に隣接する七飯(ななえ)町で、100年以上に渡ってお酒の小売り業を営んできた富原商店が前身。
    米、水、冷涼な気候と、酒造りに欠かせない要素が揃っているのにこのエリアに醸造所が無かったため、他の地域の蔵に委託して造った酒を「地酒」として販売していましたが、地の水で、地の空気で、七飯という地で醸した“本当の地酒”が欲しい!という強い想いからプロジェクトを立ち上げ、地元の有志を集めて酒造りに挑んだといいます。

    函館という異国情緒あふれる街を代表とする“美食のまち道南”のイメージを表したというラベルがとてもおしゃれで、日本酒に馴染みが薄い若い女性からも注目を集めている「郷宝」。
    想定以上に人気が出たため蔵元にもほぼ在庫が無いとのこと。

    函館空港の売店「ポルックス」で見かけたら、迷わず手に取ることをおすすめします。
    (ポルックスでは、全国への発送も行っています)

    スポット情報(2)

    • 名称:箱館醸蔵
    • 本社住所:北海道亀田郡七飯町大中山1-2-3
    • TEL:0138-65-5599
    • ウェブサイト:箱館醸蔵

    郷宝の酒粕入り「大人の塩辛 みそいかす」

    「郷宝」の酒粕を使用して作られた「大人の塩辛 みそいかす」

    最後にご紹介するのは、先に紹介した「郷宝」の酒粕を使用して作られた「大人の塩辛 みそいかす」450円(100g/税込)。
    令和3年の7月に七飯町のメーカー「たかせ」から発売されたばかりなのですが、お酒にもごはんにも合う一品として人気を集めています。

    35年ぶりに誕生した「箱館醸蔵」の酒粕を使って何か出来ないか…そう考え「たかせ」の人気商品であるみそ味のイカの塩辛に郷宝の酒粕をプラス。
    みそ味の塩辛自体が珍しいものですが、発酵食品である味噌に同じく発酵食品である酒粕を加えることでコクと風味、そして旨味がアップ。
    臭みのないマイルドな塩辛が生まれました。

    「とにかく酒粕の甘さが塩辛に合うんです。味噌のおかげか塩辛特有の生臭さがなく、お子様でも美味しく食べられると思います。キュウリに付けたり、冷奴に載せたりしていただいても美味しいですが、クラッカーやパンとの相性も抜群。和食、洋食、どちらでも楽しめる、ふり幅の大きい塩辛です」と、金曽さんも大絶賛。

    大人の塩辛シリーズ第1弾「みそワイン」
    大人の塩辛シリーズ第2弾「みそ辛ラー油」
    大人の塩辛シリーズ第3弾「ねぎみそいか」

    ちなみにこの「大人の塩辛」はシリーズになっていて、今回の「みそいかす」は第4弾。
    「はこだてわいん」との共同企画で誕生し、熱処理でアルコールを飛ばした赤ワインを使った「大人の塩辛 みそワイン」450円(100g/税込)、西洋りんご発祥の地である七飯町で作られたりんご果汁を隠し味で使ったラー油を混ぜ込んだ「大人の塩辛 みそ辛ラー油」450円(100g/税込)、そして七飯町産の長ネギを乾燥させて練り込んだ「大人の塩辛 ねぎみそいか」450円(100g/税込)など、第1弾~第3弾の塩辛も、七飯町の自然と魅力が詰まった独自の味わいが魅力です。

    昆布や海苔、塩辛など産地直送の海産物が揃う

    函館空港内の「みなみ北海道物産館」で購入できるので、搭乗手続き前に忘れずにチェックしましょう。

    スポット情報(3)

    • 名称:たかせ
    • 本社住所:北海道亀田郡七飯町字大沼町647-15
    • TEL:0138-67-2469
    • ウェブサイト:たかせ

    おわりに

    食欲をそそる「大人の塩辛」シリーズ

    “美食”が集う道南エリアの旅の締めくくりは、函館空港でのショッピングで。
    誰に贈っても喜ばれる素敵なお土産を手に入れて、“有終の美”を飾るのも旅の醍醐味のひとつです。

    また、ANAでは「きらめく函館」と題し、函館の魅力を紹介する特設ウェブサイトを公開中。
    四季折々に表情を変える函館・道南を、ANAとともにに楽しんでみませんか。

    • 記載の内容は2021年9月現在のもので、変更となることがあります。
    • 写真はすべてイメージです。
    ライター:わぐり めぐみ

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