高知市でカツオの藁焼き体験に挑戦
高知市内まで車を走らせ、次にやってきたのは「市場寿し魚屋」。こちらはカツオの藁焼き体験ができると話題のお店です。
藁焼き体験は予約不要で、カツオのたたきの注文時に店員さんに伝えるだけという手軽さ。店先に出たら、早速体験スタートです。焼き方は板前さんが一緒に焼きながら教えてくれるので安心です。
満遍なく焼き色がつくように網を移動させつつ、パチパチっという音が出始めたらひっくり返します。焼き具合は皮:血合:身をそれぞれ7:2:1の割合で。とくに身の部分は軽く炙る程度がいいのだとか。実際にチャレンジしてみると、迫り来る迫力満点の炎にテンションが上がります。焼き具合は板前さんが一緒に見てくれるので、網を水平に保ち満遍なく焼くことに集中します。
焼きあがったカツオは切り分けてもらい、社長こだわりの岩塩をふりかけていただきます。口に入れると、焼いているのに一切硬さやパサつきを感じず、ほのかに香る藁のスモーキーさと身の柔らかさが絶品。また、カツオのたたきにはしょうがをつけるイメージですが、高知でそれは「邪道」だと一蹴されてしまいました。確かに、お皿にはニンニク、青ネギ、スライスしたタマネギが添えられています。これらと岩塩、カツオの相性がバツグン。何枚でもぱくぱくと食べられて、土佐の日本酒ともバッチリ合います。
高知駅や高知城からも近く好アクセスな「市場寿し魚屋」。土佐の魚で一杯飲みたくなったら、ぜひ立ち寄ってみてください。
- 市場寿し 魚屋
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住所:高知県高知市廿代町5-1 1階
TEL:088-823-0113
営業時間:17:00~翌2:00(L.O.1:30)/不定休
Facebook:市場寿し 魚屋公式Facebook
高知城天守閣で旅を締めくくり
旅の最後にやってきたのは言わずと知れた高知の観光名所・高知城です。寛永2年(1749年)に再建され、重要文化財にも指定されている天守閣を目指して園内を進みます。
お城内部では、築城当時の様子や城が辿ってきた歴史、お城特有の構造や機能についての展示を見ることができます。外から見ると4重になっている天守閣ですが、中は6階建て。急な階段をいくつも登り、ようやく最上部に到着です。
高知城を築城したのは土佐藩初代藩主の山内一豊。1600年の関ヶ原の戦いで徳川に味方し、戦後は土佐20万石を与えられ、翌年1601年に築城に着工しました。1603年にはついに本丸が竣工。1727年の大火で焼失しましたが、1749年に再建されました。創建当時の姿を踏襲している現在の天守からこの景色を眺めていると、山内一豊が当時抱いた思いも、少しだけわかる気がします。
- 高知城
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住所:高知県高知市丸の内1-2-1
TEL:088-824-5701
開館時間:9:00〜17:00 ※最終入館は16:30まで/年末年始休(12月26日〜1月1日)
ウェブサイト:高知城
2泊3日の旅はここで終了。高知県を横断しながら山に川、海の魅力を存分に感じることができました。高知県が誇る自然と食を体験しに、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
より多くの方に高知の魅力を伝えたい、そんな想いで高知県観光コンベンション協会が主催するツアー「もっとこうち」。ここには高知を知り尽くした地元の“旅のプロ”が提案するディープで個性的な旅行ツアーが揃っています。
今回ご紹介したスポットや、地元だからこそオススメしたい、とっておきのツアーをまとめました。まだ高知へ訪れたことない方も、1度訪れたことがある方も、新しい発見ができるはず。
<参考>
- 新型コロナウィルスの影響によりサービスの提供中止・営業時間の変更が発生する場合がございます。詳しくは各施設の公式HPかお電話にてご確認ください。
- 記載の内容は2021年8月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
「高知の豊かな食と自然を楽しむ、心満ちるオトナ旅」1日目、2日目の旅もご覧ください
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