【旅なかグルメ】旬のあったか鍋料理どころ

旅の間に、そして日々の中でも楽しみを与えてくれる「食」。グルメスポットを探すなら、美味しく食事を楽しみながらマイルも貯まる「ANAグルメマイル」のウェブサイトが頼りになります。その掲載店舗から今回ご紹介するのは、鍋料理自慢のお店です。
海と山の幸が旬を迎える冬は、食を楽しむ旅にはもってこいの季節。すぐ近くの漁場で海から揚がったばかりの魚介類や、昔ながらの方法で丹精込めて作られた具材の数々を、その店自慢のスープでいただく鍋は、冷えた空気のなかを歩き疲れた旅人を癒してくれるもの。わざわざ訪ねる価値のある、絶品鍋を味わいに出かけませんか？

マタギ（狩人）の家へ迷い込んだかのような雰囲気の同店では、旨みが濃くすっきりした味わいの比内地鶏の出汁が染み込んだきりたんぽ鍋が自慢。昔ながらの工程を省かずに手間暇をかけたきりたんぽは、秋田の冬の風物詩。とくに12月から2月は鍋に使われるすべての食材が旬を迎え、新米の甘さを感じる炭火焼きのきりたんぽに採れたてのせりや舞茸などを加えた一つの鍋で、秋田をじっくり味わえます。県魚であるハタハタの塩焼きや白子の塩辛などの珍味も人気です。

「古民家を再現し、ゆったりした空気の流れる店内で、地酒と優しい料理を味わってください。秋田は日本でも有数の水が綺麗な土地なので、お酒も鍋もとびきり美味しいはずです」（地域統括マネージャー 村上達也さん）

大正15年創業から4代続く割烹料理屋である寿多庵の自慢は、郷土料理のあんこう鍋。店主自ら食べ比べ、最も美味いと確信したあんこうだけを食材として使っています。野菜もその日の朝に獲れたものを料理長が目利きし、鍋の肝であるスープには独自に調合した味噌を使用。スープが染み込む、地元茨城の手作り豆腐も絶品です。

「茨城は北海道に引けを取らないほど農漁業が盛んで、実は江戸時代からの蕎麦どころでもあります。当店で打ちたての『常陸秋そば』もぜひ鍋と一緒に味わってください」（料理長 塩崎寿雄さん）

鳥取名産の松葉がには、予約が入ったときに身の詰まった上質なものだけをその日に仕入れています。鳥取の美味しい食材にとことんこだわっているだけあって、さばいたあとも動くほどの新鮮さ。カニすきは、口に広がる身の旨みだけでなく、自慢の出汁へ蟹みそを入れて雑炊でいただく瞬間にも、その深みを改めて堪能できます。

「カニだけでなく、『モサエビ』と称されるクロザコエビも人気です。鮮度が落ちやすい食材なのですが、当店の料理人の腕にかかれば刺身で味わっていただけます。松葉がにのシーズンが終わっても、魚介を楽しみに鳥取へいらしてください」（店主 田中拓也さん）

「冬はやっぱり鍋！」と思い立ったら、寒い季節にしか出会えない味を探しに日本を旅してみませんか？ ANAグルメマイルなら、その他にも美味しくいただきながらマイルも貯まるお店が、きっと見つかります。日本各地の提携飲食店が掲載されているANAグルメマイルを訪ねて、日本各地の素敵な一皿との美味しい出会いをぜひ味わってみてください。