重厚な雰囲気漂うクラブハウスで名物ランチを
ブリテッシュ風のウッディでクラシカルな雰囲気に満ちたクラブハウスも他とは一線を画しています。
「今、まさにトーナメントを開催しているのでは? そんな錯覚に陥るほど、雰囲気がある空間です。リゾート地でありながら落ち着いていて、ストレートチップの革靴にシャツとジャケット、そんなファッションがよく似合います。階段の取っ手や絨毯の質感など、何十年という歴史を重ねているからこそ出せる風合いでしょうね」
プレーヤーが昼食をとるレストランでは、宮崎県の食材をふんだんに使用したご当地メニューをはじめ、訪れた世界のトッププロがこぞってオーダーしたという名物メニューをいただけます。
「僕のおすすめは宮崎牛のパテを挟んだチーズハンバーガー。いわゆるグルメバーガーで、ボリュームもたっぷり」(マーク金井さん)
ちなみにタイガー・ウッズが気に入って何度も食べたという名物は「宮崎牛の牛丼」。フェニックスカントリークラブの人気ナンバーワンメニューとして、プレーヤーの胃袋を満たしています。
「フェニックスカントリークラブでは、トーナメントコースならではのプロにまつわる逸話を聞けるのも醍醐味ですよね。フェニックス・シーガイア・リゾートの敷地内には、トム・ワトソンゴルフコースというもうひとつのコースもあります。カジュアルなリゾートコースというイメージが強いですが、実はここも高い戦略性が求められるコース。時間があるなら是非回って、比べてみるのもおすすめですよ」(マーク金井さん)
お役立ちコラム:距離測定器はコースマネジメントに必須
マーク金井さんが「コースマネジメントに欠かせない」というゴルフグッズが距離計測機です。
「初めて訪れるコースを回るときでも、ガイドは見ないでプレーします。というのも、ゴルフはアドベンチャーゲームと同じで、設計者の意図を探る楽しみがあるから。視界に広がる景色から情報を集め、どこまで何ヤード打つか。そう考えるときに、頼りになる相棒が距離計測機なんです」(マーク金井さん)
愛用しているのはブシュネルの「ピンシーカーツアーV5シフトジョルト」スノーホワイトバージョン。
「ターゲットに照準を当てやすく、手にしっくりなじむサイズ感もいい。ツアープロが多数使っているだけあり、絶大な信頼性があります」(マーク金井さん)
宮崎でゴルフを楽しむ際にもぜひ、参考にしてみてください。
フェニックスカントリークラブ
- 住所:宮崎県宮崎市塩路字浜山3083
- TEL:0985-21-1301(9:00~18:00)
- ウェブサイト:フェニックスカントリークラブ
- 語るひと:マーク金井
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大阪府出身。ゴルフクラブアナリスト。ゴルフスタジオ「アナライズ」主宰。ゴルフメディアを中心に試打レポートを執筆するほか、自らクラブ設計も手掛ける。
- 記載の内容は2021年12月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
- 写真はすべてイメージです。