春の宮崎で旬を味わい、パワーチャージ。GW旅に宮崎がおすすめな5つの理由

宮崎の北端、九州のほぼ真ん中に位置する高千穂は、神話と伝説の町として知られています。そのため、ゆかりのある高千穂神社や天岩戸神社、二上神社などを訪れる、パワースポット巡りが楽しめます。さらに高千穂峡まで足を延ばせば、マイナスイオンが降り注ぐ神秘的な雰囲気と癒やしのパワーを体感できるはず。4月中旬から5月中旬にかけては新緑のシーズンのため、木々の鮮やかな緑が美しく、遊歩道の散策は心と体をリラックスさせるのにぴったりです。また、貸しボートもあるため、水のパワーと緑の心地よさの両方を浴びるような体験ができます。

新緑の高千穂をゆったり眺めるなら、2017年に運行開始した高千穂あまてらす鉄道のグランドスーパーカートがおすすめです。トンネルを抜けると、高さ105mの鉄橋から直下の新緑の山々の壮大な景色が広がります。屋根のないカートで、山の空気も感じとりながら30分の絶景旅。さらに床の中心部が強化ガラスになっているので、スリルも楽しめます。

宮崎空港からも近い宮崎市の海岸線のすぐそばにある、周囲1.5kmほどの島が青島です。豊かな自然に恵まれ、亜熱帯植物が生い茂るこの島はパワースポットとしても知られています。島の周囲を取り囲む奇岩は「鬼の洗濯板」と呼ばれ、不思議な風景を作り出しています。ゴールデンウィーク頃は、晴れの日が多く、温暖で過ごしやすい時期。ひと足早くサーフィンやSUPなど海のアクティビティが楽しめます。

青島を訪れるなら、リゾート感溢れるロケーションに立つANA ホリデイ・イン リゾート 宮崎にステイするのがおすすめです。海のアクティビティを楽しむ拠点としてはもちろん、縁結びの神様として知られる青島神社へも徒歩15分ほど。散策がてらお参りするのも良いでしょう。また、隣接する「こどものくに」にはパークゴルフ場やバラ園もあり、ゴールデンウィーク頃はまさにバラが見頃を迎えます。ホテル周辺は観光もアクティビティも楽しみが盛りだくさんです。

ホテルの客室からは、水平線からの日の出とともに、海に浮かぶサーファーが望めることも。まるで海外にいるかのような南国情緒あふれる雰囲気を味わいながら、ホスピタリティに満ちた時間を過ごせます。

都農町の西側にある尾鈴山は、標高1,405.2mの自然豊かな山です。大小30を超える滝があり、日本で初めて瀑布群として名勝地に指定されました。4月29日の昭和の日は山開きとなり、ゴールデンウィークは山登りに絶好の時期です。瀑布群を周遊する滝巡りコースもありますが、おすすめは山頂を目指すしっかり周遊コース。約12kmあり7時間半くらいと時間はかかりますが、初心者でも登頂が可能な入門コースです。

尾鈴山へのハイキングは、四季折々の花を見られる楽しみがあります。ゴールデンウィークの時期は、アケボノツツジやシャクナゲが見頃。山がピンクに彩られる景色も春の散策をときめかせてくれます。また4月29日には山開きイベントの開催が予定されていて、下山後に豚汁がふるまわれます。