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    掲載日:2022.03.11

    【大人の一人旅ワーケーション_熊本前編】熊本市内のベースキャンプに最適なホテル

    阿蘇くまもと空港から車でおよそ40分。加藤清正ゆかりの名城・熊本城下に広がる熊本市は、ビジネスや観光の拠点として栄える九州でも有数の活気にあふれた街です。今回は、熊本城も徒歩圏の新市街に2019年12月にオープンした「レフ熊本byベッセルホテルズ」をご紹介します。

    ホテルを彩る熊本の自然や芸術、食文化

    バスターミナルを兼ねた大型商業施設として2019年にオープンした「SAKURA MACHI Kumamoto」の近くの駐車場にレンタカーを止め、徒歩で熊本名物のアーケードのひとつ「サンロード新市街」へ。アーケードに入ってすぐのところに、「レフ熊本byベッセルホテルズ」があります。賑やかな周囲の雰囲気とは対照的に、ホテルの入口はまるでおしゃれな美容室かインテリアショップのような佇まいなので、見過ごさないようにしましょう。

    建物2階にあるフロント。カウンター周りや什器(じゅうき)に白木が使われ、明るい雰囲気に包まれている

    2階にあるフロントで、まずはチェックイン。白を基調とした配色と白木を使った明るいインテリアは、清潔感と温もりが絶妙に共存する空間となっています。そんなフロントのイメージと同じように、スタッフも明るく温かく迎えてくれたのが、とても印象的でした。素敵なワーケーションになりそうな、そんなポジティブな予感が広がります。

    フロント前のロビースペース。照明は熊本出身のアーティスト高光俊信氏が手掛けたもの

    「レフ熊本byベッセルホテルズ」は、全国でホテル事業を展開するベッセルホテル開発の新ブランド「REF by VESSEL HOTELS」の第一弾として2019年12月に開業したホテル。ブランド名の「REF」は、Regional(地域)、Experience(経験・体験)、Flexible(自由に、柔軟に)という3つのキーワードの頭文字に由来するそうです。熊本をテーマとした工芸品や家具、ランドスケープデザインを採用するほか、熊本をまるごと味わえる朝食を提供するなど、積極的に地域の自然や芸術、食文化を伝えることに取り組んでいるのもユニークです。

    シンプルかつ充実した設備の快適な客室

    140cm幅のベッドが入るシャワーブースシングル。白木を多用した明るい内装が特徴

    今回は一人旅ワーケーションということで、シャワーブースシングルの客室をセレクト。全部で229室ある客室のなかで、最も部屋数の多いタイプとなります。もう少し広めのスタンダードダブルと悩みましたが、結果的にはシャワーブースシングルを選んで正解でした。というのも、こちらのホテルには露天風呂付きの大浴場のほか、朝食会場を兼ねたコワーキングスペース、約5,000冊の漫画を取り揃えたMANGA Libraryもあり、客室にいたのはほぼ寝る時間だけだったからです。

    スタンダードダブル。ベッド幅は150cm。部屋数は9室のみとなる

    客室のインテリアはシンプルモダン。什器(じゅうき)や小物入れ、小テーブルなどに白木が使われ、フロント同様、明るく温かみのある雰囲気です。ベッド周りの欲しいところにコンセントやUSBの差し込み口が設けられていたり、ベッド下にスーツケースなどの荷物が置けたり、洗面台をリビング側に置くなど、コンパクトな客室を快適に使いこなせるような工夫が随所に施されています。

    サウナーも楽しめる露天風呂付き大浴場

    2階のコワーキングスペース。宿泊者は無料で利用可能。外来利用も有料で受け付けている

    部屋で荷ほどきをしたら、早速2階のコワーキングスペースへ。大きなテーブルと4人掛け、2人掛けのテーブルがあり、資料を広げて仕事をすることもできます。コーヒーやソフトドリンクのサーバーもあり至極快適。仕事に疲れたら、コワーキングスペース隣のMANGA Libraryで気分転換するのもいいですね。つい漫画に夢中になってしまっても、きっと旅のいい思い出になりますよ。

    MANGA Libraryには人気コミックから子供の絵本まで約5,000冊以上が揃う

    リラックスタイムは、露天風呂付の大浴場で。ホテル自慢の施設だけあり、設備や使い勝手、そして雰囲気ともにハイクオリティです。また、男湯には90℃のドライサウナが、女湯には42℃のミストサウナが備わっています。もちろん火照った身体を冷ます水風呂も完備。サウナーの方も十分楽しめるでしょう。また、アメニティ類も充実。ちなみにドライヤーはダイソンのもので、ちょっと気分が上がりました。朝は6時から利用できるので、朝食前にゆっくりお風呂を楽しむこともできました。

    露天風呂付き大浴場(男湯)。ドライサウナ(写真右奥)の隣には水風呂も用意されている
    熊本らしい豊かな自然をテーマとした造園を眺めながらお湯に浸かれる露天風呂

    連泊したくなるほど魅力的な朝食

    「レフ熊本byベッセルホテルズ」での滞在で楽しみにしていたのが、熊本らしさを感じられるという朝食です。ビュッフェスタイルのメニューには、阿蘇の郷土料理であるからし蓮根や高菜めしのほか、天草の干物、熊本産和牛「あか牛」をいただけるハンバーガーが並びます。さらに、お米も卵もお味噌も熊本産という徹底ぶり。卵かけご飯とお味噌汁というシンプルなメニューにしても、文字通り熊本をまるごと味わえる、というわけです。一度の朝食ですべてを制覇できないくらい品数が豊富なので、“熊本づくし”の朝食を堪能するために連泊したくなったほど。朝はしっかり食べる派の方や熊本の食に興味がある方は、ぜひ朝食付の宿泊プランをチョイスしてください。

    からし蓮根や高菜などの地元のお惣菜のほか、太平燕やいきなり団子も用意されている

    ビジネスホテルの機能性とシティホテルの快適性に加え、コワーキングスペースと大浴場を備え、そして魅力的な朝食も楽しめる「レフ熊本byベッセルホテルズ」。歴史情緒と活気が共存する市内のベースキャンプとしてはもちろんのこと、九州一円を視野に入れたワーケーションの拠点としてもおすすめのホテルです。

    レフ熊本byベッセルホテルズ

    時間に縛られず、フットワーク良く滞在を楽しめる一人旅ワーケーションの次の候補として、注目してみてはいかがでしょうか。

    • 記載の内容は2022年1月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
    ライター:Tsuyoshi Nakano
    フォトグラファー:Hirotaka Hashimoto

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