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    掲載日:2022.03.11

    【家族と楽しむワーケーション_阿蘇前編】広大な敷地と上質な温泉が魅力の絶景ホテル

    阿蘇くまもと空港から車でおよそ30分。阿蘇五岳と阿蘇カルデラの外輪山に囲まれた南阿蘇エリアは、四季折々の自然を楽しめるリゾート地。そんな南阿蘇で、家族と滞在しながらワークにも集中できる拠点として、阿蘇の絶景を一望できる「ホテルグリーンピア南阿蘇」をご紹介します。

    ファミリーにピッタリのコテージも用意

    山の中腹に立つ本館。本館は全室で阿蘇の雄大なマウンテンビューが楽しめる

    今回ご紹介する「ホテルグリーンピア南阿蘇」で、まず驚いたのが敷地の広さ。メタセコイアの美しい並木道に設けられた入口のゲートからホテルまで1kmはあるでしょうか。しかも、森を切り開いた敷地内にはキャンプサイトや、アスレチックタイプの大型遊具が贅沢に並べられた「ちびっ子広場」まで作られていて、敷地を歩くだけでもハイキング気分が味わえます。さらに、ホテル本館の隣には本格的な体育館も併設されているのだから驚きです。

    長いすべり台やジャングルジムのほか、アスレチックタイプの遊具も揃う「ちびっこ広場」

    客室は全室から阿蘇五岳の絶景を一望できる本館のほかに、8棟のコテージが用意されています。今回は、子供連れでものびのび過ごせて、「ちびっこ広場」にも近いコテージをセレクトしました。クラシカルな雰囲気漂うフロントでチェックインを済ませたら、早速コテージでワークタイム。コテージ内では、フリーWi-Fiのほかセキュリティ対策が施された専用Wi-Fiも利用可能。通信速度も速く、ストレスなくワークに集中できます。広いテラスもあるので、天気が良ければ外で仕事をするのも素敵です。

    コテージは全部で8部屋。写真は2間続きの3ベッドルームとなる「ペガサス」
    各コテージにはテラスが備わっており、バーベキューを楽しめるプランもある

    今回宿泊したのは最大3名利用の「ペガサス」というタイプ。室内にはお風呂とトイレが付いています。夕食をホテルのレストランでいただくプランのほか、テラスでバーベキューができるプランも用意されています。3名以上や二世帯で利用するなら、2ベッドルームタイプの「シリウス」と「ジュピター」がおすすめ。いずれもリビング・ダイニングが広く、キッチンも付いています。また、ワークに使える広めのテーブルがあるのも嬉しいポイントです。

    バス、トイレ、寝室を2つずつ備えた「シリウス」。定員は最大6名で二世代での宿泊にも対応
    8名まで宿泊できる和洋タイプの「ジュピター」。ベッド4台のほか和室に布団4枚が敷ける

    遊具を揃えた広場や体育館など施設が充実

    本館フロント前のロビー。外のテラスからは阿蘇五岳の絶景が眺められる

    室内での仕事に疲れたら、気分転換を兼ねてホテル本館のロビーに続く外のテラスへ移動。パソコンの画面から目線を上げれば、そこは阿蘇の大パノラマ。阿蘇カルデラを囲む外輪山の中腹、標高650mの位置に立つこのホテルだからこそのワークスポットです。

    本格的な体育館。用具はフロントで借りることも可能。雨の日でも思い切り遊べるのが魅力だ

    その間、子供たちは外の「ちびっこ広場」で遊ぶのもよし、広い敷地を散策するのもよし、体育館で卓球やバドミントンをして遊んだり、幅広い選択肢からアクティビティをチョイスできます。それらすべてをホテルの敷地内で行えるところも、家族と楽しむワーケーションでは大きな魅力ですね。

    湯温が高めの石積み風呂。じっくり長く浸かりたい人向けに内湯の温度はややぬるめ

    南阿蘇村は、栃木、垂玉、地獄、大阿蘇火の山、白水の5つの温泉からなる温泉郷。エリア内にはいくつかの温泉宿がありますが、「ホテルグリーンピア南阿蘇」もそのひとつです。泉質は神経痛や冷え性、疲労回復などの効能があるといわれるナトリウム炭酸水素塩泉。少しとろっとした肌触りが特徴です。お風呂は、少しぬるめの内湯と熱いお湯が楽しめる石積み風呂、そして絶景に臨む露天風呂の3タイプのほか、サウナルームも用意されています。

    夜は星空を、朝は天候次第で眼下に広がる雲海が眺められる露天風呂

    自家牧場で肥育したあか牛のメニューが自慢

    夕食でいただいたくまもとあか牛のすき焼き。甘みがあるお肉は口の中でとろける柔らかさ

    ゆっくり温泉に浸かって旅と仕事の疲れを癒したら、お楽しみの夕食タイム。今回は、熊本生まれの稀少和牛であるくまもとあか牛のすき焼きをメインに、ビュッフェスタイルで副菜をいただけるプランをチョイス。こちらのホテルで供されるあか牛は、自家牧場で肥育しているそうです。余分な脂身が少なく、それでいてほんのり甘みが感じられるお肉でした。もっとダイレクトに自家牧場産のあか牛の味を楽しみたいなら、ステーキのプランもおすすめです。

    自家牧場産くまもとあか牛のステーキ。ホテルの人気ナンバー1メニューだそうだ

    朝食は豊富なメニューが並ぶビュッフェスタイル。和のおかずには高菜をはじめ、地元の郷土料理も並びます。またパンの種類や洋風のおかずもバラエティに富んでいて、自分好みの食材をチョイスできます。なかでもおすすめは、自家牧場直送のヨーグルト。コクのある濃厚タイプの本格派です。このヨーグルトはホテルのフロントでも販売しており、自宅用やお土産としてとても人気があるそうです。

    夕食と朝食の会場となるレストラン「スチューリンゲン」。窓の向こうには美しい景色が広がる

    「ホテルグリーンピア南阿蘇」のある南阿蘇までは、阿蘇くまもと空港から車でおよそ30分。2021年3月に新阿蘇大橋が開通したほか、周辺の幹線道路もすべて復旧されたためアクセスしやすくなりました。2016年の熊本地震本震では甚大な被害を受けたエリアですが、一歩ずつ、そして力強く完全復興への道のりを進んでいます。

    世界でも有数の規模を誇る阿蘇カルデラの絶景の数々や上質な温泉、地元のグルメなど、旅の楽しみがいっぱいの南阿蘇。復興の応援も兼ね、ワークをしながら南阿蘇の魅力を味わうベースキャンプとして「ホテルグリーンピア南阿蘇」を利用してみてはいかがでしょうか。

    ホテルグリーンピア南阿蘇

    • 記載の内容は2022年1月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
    ライター:Tsuyoshi Nakano
    フォトグラファー:Hirotaka Hashimoto

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