人生には、ときどき少しの勇気が必要な時もある。かずら橋を渡れたのなら、ほんの少し強くなれるかもしれない。
かずら橋で度胸だめし
かずら橋は日本三大秘境に数えられる、手付かずの自然が残る
徳島県「祖谷」にある全長45m、幅2m、祖谷川の水面から14mの高さに架かる吊り橋。
シラクチカズラと呼ばれる植物で作られた吊り橋の名は「かずら橋」。
国の重要有形民俗文化財に指定されていて、美しい峡谷を流れる川と、豊かな緑に囲まれた橋。
足元をみないと踏み外してしまいそうな作りは、なんともスリリング。
かずら橋には源氏と平氏が争った「屋島の戦い」の伝説が残されていて
追手が迫ったときに、橋を簡単に切り落とせるようにシラクチカズラで作ったと言われている。
したがって、渡る際の揺れはとてつもない。
かずら橋は一方通行。向こう岸へ渡りきると
でこまわしと呼ばれる炭火の串焼きが目に入る。
渡りきった安堵から腹を満たすのもいいかもしれない。
かずら橋から少し離れると小便小僧の像が。
昔の子供たちはここで度胸試しをしたという逸話から作られたのだとか。
かずら橋といい、昔からこの地には度胸が必要だったのだろうか。
祖谷のかずら橋
- 住所:徳島県三好市西祖谷山村善徳162-2
- 電話番号:0883-76-0877(三好市観光案内所)
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営業時間:※2022年4月1日より下記へと変更いたします。
4月~6月8:00~18:00/7月~8月7:30~18:30/9月~3月8:00~17:00(現在の営業時間は下記ウェブサイトに掲載しております) - 定休日:無休
- ウェブサイト:祖谷のかずら橋
- 記載の内容は2022年2月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。