太平洋を一望する温泉で過ごす休日
続いて増田さんがおすすめしてくれたのは、鴨川シーワールドや仁右衛門島(にえもんじま)といった、房総エリアの中でも人気の高い観光スポットを有する鴨川市にある「鴨川グランドホテル」です。
「こちらのホテルの何よりのおすすめが、広くて種類がたくさんある大浴場『湯屋 海の回廊』です。房総半島は首都圏の隠れた温泉処ですが、ここ『鴨川グランドホテル』は泉質がよく、落ち着いて入浴できるのもポイント。仕事で疲れた体を癒したい方は、ぜひ足を運んでみてください」(増田さん)
増田さんがおすすめの理由に挙げた大浴場には、泉質の違う6つのお風呂があります。
太平洋を一望する開放的な外湯と寝湯、内湯の展望風呂は、硫黄を含んだ炭酸水素塩冷鉱泉の鴨川温泉を使用。
こちらは神経痛や筋肉痛、五十肩といった痛みを伴う症状に適応します。
美しい庭園を眺めながらの入浴が楽しめる庭園の湯や石風呂(内湯)は、多量なミネラルを溶出することで知られる麦飯石(ばくはんせき)を使ったお湯が楽しめ、疲労回復や肌荒れ、冷え性などに効果が期待できるのだとか。
また、イオン化作用が強い光明石を使用した人口温泉が楽しめる内湯「光明石風呂」もあり、こちらは肩こり腰痛、痔、冷え性などに適応。
時間に余裕を持って大浴場に出掛け、3種類の温泉をじっくり楽しみましょう。
「鴨川温泉が楽しめる貸し切り露天風呂のほか、露天風呂付きの客室が29室用意されているので、家族だけで気兼ねなく温泉を楽しみたい方はぜひこちらへ。ホテルの6階、7階にあるプレミアムフロアは、すべて露天風呂付きで、いずれのお部屋からも海が一望でき、太平洋の雄大なパノラマを楽しむことができます」(同)
「プレミアムフロアでは、部屋食を選ぶことができるのもうれしいポイント。お部屋でまったりと、家族や親しい友人と気兼ねなく食事を楽しむことができます。"千葉県の名工"に選ばれた、渡辺正美料理長が手掛けるのは、地元の海の幸を中心とした美しい和食の数々。海を眺めながら、家族水入らずの夜を過ごしてみてください」(同)
「お部屋食も素晴らしいのですが、実はディナーブッフェも人気が高く、こちらもぜひ利用していただきたいもの。連泊して、それぞれの魅力を堪能していただけたら嬉しいですね」と増田さんが語るように、「鴨川グランドホテル」の食へのこだわりもまた注目すべき点の1つになっています。
2019年に誕生した「THE GUNJO RESTAURANT」のディナーブッフェは、地場産の素材を使った約100種類の和洋メニューが楽しめ、地元の人がこのブッフェを目当てに泊まりにくるほどの人気ぶり。
和食は渡辺正美料理長が、洋食は駐日英国大使のエグゼクティブ・シェフでもある料理総監督ニール・フレデリック・ウォルター氏が考案し、グルメを唸らせる美食がずらりと並びます。
「レストランがとてもお洒落で、まるで海外のレストランを訪れたような気持ちになれるのもいいです。」と増田さん。
温泉で、そして美食で、身体の外から内から癒される休日を「鴨川グランドホテル」で味わってみては。
鴨川グランドホテル
- 住所:千葉県鴨川市広場820
- TEL:04-7092-2111
- ウェブサイト: 鴨川グランドホテル