景色が素晴らしすぎる横須賀美術館
今や“横須賀通”ともいえる横須賀市の職員として働いているCAたちが、最初に教えてくれたのは、海の前にある美術館です。2007年に開館した横須賀美術館は、自然豊かな神奈川県立観音崎公園の中に位置しています。観音崎公園の豊かな緑が三方を囲み、入り口側正面には東京湾が広がるそのロケーションから、過去には全国の絶景美術館トップ5に選ばれたことも。
収集対象は近現代の絵画、版画、彫刻。横須賀、三浦半島にゆかりのある作家の作品や、横須賀、三浦半島を題材にした作品、海を描いた作品などが展示されています。期間限定で開催される企画展や展覧会も人気で、遠方からの来館者も多いそうです。
館内でも周囲の自然を感じることができるように、天井や壁面に大小の丸穴が空いているのがポイント。展示スペースをはじめ、館内は全体的に天井が高く、とても開放感のある美術館です。
「週刊新潮」の表紙画を描いていたことで有名な画家・谷内六郎氏が、観音崎公園の近くにアトリエを構えていたという縁で、横須賀市に「週刊新潮」の表紙絵原画が約1,300点寄贈されたのだとか。横須賀美術館内にある谷内六郎館では、年4回開催するテーマ展示を通して、谷内六郎氏の作品がさまざまな視点から紹介されています。
館内のミュージアムショップでは、近代日本美術を中心とした収蔵作品をモチーフに、ポストカードやクリアファイル、アクセサリーなどのオリジナルグッズが販売されています。美術館のオリジナルトートバッグなどもオシャレで、普段使いできそうなデザイン。市に出向中のCAも、実際に使っていました。
また、横須賀の老舗菓子店「大津坂倉」の箱入りカステラ(864円・税込)、ケーキセット(980円・税込)は谷内六郎氏の絵を使用したオリジナル包装紙に包まれています。とても人気があり、店頭に並ぶとすぐに売り切れてしまうそうです。
横須賀美術館
- 住所:神奈川県横須賀市鴨居4-1
- TEL:046-845-1211(代表)
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営業時間:10:00〜18:00/毎月第1月曜(祝日の場合は開館)、12月29日〜1月3日休
※企画展と所蔵品展・谷内六郎館が同時に展示替えをするため、全館休館となる日程あり - 入場料:一般380円(税込)、一般団体(20名以上)300円(税込)
- ウェブサイト:横須賀美術館
美術館併設の、絶品イタリアンでランチタイム
横須賀美術館には、遠方から訪れる人も多いという大人気のイタリアンレストラン「横須賀アクアマーレ」が併設されています。こちらは、南青山に本店を構える「リストランテ アクアパッツァ」の日高良実シェフが総料理長を務めているということで、そのお味は折り紙付き。
店内はガラス張りで、三浦半島の絶景を眺めながら食事を楽しむことができます。この日はお天気もよく暖かかったので、テラス席でランチをいただきました。
ランチセットは、ピッツァ(3種類)かパスタ(5種類)から選べて、すべてサラダ・ドリンク付きです。ランチは毎月食材のテーマがあり、それを使用したピッツァとパスタをいただくことができます(ピッツァとパスタは時期によってメニューが変わります)。旬のものや、横須賀、三浦半島で採れた食材を積極的に使っているそうです。ピッツァの生地は自家製で、香ばしく焼き上げています。チーズもとろとろです。
横須賀アクアマーレ
- 住所:神奈川県横須賀市鴨居4-1 横須賀美術館内
- TEL:046-845-1260
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営業時間:ランチ 11:00〜15:00L.O.、ディナー 17:00〜20:00L.O.、カフェ 10:00〜20:00/12月29日〜1月3日休
※土・日・祝日は11:00または11:30からの利用のみ、予約可 - ウェブサイト:横須賀アクアマーレ
後半はレンタサイクルでパワースポットを巡ります。