クレジットカード会社のポイントをマイルに移行
現在は、さまざまな企業がお買い物やサービス利用に応じて独自のポイントを発行しています。これらのポイントは、次回の支払いに充てられたり、プレゼントや商品券と交換できたりするのが一般的ですが、なかにはANAのマイルに交換できるものもあります。その代表的なものが、ANAカードを利用した際に付与されるクレジットカード会社のポイントのマイル移行です。
ANAカードには、ポイントをマイルへ移行する手数料が無料のカードがあるほか、100円=1マイル以上の換算率を採用したグレードもあります。ポイントを自動でマイルに移行できるコースを選択すれば交換し忘れる心配もありません。また、ANAカードで支払うと100円または200円(税込)につき1マイル貯まるANAカードマイルプラス加盟店なら、クレジットカード会社のポイント移行分と合わせて1度の利用でさらにマイルが貯まるのも魅力です。
ANAカード以外でも、ポイントをマイルに移行できるクレジットカードは多数あります。なかには、提携店やグループで利用した際に割引サービスを受けられたり、買い物でキャッシュバックを受けられたりするクレジットカードもあるので、ANAカードと上手に使い分けるのもマイルを貯める近道になります。
よく利用するショップのポイントを交換
クレジットカード会社のポイント以外でも、マイルに交換できるポイントは数多くあります。それらをカテゴリー分けすると、次の5つに分類できます。
- ショップ系ポイント
- ホテル・旅行ポイント
- ネットポイント
- 金融・保険ポイント
- 交通ポイント
このなかから代表的な3カテゴリーに注目してみましょう。
- (1)ショップ系ポイント
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お買い物やサービスの利用でもらえるポイントにも、マイルに交換できるものがあります。楽天をはじめとする大手ECサイトが代表的ですが、全国展開するドラッグストアや家電量販店、コンビニエンスストアの電子マネー、駅ビルなど鉄道会社関連の商業施設など、日常の暮らしに密着したショップも多数あります。貯まったまま使わずにいるポイントをマイルに交換できるかもしれません。いまいちど、チェックしてみてはいかがでしょうか。
- (2)ホテル・旅行ポイント
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宿泊やお食事、スパの利用などで貯まったポイントを、マイルに交換できるホテルグループがあります。出張などで頻繁にホテルを利用するなら、提携ポイント交換を行っているホテルグループの会員になると、一層マイルを貯めやすくなります。なかには、ホテルグループ提携店でのお買い物で貯まったポイントもマイル移行の対象になるケースや、ポイント交換だけではなく宿泊費含む利用金額に応じてマイルが積算されるホテルもあります。
- (3)ネットポイント
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各ショッピングサイトのポイントをひとつにまとめてマイルに交換できるポイント交換サービスを利用するのも一つの手です。頻繁にインターネットショッピングをする方はチェックしてみてはいかがでしょうか。ショッピングだけではなく、アンケートの回答やクチコミの参加、ゲームをプレーすることでポイントが貯まるなど、ユニークなサービスもあります。
チャージでマイルを貯める
ANAマイレージクラブアプリで使えるモバイルペイメントサービスの「ANA Pay」でも、お支払い200円(税込)につき1マイルが貯まります。「ANA Pay」へのチャージはクレジットカードだけではなくマイルからも可能ですが、ANAカードからチャージすると1,000円につき最大11マイル加算されます。
今回のまとめ
クレジットカード会社のポイントをマイルに移行することで、普段のお買い物やサービスの利用、公共料金の支払いなども、マイルを獲得するチャンスになります。また、ガソリンスタンド系や交通系、百貨店系など、割引特典が受けられるクレジットカードにも、ポイントをマイルに移行できるものがあるので、シーンに応じてANAカードと使い分けることで、効率よくマイルを貯めやすくなります。
- 記載の内容は2023年11月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。