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    掲載日:2022.10.27

    【ANAオフィシャルカレンダーWelcome Aboard(ウェルカムアボード)2022 連動企画】佐賀へ旅したい(2)

    ANAオフィシャルカレンダーWelcome Aboard(ウェルカムアボード)2022、11月の掲載地は佐賀です。佐賀インターナショナルバルーンフェスタの様子とともに、バルーンフェスタと一緒に楽しめる、佐賀のアツいスポットをご紹介します。

    ロマンと歴史が息づく街・佐賀

    佐賀インターナショナルバルーンフェスタは原則として朝7時台から、または、日没前の夕方に離陸する
    画像提供:佐賀バルーンフェスタ組織委員会

    人口約23万人、九州の中央部に当たる佐賀県佐賀市。そこで、国内外から100以上の熱気球が集まって開催されている、佐賀インターナショナルバルーンフェスタをご存知ですか?1980年に始まり、近年ではアジア最大級の参加数を誇る大会となっています。例年、嘉瀬川の河川敷を主会場として秋に開催され、会期中の来場者数は80万人超という、名実ともに佐賀を代表するイベントです。

    観覧席を設けての開催は3年振りとなった2022年のバルーンフェスタ。空を舞う鮮やかなバルーンを追いかけたら、会場近くの見どころを巡る旅に出掛けましょう。

    どんな天気の日でもバルーンを身近に

    シンボリックなバルーンが飾られた佐賀バルーンミュージアムのエントランス

    ゆったりと風に任せて優雅に飛ぶバルーン。でもバルーンって一体、どうして飛ぶのでしょうか? もしも大会当日に風が強かったら飛べるのでしょうか? また、大会というけれど、一体どんなことを競うのでしょう? そんなバルーンにまつわるさまざまな疑問を解決するのにふさわしい場所を訪ねてみましょう。佐賀駅からバスで約9分、または県庁方面に中央通りを歩いて約17分の距離にあるのが「佐賀バルーンミュージアム」です。

    2016年に開館したバルーンミュージアム、1階のショップを抜けた先にはリアルサイズのバルーンが迎えてくれます。まずは臨場感あふれるバルーン競技の様子をハイビジョンシアターで視聴。圧倒的に高い視点の風景は、まるで鳥になった気分にさせてくれます。

    歴史や仕組み、スポーツとしての視点など、さまざまな角度からバルーンを学ぶことができる

    常設展示ではバルーンの仕組みを学び、歴史を知り、さらに飛行操作のシミュレーションも体験できます。バルーンには進む方向を変える装置がなく、高度によって風向きが違うのでそれを利用して進んでいるのだそう。シミュレーターでは進む方向の指示にしたがって、適切な上昇下降を操作しながら目的地を目指します。この「目的地を目指す精度」こそが、バルーン競技の醍醐味でもあるのです。ゆったり飛んでいるように見えて、実はとても難易度の高いバルーン飛行、ぜひ楽しんでください。

     

    佐賀バルーンミュージアム

    赤く萌ゆる秋の佐賀

    訪れた人の感情を揺さぶるような、見事な色彩を放つ東よか干潟のシチメンソウ

    存分にバルーンを楽しんだ後は、市内の見どころも忘れずにチェック。佐賀の秋は、バルーン以外にもう一つ、真っ赤に染まる「シチメンソウ」のシーズンでもあります。
    シチメンソウとは絶滅危惧種に指定された、世にも珍しい塩生植物。空港から車で約14分ほど、渡り鳥の到来で有名な佐賀の東よか干潟(ひがしよかひがた)では、なんと約7千平方メートルにわたってシチメンソウが自生し、保護活動も行われています。実は東よか干潟は、「ラムサール条約湿地」にも指定されています。ラムサール条約とは、湿地とそこに育まれた生態系の保全を目指す国際条約。つまり、国際的に重要かつ貴重な湿地として評価されているのです。同干潟の生物多様性を紹介する、東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」にも立ち寄り、佐賀の豊かな生物多様性に触れてみましょう。

    東よか干潟ビジターセンター ひがさす

    古(いにしえ)からの良泉質

    歴史ある名湯で旅の疲れを癒したい

    歴史ある温泉で、佐賀の地熱に癒されることも忘れずに。佐賀駅から車で約30〜40分、山間地にあるのは柔らかく優しい泉質と、38度前後のぬる湯で知られる「古湯・熊の川温泉郷」です。
    古湯温泉に11ヶ所、熊の川温泉に5ヶ所ある「立ち寄り湯」では日帰り入浴が可能。いずれも開湯は約2000年以上と大変古く、古湯温泉は秦の始皇帝の命を受けて不老長寿の薬を探しに来た学者・徐福(じょふく)が発見し、熊の川温泉は唐から帰国した僧侶・空海が訪れた際、水浴びをする水鳥を見つけたことから温泉を発見したと言われています。3施設まで利用できる「ぬる湯手形」も販売されているので、温泉のハシゴができます。

    古湯・熊の川温泉郷

    地元から愛されるソウルフード

    バルーンミュージアムからもほど近い、1974年創業の喫茶店「アリユメ」のシシリアンライス


    旅の醍醐味と言えばローカルグルメ。まずは佐賀の名物「シシリアンライス」を探しに行きましょう。
    昭和50年代、とあるお店のまかないから始まったとされるシシリアンライスは、温かいご飯の上に甘辛味のお肉と、マヨネーズで味付けされたサラダが乗ったワンプレートメニュー。今では市内だけでも数十ヶ所のお店でメニューに載せるようになりました。

    お店によって、お肉の種類や味付けなどに個性があります。違いを味わって、地元のソウルフードにお気に入りを見つけられたら、この先も忘れられない旅の思い出に変わるはずです。

    野菜たっぷりが人気の「井手ちゃんぽん」



    また長崎と並んで、佐賀も「ちゃんぽん」が名物であることをご存知でしたか。国道263号線沿い、黄色と赤の看板が目を引く「井手ちゃんぽん 大和店」は佐賀系ちゃんぽんの元祖です。みずみずしい炒め野菜がボリューム満点なれど、比較的あっさり目の味付けで食べやすいのが特徴で、戦後間もない頃、創設者が長崎で食べた味をアレンジした秘伝の美味しさが今に続いています。

    歴史とロマンが受け継がれた街、佐賀。地域の息づかいを肌身で感じられる旅に出掛けてみませんか。

    • 記載の内容は2022年9月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
    • メインビジュアル:佐賀バルーンフェスタの様子(画像提供:佐賀バルーンフェスタ組織委員会)
    ライター:Madoka(Two Doors)

    ANAオフィシャルカレンダーWelcome Aboard(ウェルカムアボード)2022連動企画

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