ランチはうなぎの人気店へ
神社でいい気をたくさんもらい、自然を満喫したら、ランチタイムです。うなぎの激戦区としても有名な川越の街。歴史あるうなぎ屋さんが軒を連ねます。せっかくなので、お昼にいただくことに。「うなぎ 傳米(DENBE)」にお邪魔しました。
築150年の古民家をリノベーションしたという傳米は、なんとも店内がノスタルジック。元は薬屋だったそうで、店内には当時使用されていた看板などが残っています。
うなぎは、那須山麓(栃木県)を源とした清流・那珂川で取れたものを厳選して使用しているそう。林屋さんのいけすから直送し、新鮮な状態でお店でさばいているのだとか。備長炭で丁寧に焼き上げた蒲焼きは皮がパリパリ・中の身はふっくらで、絶品です。
穴原CAは、鰻重の上をチョイス。大きく、てりってりのうなぎがドンと乗っています。
東郷CAはひつまぶしをいただきました。おひつをはみ出さんばかりに刻んだ鰻が入っています。①そのままで、②とろろをかけて、③薬味を加えて、④お出汁をかけてと、4通りの食べ方で楽しめます。
穴原CA「広々とした店内で、雰囲気もとても素敵です。鰻重は、うなぎもお米もすごくおいしかったです。蒲焼きのタレのお味が上品で、丁寧に焼き上げた質のいいうなぎにとてもマッチしていると思いました。店長さんに『醤油がおいしいところではうなぎ文化が発達しやすい』と伺ったのですが、川越にも有名なお醤油屋さんがあるそうです」
東郷CA「ひつまぶしはボリューム満点。4通り、すべての食べ方を楽しんでいたら、どんどん箸が進んでしまいました。付け合せのお新香まで全部おいしかったです」
こちらのお店はANAのグルメマイルで予約するとマイルを貯めることができるので、ぜひサイトで予約して訪れてみてください。
うなぎ 傳米(DENBE)
- 住所:埼玉県川越市幸町1-10
- TEL:049-227-9998
- 営業時間:11:00〜17:00/水曜定休
- ウェブサイト:うなぎ 傳米(DENBE)
大人気スポットをのんびりお散歩
ランチを満喫した後は、川越の名物スポット「時の鐘」と「菓子屋横丁」をのんびり散策。川越のシンボルであり、川越市指定文化財でもある時の鐘は約400年前、川越藩主だった酒井忠勝が創建したと言われています。度重なる火災で鐘楼や銅鐘が消失してしまい、現在川越の街を見下ろしているのは4代目なのだそう。鐘つきは機械仕掛けになっており1日4回鐘が鳴ります。鳴る時間が近づくとその音色を聞こうと、人々が集まってきます。
時の鐘からてくてく歩くこと約5分。菓子屋横丁が見えてきます。角を曲がると、通りの雰囲気がガラリと変わり、何だかタイムスリップしたような気分に。色とりどりのガラスが散りばめられた石畳の小道に、30軒弱の昔ながらの菓子屋などが立ち並びます。ここは明治の初頭から菓子が製造されている地で、関東大震災で大きな被害を受けた東京に代わり、駄菓子の製造供給を行っていたのだとか。現在でも飴やおせんべい、団子など下町風の菓子屋が健在で、そのノスタルジックな雰囲気に魅せられた人々が多く訪れる、川越の人気スポットです。
時の鐘
- 住所:埼玉県川越市幸町15-7
菓子屋横丁
- 住所:埼玉県川越市元町2丁目