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    掲載日:2023.04.26

    【福岡】夏の福岡巡り、2泊3日のモデルコース

    街や自然、観光やグルメなどさまざまに楽しめる魅力的な福岡。今回はこの夏、2泊3日でコンパクトに巡る福岡のスポットをモデルコースにしてご紹介。空港からも気軽に行ける島や自然スポット、福岡ならではのグルメ、ホテルなど、夏の福岡を満喫するヒントにしてみてください。

    1日目は「海の中道」でドライブ&観光を

    「マリンワールド海の中道」では、イルカたちの華麗なジャンプを見ることができる

    旅の初日は少しだけ早起きをして、朝いちばんの飛行機で福岡へ。
    さっそく、レンタカーを借りて、出発しましょう。

    空港から車を走らせて向かうのは、地元の方たちが「うみなか」と呼んで親しんでいる、九州本土と志賀島(しかのしま)とを結び、博多湾と玄界灘を仕切るように伸びる全長8kmの「海の中道」。
    風光明媚な土地柄からリゾート地として開発が進み、公園やゴルフ場、水族館、乗馬場などさまざまなレクリエーション施設が集まっています。

    福岡空港から海の中道を通り、海の中道の終点となる志賀島までは、車で40分ほど。
    最初に訪れたいのは、九州屈指のパワースポット「志賀海(しかうみ)神社」です。

    志賀海神社では、年間を通し、大小あわせて70もの祭りが開かれる

    ここは全国の海神社の総本社で、綿津見三神の3柱が祭られています。
    この綿津見三神は、それぞれが海の底、海中、そして海面を守るとされ、海上守護や交通安全のほか、子供の守護や、病気平癒、健康長寿などご利益があるのだとか。
    ご家族へのお土産に、祈祷をお願いしていくのもいいでしょう。

    また、時間に余裕があるならば、同じ志賀島にある「金印公園」を訪れ、古代のロマンに思いをはせるのも一興です。

    志賀海神社

    • 住所:福岡市東区志賀島877
    • ウェブサイト:志賀海神社

    迫力ある展示が楽しめる水族館へ

    貝殻をモチーフにした建物が目印の「マリンワールド海の中道」

    続いて足を運びたいのは、海の中道の中ほどにある「マリンワールド海の中道」。
    志賀海神社からは車で10分ほどで到着します。

    ここは「九州の海」をテーマにした水族館。350種約30,000点の生き物を、九州の多様な美しい水環境を再現した中で展示しています。
    博多湾をバックにしたイルカショーやアシカショー、大水槽でのダイバーショーなど見どころが満載です。

    水量1,400トン、水深7mと迫力満点の「外洋大水槽」

    東シナ海、太平洋、日本海、そして瀬戸内海の4つの海に囲まれ、自然豊かな九州地方ならではの展示は、見ごたえ十分。
    「九州のクラゲ」や「奄美のサンゴ礁」「ラッコプール」など、見ているだけで癒される展示は必見です。

    夏季に開かれる「夜のすいぞくかん」では、夜景をバックにイルカショーが楽しめる

    来園者から人気を集めているのは、「ショープール」で行われるアシカやイルカのショータイム。
    博多湾をバックに圧巻のジャンプを見せるイルカたちや、愛らしいアシカたちの演技は見ごたえ抜群です。

    館内にあるショップ「シーフォレスト」には、イルカやペンギンなど愛らしい生き物たちのお土産がずらり。
    見学時間とともに、お土産購入タイムもしっかり用意して出かけましょう。

    マリンワールド海の中道

    • 住所:福岡市東区大字西戸崎18-28
    • 電話:092-603-0400
    • 入館料:大人(高校生から)2,500円、シニア(65歳から)2,200円、小・中学生1,200円(全て税込み)
    • 駐車料金:普通車530円(税込)
    • ウェブサイト:マリンワールド海の中道

    福岡市の中心に建つホテルで快適ステイ

    映画館や劇場を擁する複合施設「キャナルシティ博多」の中にある「キャナルシティ・福岡ワシントンホテル」

    愛らしいラッコやイルカたちに別れを告げ、海の中道を通って博多方面へ。
    「キャナルシティ・福岡ワシントンホテル」にチェックインし、福岡の夜に備えましょう。

    ホテルからは、地下鉄七隈線「櫛田神社前」駅まで徒歩約3分。
    JR博多駅や中洲、数多くの飲食店が集まる天神へ、快適なアクセスが魅力です。

    シックな印象にまとめられた「スタンダードツイン」

    客室のベッドは英国王室御用達のスランバーランド社製を採用し、また、全室にプラズマクラスター式空気清浄機を完備するなど、高水準で快適な滞在を約束してくれます。

    福岡産の食材が楽しめる「ボンジュールプリュ」の朝食バイキング(写真はイメージです)

    口コミやSNSで評価が高いのが、ホテル1Fのレストラン「ボンジュールプリュ」でいただける朝食バイキング。
    博多名物の辛子明太子やがめ煮、スタッフ手作りの焼きたてキッシュなど、ぜいたくなメニューがそろっています。

    キャナルシティ・福岡ワシントンホテル

    九州エリア最大級の生けすがお出迎え

    「博多料亭 稚加榮 福岡店」は、福岡県の炭鉱王・中島徳松の持ち家を改装し、料理店として創業した

    ホテルでしばし休息を取ったら、福岡の味を堪能しに福岡市は「大名」エリアにある「博多料亭 稚加榮 福岡店」へ出かけましょう。

    店の前身はうどん屋で、昭和36年に鳥料理店として創業し、12年後の昭和48年に活魚と会席料理を中心とした「博多料亭 稚加榮」としてリニューアル。
    今では博多を代表する料亭として、全国的にその名を知られています。

    福岡店の店内には、12m×3m、深さ1.2mの巨大な生けすが用意され、関アジや石鯛など九州各地で水揚げされた魚が常時30種類以上泳ぎ、目で、耳で、舌で、訪れる人を喜ばせてくれます。

    生けすから揚げられたたばかりのイカは新鮮そのもの。季節によりヤリイカ、アオリイカなどが楽しめる

    稚加榮を訪れたなら、ぜひとも食べてほしいのが「いか活造り」(一人前2,750円~(税込み))。
    透き通ったイカの身は、かむたびに甘みがあふれるほど美味で、玄界灘など福岡をとりまく海の恵みを感じさせてくれます。
    身を食べ終えた後に残るゲソやエンペラは、刺身や天ぷら、塩焼きなど好みに応じて調理してくれるので、お腹の様子に合わせてオーダーしましょう。

    旬の素材を盛り込んだ「贅沢会席」(11,000円/税込~)も人気

    食材はすべて料理人自らが市場に出向いて選び抜き、本当に良い食材を使った料理をおいしく提供。
    創業者である田原聖寶会長の「博多の食文化を広め、世の中に貢献する」という理念が、稚加榮には今も受け継がれています。

    博多地ビールや稚加榮オリジナルの純米吟醸酒のほか、九州産の地酒や焼酎がそろっているのも魅力の1つ。
    食べて、飲んで、旅の疲れを癒すとともに、明日への活力を養いましょう。

    ディナータイムは平日であっても混んでいることが多いので予約を忘れずに。

    博多料亭 稚加榮 福岡店

    次のページでは、糸島の海の幸やパワースポット、福岡空港のおすすめの過ごし方などをご紹介します!

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