蔵王温泉スキー場(山形県)
14のゲレンデが一つのスキー場としてまとまり、全国3位の広さを誇る東北最大級のスキーリゾート「蔵王温泉スキー場」。
標高差は806m、最大滑走距離は10km、蔵王の自然を満喫できるスキー場として人気を集めています。
その見どころはなんといっても、「スノーモンスター(アイスモンスター)」の別名を持つ「樹氷」でしょう。
蔵王連峰の山頂から中腹を中心に広がる「樹氷原」は、世界でも珍しいオオシラビソ(アオモリトドマツ)の群生が見られるエリアです。
季節風の影響でオオシラビソの木の幹や枝に氷が付き、そこに雪片が付着しては再び着氷することが繰り返され、まるでモンスターのような樹氷が形成されます。
一つ一つ形の違う樹氷を眺めながらの滑走は、まさにここでしか味わえない体験。
眼下に広がる蔵王温泉の街並みや雲海など美しい景色を目に焼き付けながら、スキーやスノーボードを楽しみましょう。
樹氷は見たいけれど、山頂から伸びる中級コースを滑り切る自信がない…そんな方は、ロープウェイを使って「樹氷ライトアップ」を鑑賞することもできます。
開催日の17時から21時まで、樹氷原の一部が幻想的な光でライトアップされます。
樹氷とともに蔵王温泉街の夜景を見晴らすことができるこの美しい光景は、「日本夜景遺産」にも認定されています。
暖房付きの新型雪上車「ナイトクルーザー号」に乗車し、樹氷ライトアップや霧氷を間近で体験できるツアーもおすすめです。
樹氷ライトアップが行われる日に同時開催されるので、事前に蔵王ロープウェイのウェブサイトで運行カレンダーをチェックし、予約をしてから出掛けましょう。
スキーやスノーボード、そして樹氷ライトアップを楽しんだ後は、スキー場の麓に広がる「蔵王温泉」へ。
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征した際、従軍していた吉備多賀由により発見されたという伝承が残る温泉で、筋肉痛やうちみ、冷え性などに効能を持つ強酸性の硫黄泉です。
温泉街には三つの共同浴場と三つの足湯、五つの日帰り温泉施設があるほか、旅館、ホテル、ペンションなど好みのスタイルに合わせて選べる宿泊施設がずらり。
温泉でくつろいで英気を養い、翌日に備えましょう。
なお、蔵王温泉スキー場へは、仙台空港からのアプローチがおすすめです。
空港から蔵王温泉までノンストップでアプローチするリムジンバス「山形蔵王号」も運行しています。
迫力満点の蔵王温泉スキー場は、安定したゲレンデコンディションも魅力。家族と、友達と、楽しいひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
ANAなら航空券+宿泊+スキーバスの予約をまとめて行うことができます。この機会にご利用ください。
蔵王温泉スキー場/蔵王ロープウェイ
苗場スキー場(新潟県)
標高1,789mの筍山の山頂から麓にかけて134ヘクタールの規模で広がる「苗場スキー場」は、全世界からスキーヤー・スノーボーダーが集まる人気のスキー場です。
人気の理由は、上質なパウダースノーと、多彩なコースレイアウト。
上級者でも満足できる大斜面から、初心者でも滑ることができる広くなだらかな第4ゲレンデなど、実力に合わせて楽しめるコースが24本用意されています。
3基のゴンドラと4基の高速リフト、5基のペアリフトを備え、ホテル前からすばやく山上にアプローチできることも魅力の一つ。
「わくわくファミリースノーランド」や「パンダルマンひろば」、「カッパ スノーモービルランド」など、小さなお子様が退屈せずに遊べるエリアも充実しています。
「苗場ドラゴンドラ」を使えば、隣接する「かぐらスキー場」にアプローチが可能。
田代、かぐら、みつまたの三つのエリアにまたがる広大なスキー場は、初級者~中級者が腕を磨くのにピッタリです。
みつまたからは、バスを利用して苗場まで戻ることもできます。
体力に合わせて滑走計画を立てましょう。
ハイクオリティのおいしいレストランがそろうこと。
これも苗場スキー場を語るうえで欠かせないポイントです。
中でもおすすめは、北米のスキーリゾート「ウィスラー」とコラボレーションした、北米スタイルの料理が楽しめる「ウィスラーカフェ」。
アツアツのグレービーソースとチーズをポテトにたっぷりとかけた「プティン」や、「ナチョス」、ボリューム満点の「ビーフステーキ」などが楽しめます。
第2ゴンドラ乗り場の前にあるので、ランチタイムになったら足を運んでみるのはいかがでしょうか。
苗場スキー場を訪れるなら、ゲレンデ直結の「苗場プリンスホテル」での宿泊がおすすめ。
ハイクオリティなおもてなしが味わえるほか、二つの天然温泉を楽しむことができます。
ゲレンデビュータイプの部屋からは、苗場スキー場を一望でき、ナイター時間には、幻想的な灯りに包まれるゲレンデを眺めることができます。
ANAでは、苗場スキー場と苗場プリンスホテルを楽しめるおトクなパッケージを発売中。
この機会にぜひ、ご利用ください。
苗場スキー場
星野リゾートトマムスキー場(北海道)
北海道の大自然に抱かれた「星野リゾート トマムスキー場」は、日本有数のパウダースノーが楽しめる、国内外から注目を集めるスキーリゾートです。
標高1,239mのトマムマウンテンと標高970mのタワーマウンテン、二つの山をまたぐ形でその斜面に築かれたゲレンデは総面積123.9ヘクタール。
初心者向けから上級者向けまで29の魅力あふれるコースが設定されています。
初心者でも、山頂から滑ることができるのもトマムスキー場の魅力。4kmを超えるロングコースも楽しめます。
新千歳空港からのアクセスが快適なことも、トマムスキー場の魅力です。
新千歳空港からは、直結の新千歳空港駅からJR快速エアポートと特急を利用してトマム駅まで1時間30分。トマム駅からは送迎バスが運行しています。
レンタカーを利用する場合は、新千歳空港から道央圏連絡道路と道東自動車道を経由し、1時間40分ほどでトマムスキー場に到着します。
トマムスキー場は「冬山開放宣言」を提唱し、スキーやスノーボードだけではない冬山の楽しみを創造・発信しています。
そのうちの一つが、トマムの冬の風物詩ともなっている「アイスヴィレッジ」。
3.2ヘクタールの敷地に、氷や雪でできた11棟のドームが立ち並ぶ氷の街です。
氷でできた教会やホテル、バー、シアターを楽しめるほか、北海道グルメの定番・ラーメンをキンキンに冷やした「氷のラーメン」が味わえるなど、驚きの体験が待っています。
スキー場やゴンドラの間近に滞在ホテルがあり、ゲレンデへのアクセスが良い“スキーイン・スキーアウト”ヴィレッジ「ホタルストリート」には、ゲレンデの雪景色を眺めながらこたつで温まることができる人気の「こたつラウンジ」が今年の冬も登場。
こたつで暖を取りながら、昆布だしがきいた「スペシャルおでん鍋」(2人前6,000円、税込)を楽しむこともできます。
こちらの鍋は、北海道らしさを味わえるカニやタコなどの海鮮や、タケノコ、フキといった山菜が盛りだくさん。
また、この鍋を最後の出汁まで味わい尽くせるよう、今冬は「スペシャルおでん鍋の締めセット」も登場。
土鍋で炊いたご飯に、魚介の旨味たっぷりの出汁をかけ、付け合わせの「漬けサーモン」や「鰊の甘露煮」など北海道らしい食材を添えた「お茶漬け」を楽しむことができます。
締めセットの付け合わせは、ゴンドラをモチーフにした愛らしいコンディメントBOXに乗せて提供。写真映えも楽しめます。
また、3月にはゴンドラ山頂駅に併設された「霧氷テラス」に「絶景シャンパンテラス」がオープン。
雪山の絶景を眺めながら、ボランジェやアヤラ、モエ、メゾンマムなど20種のシャンパンを1杯1,800円~(税込)で楽しむことができます。
ノンアルコールドリンクも用意されているので、お子様も同伴可能です。
スキーをしない方もゴンドラに乗車すれば参加できるので、足を運んでみてはいかがでしょうか。
トマムスキー場には、針葉樹林の森の中に立ち全室スイートルーム仕様の「リゾナーレトマム」と、トマムスキー場からのアクセスが便利でベビールームやキッズフォースルームが選べる「トマム ザ・タワー」、二つのリゾートホテルが用意されています。
どちらのホテルも、冬季期間中はリフト券付きのステイプランを用意。
美しく彩られる冬のトマムを、ホテルステイで遊び尽くしましょう。
この冬トマムスキー場に行くなら、ANAで行くトマム連泊プランがおトクです。
以下の記事もおすすめです。
星野リゾート トマムスキー場
- リフト料金:1日券大人(中学生以上)7,000円、小学生5,000円(ともに税込)
- ウェブサイト:星野リゾート トマムスキー場
今年の冬はみんなでワイワイスキーを楽しもう
今回おすすめした三つのスキー場は、いずれも、初心者から上級者までそろって楽しむことができるゲレンデが人気の定番スキー場です。
小さなお子様からシニアの方まで、自分たちのペースでのんびり過ごすことができるので、ご家族連れや友人との旅行におすすめです。
キラキラと輝く白銀のゲレンデは、非日常感を味わうのにピッタリのロケーションです。
爽快な滑走を、ANAの快適な空の旅とともにお楽しみください。
- 記載の内容は2023年11月現在の情報です。変更となる場合があるのでご注意ください。
- 写真はすべてイメージです。