ANA

Inspiration of JAPAN

INNOVATIVE VOICE

ANA から、先進的な価値、際立つ個性、ワクワクする体験をお届けします。

ANA
INNOVATIVE VOICE
自然の力で、日本を笑顔に。

写真1
写真2

 「カルビー」。その名前は、幼少期から現在に至るまで、幸せな時間とともにいつも私たちのそばにある。かっぱえびせん、ポテトチップス、じゃがりこをはじめ、同社のお菓子を夢中になって頬張った経験は、だれにでもあるだろう。

 現在のカルビー株式会社の前身となる、松尾糧食工業株式会社が広島県で設立されたのは、戦後間もない1949年。焼け野原に立った同社の創業者である故・松尾孝名誉会長はその悲惨な光景を目の当たりにし、「この飢えた人たちに何としてでも健康的な食料を供給しなければ。それが使命だ。」と決心したという。

 松尾氏は戦前から、未利用であった飼料の米ぬかの中から取れる胚芽の持つビタミン群が多いことに着目。さらに栄養学者の元へ自ら出向き、「胚芽にカルシウムを加えればより栄養価が上がる」という結論にたどり着く。こうして胚芽や、ぬかから分別した砕米の粉、野草を加えて団子にした代用食をつくり市民への提供をはじめていったのだ。1955年には、栄養に富んだ健康食品をより多くの方々に提供することで健やかなくらしに貢献したいという思いで、カルシウムの「カル」とビタミンB1の「ビー」を合成し、「カルビー製菓株式会社」と社名を改めた。

 1964年には、瀬戸内海で大量に水揚げされていたが、使いみちがなく廃棄されていた小海老に着目。まるごとあられに練り込んだ「かっぱえびせん」を発売した。そして1972年にでんぷんとして消費されていたジャガイモを利用した「サッポロポテト」、1975年に「ポテトチップス」を発売。1995年にはポテトチップスの規格に入らないジャガイモを活用した「じゃがりこ」も誕生した。

 同社の歴史は戦後、素材がなかなか手に入らない中で 《未利用資源の有効活用》への挑戦から始まった。自然の恵みである素材を大切にし、おいしさと楽しさを提供していく。松尾氏の想いであるこのDNAは、今日に至るまで同社の信念として貫かれ、脈々と商品づくりに受け継がれ続けている。今回は、そんなカルビーの徹底した素材へのこだわりと、未来への挑戦について迫っていきたい。


カルビー株式会社の情報を、ANAラウンジにて発信中!

※写真はイメージです

「ANA LOUNGE」の詳細はこちら
BACK NUMBER   参画ご希望の企業様へ

過去の掲載記事はこちらをご覧ください。

 

本プロジェクトの問い合わせ

 

「INNOVATIVE VOICE事務局」

担当:田中

【全日空商事株式会社 広告メディア部】

MAIL:ml_notice_mediarep@anatc.com

 

ページトップへ戻る