BOEING767就航40周年BOEING767就航40周年

2024/02/07更新

ボーイング767のここがすごい!「チャレンジングな過渡期の飛行機」

ボーイング767(以下B767)は、完全にアナログだった航空機がデジタル化する過渡期に開発された航空機です。

B767以前の飛行機では、ブラックボックスを使い機体システムの健全性を確認するテストを行うと、ブラックボックスの前面のライトが点灯して、OKかNGかを整備士に教えてくれるだけでした。

過渡期に開発されたB767は、様々な方法で整備士にテスト結果や、ものによっては不具合のあるパーツを教えてくれます。
大まかに分けると、下記の方法があります。

1 ブラックボックスのライトが点灯する(以前と同様)
2 コックピットの画面に結果が表示される
3 ブラックボックスに専用の液晶画面があり、その画面に表示される
4 その他
テスト結果が“OK”だった場合、90°見る方向を変えると“OK”と表示してくれるようなブラックボックスもあります。

このように、様々な方法でテスト結果を表示し、整備士にわかりやすいように機体の不具合を伝えようと挑戦した機体であると思います。

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