Event2021/12/24更新
「ボーイング787型機 就航10周年記念オンラインツアー ~ANAパイロットと一緒に、コックピットから眺めよう~」を11月21日(日)に開催いたしました。
ボーイング787 10周年記念の感謝の気持ちと、航空知識を知り、航空移動への期待感を高めることを目的として、ANA Xと787パイロットを中心に企画されました。
オンラインツアーは、「視聴のみプラン」と、10周年オリジナルフライトタグやステッカーなどが入った「視聴+10周年限定BOX付プラン」、パイロットとオンラインで会話できる「視聴+10周年限定BOX+パイロット交流付プラン」の3プランを用意し、370名を超えるお申し込みがありました。
ツアーでは、ボーイング787の細内豊機長、大野翼副操縦士、ANAの客室乗務員、兪智瑛(ゆ・ちよん)さんが司会・進行を務めました。ボーイング787のコックピットから撮影した特別映像を交えたパイロットの生解説や、普段見ることができないコックピットからの富士山や日本の島々などの特別風景をお届けし、今回の「787プロジェクト」に合わせてANA現役パイロットのバンドが作成した新曲もお客様に初めてリリースされました。他にも、空港到着から搭乗、機内風景など、実際に搭乗しているかのような「特別バーチャルフライト」や、ボーイング787に関するクイズも行われ、お客様と一緒に楽しめる時間をご提供させていただきました。
ツアーの後半では、開発に携わったパイロットによる座談会が行われ、787の機長でボーイング社での開発にも携わったANA安全推進センターの塚本真巳副センター長と、787導入時から機長を務めるANAフライトオペレーションセンターの早川秀昭機長が登壇し、早川機長は、「世界中で活躍をしている787。ここまで来られたことはとても嬉しいです。」と当時を振り返りながら話していました。また、その後のZoom Q&A機能を活用したパイロットへの質問コーナーでは、塚本さんがスペシャルゲストとして参加し、お客様からの質問に司会者と共にお答えしました。
パイロット交流プランでは、パイロットに興味のある10代の方や、航空ファンなど様々な方々が参加されました。
「一番着陸が難しかった空港はどこですか?」
「パイロットになったきっかけは?」
など、たくさんの質問に対し、パイロットは自身の想いを伝えていました。
ツアー終了後、今回のツアーに携わった各担当者に感想を聞きました。
[細内機長]
「今日のイベントで、787を特別と感じている方が非常に多いと感じました。乗ってくださるお客様は、ANAというだけでなく、787ということで選んで乗ってくださる方も多くいるというのを感じ、(そうした愛情・熱量のある飛行機は)まさにDream Linerだと思いました。」
[大野副操縦士]
「ANAのパイロットとしてファンは大切だと再認識しました。ファンの皆様の気持ちを汲んでこれからも飛行機を飛ばしていきたいです。」
[ANA X企画担当・何 苗(ヘ ミョウ)さん]
「企画から準備まで約半年くらいかかりましたが、無事に終わって本当によかったです。パイロットや整備士になりたいという夢を持ったお客様が多く、現役のパイロットと交流の機会が持てたことはとても良かったです。」
[客室乗務員 兪さん]
「787に乗る機会がないお客様も手軽に参加することが出来たと思いますし、実際に生の声を実感することが出来、自分自身も楽しむことができました。」
今後もANAグループ各社で連携し、お客様へ感謝の気持ちをお届けできるようなボーイング787就航10周年記念企画を順次実施予定です。どうぞご期待ください。