Event2022/03/31更新
ANAが開発から携わり、ボーイング社や数々の日本企業の先端技術の粋を集めて創りあげた「ボーイング787」。
ANAでは2011年11月に世界に先駆けて就航し、10周年を迎えたことを記念して「787 10周年プロジェクト」を開始しました。
「787 10周年プロジェクト」の最後のイベントとして、これまでボーイング787を応援してくださったお客様に感謝をお伝えしたいという想いから、2022年3月26日、羽田空港発着の「ボーイング787就航10周年記念チャーターフライト」を実施しました。
チャーターフライトでは、お客様によりボーイング787を楽しんでいただくために、ご用意した企画が盛りだくさん!
格納庫では、整備士やパイロット、客室乗務員らによるボーンイング787-9の特別見学会を実施し、なかなか間近で見ることのできない、整備士の工具や貨物室、エンジンにお客様もたくさん写真を撮影されていました。
格納庫でのボーイング787見学の様子
チャーターフライト搭乗時には、ANAグループ社員が横断幕を持ってお客様をお迎えし、チャーターフライトのお見送りをしました。
チャーター便には、133名のお客様がご搭乗くださいました。
機内には、客室乗務員が作成した記念のディスプレイがされ、フォトスポットに。この便を担当する客室乗務員はボーイング787の導入年度に入社したクルーで編成されていることがアナウンスされると、客席からも拍手が起こりました。
離陸までの間はジャンプシートに搭乗した案内役の運航乗務員によるアドリブの効いた実況中継がされ、実際にコクピットで何がなされているか、運航乗務員はその時何を考えているかなど普段は聞けないことや、豆知識などが解説され、お客様も熱心に聞き入っている様子でした。
巡航中は特別映像の視聴や抽選会が行われました。抽選会の景品には、実際に機内に搭載されていた「ファーストエイドキット」のケースなどレアなアイテムもあり、お客様からはどよめきの声が上がりました。
機内の抽選会の様子
また、ANA現役パイロットで構成されているバンド『TOLIP』のメンバーによるサプライズの演出も!ボーイング787のことを歌った新曲「DREAMLINER」がアカペラで披露され、素敵な歌声と手拍子で機内があたたかい雰囲気に包まれました。
コロナ禍という未曽有の状況の中で迎えた就航10周年、お客様にこれまでのご搭乗の感謝をお伝えしたい、元気をお届けしたいと始めた「787 10周年プロジェクト」を通じて、ボーイング787を愛してくださる多くのお客様からANAもたくさんの元気をいただきました。
創業時から大空への挑戦を続けてきたANAグループは、これからも「ボーイング787」とともに、安全・安心なフライトで「世界をつなぐ心の翼」として前進し続けます。