全日本空輸株式会社
ANAは、障がいのあるお客様に寄り添い、快適に飛行機をご利用頂ける環境を提供することが公共交通機関としての私たちの責務と考え、以下のポリシーのもと、様々な利便性向上を図り、障がいの有無や年齢に関わらず、「すべてのお客様に優しい空」を目指してユニバーサルなサービスに向けた取り組みを一層強化、充実します。そして、お客様の価値観の多様化や社会環境の変化が進む中、ダイバーシティ(多様性)・エクイティ(公平・公正)・インクルージョン(受容・共生)を推進し、誰もが共に歩める「持続可能な共生社会」の実現に貢献します。
私たちは、
ANA CX推進室CX戦略部 課長/マネージャー
代替フォーマット(印刷物、大活字印刷物、点字、audio format/CD、その他電子様式)が必要な場合も、以下の方法でお知らせください。
カナダ法令に基づく当社のアクセシビリティ計画へのご意見に関しては、匿名での受付も可能です。その場合、オンラインフォーム(E-mail)では、お名前欄の漢字、カタカナいずれにも、「ACA ANA」と入力してください。
ANA Customer Relations & Services, The Americas
ANAご意見・ご要望デスク
21250 Hawthorne Blvd., Suite 200 Torrance, CA 90503
ANA Customer Relations & Services, The Americas
郵便番号 141-0032
ゲートシティ大崎郵便局私書箱15号
ANAご意見・ご要望デスク
(1)ANAグループの全社員の共通コミットメントである障がい者雇用にかかわる行動規範(2015年策定)とのもと、障がい者雇用促進の専門チームを中心にANAグループ全体で連携強化しつつ 障がい者の雇用を更に推進していく。(~2025年)
(2)雇用後も障がいのある従業員の誰もが自分の強みを発揮し活躍できる環境をハード・ソフト両面から整備していく。(~2025年)
(3)ホームページやモバイルウェブサイト、アプリにおいて WCAG2.1 レベルAAに継続して順次適合させ、障がいのあるお客様の利便性を更に向上させる。(2025年まで)
(4)ホームページを障がいのあるお客様に分かりやすい構成と内容にリニューアルする。(2024年まで)
(5)空港や機内等で必要なお手伝い内容を社内システムに保存し、電話やウェブでの予約時に登録済みのお手伝い情報等が反映するサービスを厳格なセキュリティ管理のもと、継続して運用する。(2025年まで)
(6)機内および空港ラウンジにおけるトイレには、障がいのあるお客様が見やすい位置にピクトグラムや案内板を継続的に配置、表示していく。(2025年まで)
(7)障がいのあるお客様とのコミュニケーションに関わるマインド醸成セミナーや対応スキル訓練をフロントラインスタッフに継続実施する。(2025年まで)
(8)機内において、視覚や聴覚に障がいのあるお客様に適切な運航情報を案内できるように、客室乗務員に対してサービスガイドラインの徹底を図る。(2025年まで)
(9)アクセシビリティの重要性、意義、知識を調達、企画部門社員を含めた全社員に対し、e-learningやオープンセミナーを通じて教育啓蒙できる機会を設け、商品やサービスを調達する場合においてアクセシビリティを適切に反映していく。(2025年まで)
(10)移動にご不安を抱えた障がいのあるお客様や高齢者が、気軽に安心して空港内を移動できる補助機器の更なる導入を実施、検討する。
(11)車椅子の機内受託手続きを始めとするお待たせ時間の短縮化を検討する。(2023年)
(12)人的サービスとデジタルツールの強みを融合して、お客様への一層の利便性向上を図るとともに、デジタルツールに不慣れな障がいのあるお客様のサポートを充実する。(2025年まで)
(13)空港ビル会社を通じて、鉄道会社、タクシー会社と連携し、障がいのあるお客様を含め利便性の高い空港アクセスの確保に継続的に努める。(2025年まで)
(14)機内バリアフリートイレの設置の取り組みを継続する。(2025年まで)
当計画と進捗報告は、以下の法令に準拠して作成しています。
2023年において、1(2)で記載した方法(フィードバックプロセス)を通じてお客様から受け取ったご意見はありませんでした。
私たちは、障がいのあるお客様にとって便利で快適な空の旅をして頂くためには、障がい者の視点でアクセシビリティがどうあるべきかを考え、サービスに反映することが重要と考え実行して参りました。具体的には、障がいのあるお客様や団体からの都度頂くご意見のほか、ANAグループの事業会社であるANAウィングフェローズ・ヴイ王子(株)の各種障がいのある社員に相談、協議し、サービスを企画、検証するプロセスに基づいて、従来から新たな取り組みや現状の改善に活かしています。
今後は、更にこのプロセスを深化させるため、障がい者とともにカスタマージャーニーにおける広範なモニタリング検証を実施することを検討しています。
以下の記載は、当進捗報告の作成の際に実施した、障がい当事者との相談・協議に関する内容です。
2024年5月6日
ANAウィングフェローズ・ヴイ王子(株)4人
オンライン会議