機内へのお持ち込みができないものとお預かりができないものについて説明させていただきます。
ご注意:一部の国・地域によっては、他にも機内持ち込み・お預かりの制限を設けている場合があります。その他の情報につきましては、空港・都市の情報をご覧ください。
お預かりまたは機内持ち込み可能かどうか不安な場合、できる限り早く、お電話でANAにお問い合わせください。
全路線共通の制限についてご案内します。海外の渡航において、飛行機にお持ち込み、お預かりができない手荷物がございます。事前にご確認ください。
危険物は法令により航空機内への持ち込み、預け入れ手荷物の取り扱いもできませんのでご了承願います。(各国の法令により、罰則・罰金が課せられる場合があります。)
危険物を所持されている場合は、出発保安検査場に設置されている「放棄品箱」などにて廃棄願います。
爆発物(花火・クラッカー・不発弾など)、発火性・引火性物質(多量のマッチやライター燃料、キャンプ用ならびに家庭用ストーブ、70度を超えるアルコール飲料を含む)、高圧ガス(コンロ用カセットボンベ、スポーツ用酸素スプレー、徐塵スプレーを含む)、有毒物質(殺虫剤を含む)、腐食性物質*、放射性物質、強磁気性物質、酸化性物質*、有害・刺激的なもの、その他航空機や人員または搭載物など周囲に危険または迷惑を及ぼす恐れのあるもの。
* 腐食性物質または酸化性物質に該当する漂白剤は、機内持ち込み・お預かりすることができません
オイル充填式携帯カイロは、引火性液体の危険物を燃料として使用するため、機内へのお持ち込みもお預かりもできません。
コンロ部分にガスが残留していない事が確認できない場合には、機内へのお持ち込み・お預かりともにできないことがあります。
なおガスボンベならびにガスカートリッジはお持ち込みもお預けもできません。
殺虫剤や農薬は量にかかわらず機内持ち込みもお預けもできません。
花火やクラッカーは量にかかわらず機内持ち込みもお預けもできません。
全路線共通の制限についてご案内します。条件を満たした場合に限り機内への持ち込み、または預け入れ手荷物としてお預かりいたします。
ライター等の置き忘れにご注意ください
身につけて携帯・携行し喫煙に使用するもの
IATA航空危険物規則書においては、化粧品類(ヘアスプレー、制汗スプレーなど)や医薬品類(殺菌・消毒スプレー、冷却スプレー)、スポーツ用品・日用品(引火性ガス・毒性ガス以外のもの)について、1容器0.5kgまたは0.5リットル以下のものは1人あたり2kgまたは2リットルまで機内持ち込み・お預けともに可能です。
ただし、国際線における機内への液体物持ち込み制限により、規定上持込可能な範囲であってもお受けできない場合がございます。詳細は機内持ち込み手荷物の制限についてをご確認ください。
リチウム電池とは、リチウム金属電池、リチウムイオン電池の総称です。
ワット時定格量(Wh)により取り扱いが異なります。
ワット時定格量(Wh)の記載が無い場合は、以下の計算式にてご確認ください。
ワット時定格量(Wh)= 定格定量(Ah)× 定格電圧(V)
例:27Wh=(2500mAh÷1000)×10.8V
など
* 電動の乗り物(ホバーボード、電動スケートボード、セルフバランスボードなど)は、安全上の理由により機内持ち込み・お預けともにできません。
リチウム金属電池はリチウム含有量が2g以下のもの、またはリチウムイオン電池(バッテリー)はワット時定格量が160Wh以下のものは機内持ち込み・お預けともに可能です。
(注意点)
リチウム電池を内蔵した電子機器を預入手荷物としてお預けになる場合は以下の措置を施してください。
電子機器本体と合わせての輸送が必要となるため、予備電池単体での輸送はできません。
リチウム金属電池はリチウム含有量が2g以下のもの、またはリチウムイオン電池(バッテリー)はワット時定格量が100Wh以下のものは機内へお持ち込みできます。お預けはできません。
リチウムイオン電池(バッテリー)はワット時定格量が100Whを超え160Wh以下のものは2個まで機内持ち込みできます。お預けはできません。
* 携帯電話用のリチウムイオン電池内蔵充電器は、予備電池の扱いです。
大型カメラ機材、電動ロボットなど。
リチウム金属電池はリチウム含有量が2gを超えるもの、またはリチウムイオン電池(バッテリー)はワット時定格量が160Whを超えるものは機内持ち込み・お預けともにできません。
電子機器本体と合わせての輸送が必要となるため、予備電池単体での輸送はできません。
リチウム金属電池はリチウム含有量が2gを超えるもの、またはリチウムイオン電池(バッテリー)はワット時定格量が160Whを超えるものは機内持ち込み・お預けともにできません。
購入時の小売り容器に収納するか、あるいは端末を絶縁する(テープなどで剥き出しの端末を保護するか、別々のプラスチックの袋もしくは保護パウチに個々の電池を収納する)などの措置を行ってください。
リチウム金属電池、リチウムイオン電池(バッテリー)以外の予備電池(ニッケル水素、ニッカド、アルカリマンガンなどの電池・バッテリー)についても、安全のため短絡防止措置のうえ機内へお持ち込みください。
リチウム電池を取り外すことができない場合は、機内へのお持ち込みもお預かりもできません。
取り外し可能なリチウム電池が装着されたスマートバゲージは、機内へのお持ち込み・お預かりともに可能です。
取り外したリチウム電池は機内へお持ち込みください。また、機内へお持ち込みの際は機内持ち込み手荷物のサイズ・重量をご確認ください。
リチウム金属電池はリチウム含有量が0.3g以下、リチウムイオン電池はワット時定格量が2.7Wh以下のリチウム電池を使用したもの(リチウム電池を取り外すことができない場合も含む)は、機内へのお持ち込み・お預かりともに可能です。
スマートバゲージとは
他の電子機器を充電する機能など、電池を使用した機器が一体化されたカバン
歩行補助機器として利用されるご本人が輸送する場合のみ、以下が適用可能となります。
なお、電動車いす本体と合わせての輸送が必要となるため、予備バッテリー単体での輸送はできません。
ワット時定格量(Wh)が160Wh以下のものは1人あたり2個まで機内持ち込みできます。お預けはできません。
ワット時定格量(Wh)が160Whを超え300Wh以下のものは1人あたり1個まで機内持ち込みできます。お預けはできません。
ワット時定格量(Wh)が300Whを超えるものは機内持ち込み・お預けともにできません。
* 車いす本体にセットされたバッテリーは予備バッテリーに含まれません。
バッテリーを取り外す場合は、衝撃から保護するため梱包した状態で機内へお持ち込みください。
1人あたり1個までお預けが可能です。機内持ち込みはできません。
* 国土交通省の基準では個数制限はありませんが、ANAではIATA(国際航空運送協会)の危険物規則書に則り制限を設けております。
1人あたり1個までお預けが可能です。機内持ち込みはできません。
予備はお預け・機内持ち込み共にできません。
電子タバコ、電子葉巻、電子パイプ、個人用ヴァポライザー、電子ニコチン供給装置等(無煙タバコ含む)の火を使わない喫煙器具も、他のお客様への快適性を損ねる恐れがあるため、ANAグループでは機内での使用をお断りしています。なお、電子タバコ本体、予備バッテリーを機内で充電することは禁止されています。
機内持ち込み・お預けともに可能です。
炭化水素ガスが充填してあるもので、熱源部には安全カバーがしっかりと取り付けられているものは機内持ち込み・お預けともに可能です。
本体から電池を取り外すもしくは、同等の機能を有するフライトモードなどの機能が備わっており、適切な設定を実施すれば、持込み・お預けともに可能です。
生鮮食料品等を冷却するために使用するものは1人あたり2.5kgまで機内持ち込み・お預けともに可能です。
スポーツ用、狩猟用の弾薬。
1人あたり包装込5kgまでお預けできます。機内持ち込みはできません。
機内持ち込み・お預けともに可能です。
引火点が摂氏60℃を超える液体状のものは機内持ち込み・お預けともに可能です。
引火点の確認ができない場合、輸送をお断りさせていただきます。
安全データシート(SDS)など、引火点を確認できるものと共にご持参ください。
スプレー類の項目をご確認ください。
雪崩救難用バックパックは、お1人様1個のみ機内持ち込み・お預けともに可能です。なお、使用される火薬の含有量は200mg以下のもので、圧縮ガスは、引火性ガスも毒性ガスも使用していないものに限ります。
リチウムイオン容量が160Wh以下のものに限り機内持ち込み・お預けともに可能です。
偶発的な作動や損傷による発火を防止するための措置をとり、本体の電源を完全にお切りください。
炭酸ガスが充填された小型シリンダーを装着したもの
1人あたり胴衣2着(胴衣1着につきシリンダー2個まで)、胴衣1着につき予備のシリンダー2個まで機内持ち込み・お預けともに可能です。
電池で作動する水中トーチランプ(スキューバダイビング用ライト)または半田ごてなど。
開発途中の治験薬は、条件を満たした場合に限り機内持ち込みまたはお預けができます。
保安検査や確認に時間がかかることがございますので、空港へは時間に余裕を持ってお越しください。
治験薬の種類 | 持ち込み | お預け |
---|---|---|
液体 | X線検査、液体物検査 | X線検査 |
固体 | X線検査 | X線検査 |