日本の春を慈しむ伝統工芸体験



季節や自然が反映されていることが多い、日本の伝統工芸品。破損したら修繕し、長く大切に使う文化も受け継がれてきました。時間の流れと共に変わっていく風合いにさえも魅力を感じられることでしょう。
今回は佐賀、石川、秋田を巡る春の伝統工芸体験をご紹介します。工芸品のワークショップやイベントに参加して、日本の伝統文化に触れてみませんか?
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写真提供:佐賀県観光連盟
佐賀は、伊万里焼や有田焼等の陶磁器で有名な地域。春らしく華やかなデザインや、爽やかな色の器を探しに出かけましょう。

写真提供:佐賀県観光連盟
年に2回、5月と11月に開催される有田陶器市。焼物が並ぶ約4kmの道を歩きながら、風情ある街並みを楽しんで。(詳細は公式ホームページをご確認ください。)

幸楽窯で、有田焼のトレジャーハンティングにトライ!倉庫から自分だけの「お宝」を見つけ出し、バスケットいっぱいに詰め込みましょう。
- 税込13,200円のコースのイメージです
- 実際に画像内の器があるとは限りません

右:©石川県観光連盟
着物に使われる石川の染色技法、加賀友禅。草花をモチーフにした柄が多いのが特徴です。春の着物をレンタルして、金沢の街を散策してみて。

©石川県観光連盟
石川県内では、友禅染めを気軽に体験できるワークショップも。自分の手でバッグやハンカチ等の小物を染めて、旅のお土産に。

©石川県観光連盟
焼物や漆器も有名な石川。四季の食材を使った加賀料理は、器とのペアリングにも注目して。視覚と味覚で伝統文化を堪能できます。

秋田の「樺細工」は、山桜の木の皮で作られた木工品。使い込むほど光沢が出て美しくなり、長く使いたくなるのも魅力です。

伝統工芸の文化は、季節を尊重しながら継承されてきました。武家屋敷としだれ桜の対比が美しい、角館の桜まつりで春を満喫しましょう。

地域によって特色がある伝統工芸品。ろくろ体験や絵付け体験等、各地でバラエティに富んだ工芸体験を楽しんでみてください。
今回ご紹介したスポット
- 施設名
- 幸楽窯 徳永陶磁器株式会社
- 住所
- 佐賀県西松浦郡有田町丸尾丙2512番地
エリア情報

佐賀
伝統と自然が調和している佐賀。大川内山の「陶工橋」を渡ると、鍋島焼の風鈴が爽やかな音で出迎えてくれます。お気に入りの茶器が見つかったら、ぜひうれしの茶を飲んでみて。産地の嬉野市では、お茶に関する体験も充実しています。
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