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勝連城跡

沖縄最古の城と言われる勝連城。小高い山に佇む城跡からは、かつての繁栄が伝わります。
沖縄本島の中部に位置するうるま市。勝連城跡は、うるま市の東海岸、太平洋に突き出す勝連半島の丘の上にあります。勝連城の城主、阿麻和利(あまわり)は王権の奪取をめざして首里城を攻めましたが、大敗し1458年に滅びました。急な階段を登れば、絶景のパノラマ風景が出迎えてくれます。
勝連城跡
2000年、ユネスコの世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして登録された勝連城跡。自然の断崖を利用した難攻不落の城でありながら、その城壁は優雅で芸術的な曲線を描く端正な佇まいです。頂上に登ると、太平洋に輝くコバルトブルーの海が一望できる沖縄有数の景勝地でもあります。勝連城はまだ発掘調査の途中。その全貌はまだ明らかになっていないだけに、繁栄と落城、歴史ストーリーの想像が膨らみます。
現代版組踊「肝高の阿麻和利」
首里王府への反逆者として語り継がれる勝連城最後の城主・阿麻和利ですが、首里王府が編纂した歌集には、「肝高(きむたか:気高い)」と表現されています。その阿麻和利を「歌」と「踊り」で表現する現代版の組踊、「肝高の阿麻和利(きむたかのあまわり)」が、2000年から地元の中高校生により上演されています。初公演から、上演回数は300回を超え観客動員数は19万人にも上ります。沖縄戦乱時代に勝連城主となった風雲児、阿麻和利の感動の物語を若いエネルギーで魅せるステージは、全国各地に熱狂的なファンがいます。
観光地詳細
名称 | 勝連城跡 |
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Webサイト | https://www.katsuren-jo.jp/![]() |
所在地 | 沖縄県うるま市勝連南風原3908 |
アクセス | 沖縄自動車道沖縄北ICから車で約1時間 那覇バスターミナルから与勝線(52番)勝連城跡前バス停下車、徒歩で約10分 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 年中無休(事情により臨時休業あり) |
お問い合わせ先 | TEL: 098-978-7373(勝連城跡あまわりパーク観光案内所) |
料金 | 大人(高校生以上):個人600円、団体(20人以上)480円 小人(中学生以下):個人400円、団体(20人以上)320円 6歳未満無料 |