銀山温泉

向かい合う旅館の真ん中を流れる川にはいくつもの小さな橋がかかり、歩道には石畳が敷き詰められています。旅館の建物は100年近い歴史を持つ洋風の3、4階建て木造建築。日が暮れると歩道のガス灯に火が灯って、さらにロマンチックな雰囲気があたりに漂います。それはまるで1900年代初頭の日本の小さな街にタイムスリップしたかのよう。夏の週末の夜には花笠踊り、冬には雪に覆われた温泉街と、四季折々に情緒ある美しさを見せてくれます。

旅館から足を伸ばして、自然散策するのも銀山温泉の楽しみ方のひとつです。温泉街から山に向かう散策コースでは、夏は新緑、秋には紅葉を満喫できます。コースの途中にある白銀の滝は落差22m。マイナスイオンもたっぷりです。滝の周囲には、銀鉱山跡の洞窟や滝の不動尊などがあり、小さな冒険気分を味わうことができます。