賀茂御祖神社
（下鴨神社）

世界遺産上賀茂神社は、神話の時代から続く京都で最も古い神社のひとつで、下鴨神社と共に「賀茂氏」の氏神を祀る神社です。ご祭神として賀茂別雷神（かもわけいかづち）を祀っています。本殿と権殿（ごんでん）はともに国宝で、この他、中門、幣殿（へいでん）など41棟の建物の多くは重要文化財に指定されています。

下鴨神社の南に位置する1925年に建てられた豪商・三井家の別邸。三井家は江戸時代（1603-1868）に呉服・両替商として隆盛を極め、明治時代（1868-1912）に一大財閥に成長した豪商です。大規模別邸の屋敷構えが良好に保存されていて、近代和風建築として価値が高く、重要文化財に指定されています。通常の公開では、玄関棟、主屋の1階、庭園を見学可能です。美意識に貫かれた建築の一端に触れてみてください。