パスポートやビザ、時差、気候と服装、通貨、電圧と電源(プラグの形状)、祝祭日、市内交通などの旅に役立つ基本情報をご案内します。 時刻表や機内サービスなどのフライト情報、海外航空券の運賃・予約・購入情報、その他旅に役立つ情報もご用意しています。
掲載している内容は2024年3月5日時点の情報です。
また「ビザ」「パスポート」の情報は、日本国籍の方を対象としたご案内です。
急な変更も予想されますので最新情報は大使館等の公的機関にご確認ください。
観光目的の旅(あらゆる180日間に90日以内の滞在)なら不要。
シェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヵ月以上の有効残存期間が必要。
日本からスウェーデンへの渡航の際、必要な申請及び許可がない限り、以下は持ち込みが禁止されている。
スウェーデンへの電子タバコの持ち込みは個人使用を目的とした、18歳以上のみ可能。
飛行機やフェリーを利用して入国する場合は4700SEK相当額まで、それ以外の経路で入国する場合は3300SEK相当額までが免税対象となる。しかし、ニコチンを含む電子タバコ用リキッドの持ち込みはこの限りではない。ニコチン含有リキッドの免税範囲は1人20mlまで。それを超える量の持ち込みは免税対象外となる。
中央ヨーロッパ時間(CET)を採用しており、時差は8時間。日本時間からマイナス8時間となる。サマータイムは、3月最終日曜から10月の最終日曜まで。この時期は1時間早くなり、時差は7時間になる。飛行機や列車など乗り遅れに注意しよう。
北欧諸国最大の面積をもつ国。国土の北部はラップランドと呼ばれる北極圏の地。
国土の53%が森林で約9万以上の湖が点在し、バルト海に面して約2700kmもの海岸線が続く。南部のスコーネ地方だけが豊かな穀倉地帯になっている。
沿岸を流れるメキシコ湾流のおかげで、緯度のわりには穏やかな気候。四季も比較的はっきりと分かれている。
北極圏以北のラップランド地方では、夏には太陽の沈まない白夜になり、冬には太陽がまったく昇らない極夜となる。
ストックホルムと東京の最高気温・最低気温、月間降水量
平均気温・平均降水量の月別一覧表
東京とストックホルムの平均最高気温・平均最低気温
月 | 東京の平均最高気温 | 東京の平均最低気温 | ストックホルムの平均最高気温 | ストックホルムの平均最低気温 |
---|---|---|---|---|
1月 | 10℃ | 2℃ | 1℃ | -1℃ |
2月 | 10℃ | 2℃ | 2℃ | -1℃ |
3月 | 12℃ | 5℃ | 6℃ | 1℃ |
4月 | 18℃ | 10℃ | 8℃ | 1℃ |
5月 | 23℃ | 15℃ | 15℃ | 7℃ |
6月 | 25℃ | 18℃ | 18℃ | 13℃ |
7月 | 28℃ | 23℃ | 22℃ | 17℃ |
8月 | 30℃ | 24℃ | 22℃ | 17℃ |
9月 | 27℃ | 21℃ | 16℃ | 13℃ |
10月 | 23℃ | 15℃ | 10℃ | 7℃ |
11月 | 16℃ | 10℃ | 5℃ | 3℃ |
12月 | 13℃ | 5℃ | 3℃ | 0℃ |
東京とストックホルムの平均降水量
月 | 東京の平均降水量 | ストックホルムの平均降水量 |
---|---|---|
1月 | 50mm | 30mm |
2月 | 60mm | 30mm |
3月 | 110mm | 50mm |
4月 | 130mm | 50mm |
5月 | 130mm | 20mm |
6月 | 160mm | 60mm |
7月 | 160mm | 30mm |
8月 | 150mm | 90mm |
9月 | 210mm | 90mm |
10月 | 160mm | 160mm |
11月 | 90mm | 80mm |
12月 | 40mm | 80mm |
よく見かける紙幣は上の4種類。コインにはすべて王冠のマークが入っている。
通貨は、クローナKrona(単数)。略号はSEK。
紙幣は20、50、100、200、500、1000SEKの6種類、コインは1、2(ほぼ出回っていない)、5、10SEKの4種類。ただし、国内ではキャッシュレス化が進み、公共機関の券売機は大半が現金不可。クレジットやデビットなどのカードやSwishというスマホアプリによる決済が主流で、現金不可の店舗や観光施設も増えている。渡航の際は必ずクレジットカードを用意すること。
2024年3月18日現在 1SEK=14.36円
スウェーデンでは、ほとんどの商品に12%または25%の付加価値税(VAT)が課せられているが、EU加盟国以外の国に居住している旅行者が「TAX FREE」と表示のある店で1日1店舗につき200SEK以上の買い物をした場合、手続きをすれば付加価値税の最大約19%が払い戻しになる。
「TAX FREE」とある店で200SEK以上の買い物をしたら、旅行者である旨を申し出、免税書類を作成してもらう。作成の際、身分確認とパスポート番号が必要なので、パスポート携帯を。免税扱いで購入した商品は、スウェーデンまたはEU最終出国まで開封不可。
スウェーデンから直接日本へ帰国する場合やEU加盟国以外の国へ出国する場合は、スウェーデン出国時に払い戻しを受けるための手続きを行う。手続きは以下の通り。
料金にサービス料が含まれている場合がほとんどのため、チップの習慣はない。ホテルなどで大きな荷物を持ってもらうなど、特別な用事を頼んだときに、お礼として渡す程度。
220~230V、50Hz。日本から電気製品を持っていき利用するには変圧器が必要となる。プラグは丸2ピンのBまたはCタイプ。
日本のNTSC方式ではなく、PAL方式となるので、現地購入のDVDは一般的な日本国内用DVDプレーヤーでは再生できない。DVDのリージョンコードは日本と同じ「2」なので、DVD内蔵パソコンであれば再生できる。
郵便局は民営化されポストノード Postnordという会社が運営。ほとんどがスーパーマーケットなどに窓口を設けている。投函の際にはAir Mailと明記するか「PRIORITAIRE」と印刷されたブルーのシールを貼ること。日本までは、はがき1枚および50gまでの封書は36SEK〜。エアメールは黄色のポスト、青いポストは宛先が市内の場合のみ。
切手の販売は、PressByrånやセブンイレブンなどのコンビニやガソリンスタンドでも行われており、営業時間中ならいつでも対応してくれる。
00(国際電話識別番号)
81(日本の国番号)
3(0を取った市外局番)
1234-5678(相手先の電話番号)
国際電話会社の番号
010(国際電話識別番号)*1
46(スウェーデンの国番号)
8(市外局番の0を除いた番号)
12-345678(相手先の電話番号)
都市によって異なる移動祝祭日(*印)に注意。
スウェーデン語。ほかにサーメ語やフィンランド語など。また多くの国民が英語を話す。
以下は一般的な営業時間の目安。ストックホルムなど大都市のショップは日曜営業している店が多い。また7月には個人経営のレストランが長期休みになる場合も。
月~水・金10:00~15:00と木10:00~16:00または17:30。土・日は休業。ストックホルムでは~18:00まで営業するところもある。
月~金の8:00~18:00。土・日は休み。
月~金10:00~19:00、土10:00~17:00、日12:00~17:00。
月~金10:00~18:00、土10:00~14:00または16:00。日は休み。
月~金9:30~20:00、土9:00~16:00、日は休業だが、都市部では営業している場合もある。
飲酒・喫煙は18歳未満の場合は禁じられている。また、レンタカー会社によっては19歳や25歳以上などの制限を設けている場合もある。
たばこには重い税金がかけられており、非常に高い。なお公共の場での喫煙は法律で禁止されており、駅や空港は全面禁煙。ホテルやレストラン、バーもほとんどは禁煙。