パスポートやビザ、時差、気候と服装、通貨、電圧と電源(プラグの形状)、祝祭日、市内交通などの旅に役立つ基本情報をご案内します。 時刻表や機内サービスなどのフライト情報、海外航空券の運賃・予約・購入情報、その他旅に役立つ情報もご用意しています。
掲載している内容は2024年3月4日時点の情報です。
また「ビザ」「パスポート」の情報は、日本国籍の方を対象としたご案内です。
急な変更も予想されますので最新情報は大使館等の公的機関にご確認ください。
最長90日以内の観光目的の滞在なら不要。
残存有効期間は、ドイツを含むシェンゲン協定加盟国を出国する日から3ヵ月以上必要。
日本からドイツへの渡航の際、以下の持ち込みが禁止されている。
電子たばこ、および液体カートリッジは、個人的な使用目的であれば持ち込みは可能。ただし、旅行終了後に日本に持ち帰らなければならない。空路利用の旅行者に関しては、電子タバコおよび液体カートリッジ類は€430相当まで。
以下のたばこと酒類は、空路で入国する満17歳以上の旅行者の免税範囲。すべて本人の携行品であり、私用目的で使用する品に限る。
日本との時差は8時間で、日本時間から8時間引けばよい。つまり日本のAM7:00が、ドイツでは前日のPM11:00となる。これがサマータイム実施中は7時間の時差になる。
サマータイム実施期間は3月の最終日曜AM2:00(AM3:00)~10月の最終日曜AM3:00(AM2:00)。
ドイツは冬の寒さが厳しい。南のミュンヘンでさえ、まだ札幌よりも北に位置する。したがって服装を考えるときは、北海道よりもやや寒いくらいのつもりで用意するといい。夏は、猛暑の年もあるが、雨が降るとかなり冷え込む日もあるので、カーディガン等の防寒着は必携。
平均気温・平均降水量の月別一覧表
東京とデュッセルドルフの平均最高気温・平均最低気温
月 | 東京の平均最高気温 | 東京の平均最低気温 | デュッセルドルフの平均最高気温 | デュッセルドルフの平均最低気温 |
---|---|---|---|---|
1月 | 10℃ | 2℃ | 5℃ | 0℃ |
2月 | 10℃ | 2℃ | 6℃ | 0℃ |
3月 | 13℃ | 5℃ | 10℃ | 3℃ |
4月 | 18℃ | 10℃ | 14℃ | 4℃ |
5月 | 23℃ | 15℃ | 19℃ | 8℃ |
6月 | 25℃ | 18℃ | 21℃ | 11℃ |
7月 | 28℃ | 23℃ | 24℃ | 14℃ |
8月 | 31℃ | 24℃ | 24℃ | 14℃ |
9月 | 27℃ | 21℃ | 20℃ | 10℃ |
10月 | 23℃ | 15℃ | 15℃ | 8℃ |
11月 | 17℃ | 10℃ | 8℃ | 4℃ |
12月 | 13℃ | 5℃ | 6℃ | 2℃ |
東京とデュッセルドルフの平均降水量
月 | 東京の平均降水量 | デュッセルドルフの平均降水量 |
---|---|---|
1月 | 50mm | 70mm |
2月 | 60mm | 50mm |
3月 | 110mm | 60mm |
4月 | 130mm | 50mm |
5月 | 130mm | 70mm |
6月 | 160mm | 90mm |
7月 | 160mm | 70mm |
8月 | 150mm | 60mm |
9月 | 210mm | 60mm |
10月 | 160mm | 60mm |
11月 | 90mm | 70mm |
12月 | 40mm | 80mm |
通貨単位はユーロ(€、EURO、EURとも略す)、補助通貨単位はセント(CENT)。それぞれのドイツ語読みは「オイロ」と「ツェント」となる。€1は100セント、約163円(2024年3月18日現在)。紙幣の種類は5、10、20、50、100、200ユーロ。硬貨の種類は1、2、5、10、20、50セント、1、2ユーロ。
ドイツではほとんどの商品に付加価値税Mehrwertsteuer(MwSt.と略す)が19%かかっている(書籍と食料品は7%)。旅行者は既定の条件を満たし、所定の手続きをすれば付加価値税は還付される(手数料が差し引かれるため実際には約10%。書籍・食品は2~3%程度)。ちなみに戻ってくるのは買い物で支払った税金。ホテル代や飲食代は対象外。
レストランやホテルなどの料金には、サービス料が含まれているので、必ずしもチップ(ドイツ語ではトリンクゲルトという)は必要ない。ただし、サービスをしてくれた人に対する感謝の意を表す心づけとして渡す習慣がある。額は、特別なことを頼んだ場合や満足度によっても異なるが、以下の相場を参考に。
Cタイプ
電圧は230Vで、周波数は50Hz。プラグはCタイプが一般的、一部にSEタイプもある。日本国内用の電化製品はそのままでは使えないものが多く、変圧器が必要。
ドイツで販売されているDVDソフトは日本と映像方式等が異なるため、日本国内用の一般的なDVDプレーヤーでは再生できない。DVDドライブ内蔵パソコン、あるいはリージョンフリーのDVDプレーヤーであれば再生できる。
ブルーレイソフトの地域コードはドイツが「B」、日本が「A」なので、日本国内用の一般的なブルーレイプレーヤーでは再生できない。リージョンフリーのブルーレイプレーヤーであれば再生できる
ドイツの郵便は民営化されDeutsche Post AGという。郵便業務に加えて、文具などを販売しているところも多い。駅やショッピングセンターの一角にカウンターを出しているところもある。小包は子会社のDHLが取り扱っているが、発送は郵便局でもできる。
月〜金曜8:00~18:00、土曜8:00~12:00または休業。日曜、祝日は休み。1~2時間の昼休みを取る支店もあるなど、営業時間はさまざま。
日本へのエアメールの場合、ハガキ€0.95、封書が50gまで€1.70。2kgまでの小型包装物Päckchen€19.99。小包Paketは5kgまで€48.99。
00(国際電話識別番号)
81(日本の国番号)
相手先の電話番号(市外局番、携帯番号の最初の0を除いた番号)
事業者識別番号
010(国際電話識別番号)*1
49(ドイツの国番号)
相手先の番号(最初の0は除く)
キリスト教に関わる祝日が多く、年によって異なる移動祝祭日に注意。一部の州のみの祝日もある。
ドイツ語
以下は一般的な営業時間の目安。店舗により30分~2時間前後の違いがある。
銀行や支店により異なるが、月曜~金曜の平日9:00~16:00頃(昼休みを取る支店もある)が一般的。土曜・日曜、祝日は休業。
デパートは月曜~土曜10:00~20:00頃。ショップは月曜~土曜10:00~18:00頃。どちらも日曜、祝日は閉店。ただし、大都市の中央駅構内の店舗は一部営業。
昼食11:30~14:00頃、夕食17:30~23:00頃。
ドイツでは16歳未満の飲酒(蒸留酒は18歳未満)と18歳未満の喫煙は禁止。
レンタカーは、レンタカー会社や車種によって年齢制限がある。
トイレはトアレッテToiletteまたはヴェー・ツェーWCでも通じる。扉に「00」と表示しているところもある。女性用はDamenまたはFrauen、男性用はHerrnまたはMänner、あるいはそれぞれの頭文字のDとHだけの表示の場合もある。使用中の表示はベゼツトbesetzt、空きはフライfrei。デパートではレストランフロアだけにある。博物館などのトイレはきれいなので、立ち寄るように心がけておくといい。大型駅構内や、サービスエリアのトイレは有料(€0.50~1程度。硬貨が必要)で、クーポン方式が多い。クーポンは構内の協賛店での買い物に移用できる(最低購入額規定あり)。
ドイツではあいさつが大切。店に入ったら店員やウエーターに「こんにちは グーテン・ターク Guten Tag」、サービスを受けたら「ありがとう ダンケ Danke」、出るときは「さようなら チュス Tschüß」と言おう。これだけで応対してくれる人の態度も変わってくる。