パスポートやビザ、時差、気候と服装、通貨、電圧と電源(プラグの形状)、祝祭日、市内交通などの旅に役立つ基本情報をご案内します。 時刻表や機内サービスなどのフライト情報、海外航空券の運賃・予約・購入情報、その他旅に役立つ情報もご用意しています。
掲載している内容は2024年3月1日時点の情報です。
また「ビザ」「パスポート」の情報は、日本国籍の方を対象としたご案内です。
急な変更も予想されますので最新情報は大使館等の公的機関にご確認ください。
日本人がオーストラリアへ入国する場合はビザ、もしくは専用アプリを使用してETA登録が必要。
ETAアプリ:
パスポートの残存有効期間は滞在日数ぶんあればOK。
空路でオーストラリアを出国する場合の出国税(PMC)$60(2024年7月から$70の予定)、および各空港の各種空港税は、原則として航空券の購入時にそのぶんも請求されることになっている。
日本からオーストラリアの渡航の際、以下の持ち込みが禁止されている。オーストラリアは他大陸から離れており、固有の動植物が数多く存在する。こうした理由から検疫が非常に厳しく、食料品や植物、動物などの持ち込みに関しては細かな規定がある。代表的な持ち込み禁止品は下記の通り。詳細はオーストラリア検疫検査局のウェブサイト(https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/quarantine_jp.html)で確認のこと。一部、申告することで持ち込み可能な場合もある。
旅行者が身につけたり手荷物として携行する商業目的以外の身の回り品と個人で使うためのスポーツ用品、また、成人(18歳以上)ひとりにつき、たばこ25gと開封した1箱まで、2.25Lまでの酒類、$900相当の一般財(みやげ物、革製品、電子機器、カメラ、ジュエリーなど)は無税で持ち込める。
オーストラリアでは電子たばこは一般的ではなく、国内での購入に関しては医師の処方箋が必要な医薬品扱いとなる。持ち込み制限に明確な規定はないが、医薬品扱いであることから、持ち込む場合は入国時に必ず税関申告をする必要がある(認められる分量等は滞在日数などを鑑みて、税関検査時に決定される)。ただし今後規制が強まる可能性も高いことから、無用なトラブルを避ける意味でも、持って行かないに越したことはない。
オーストラリアには通常3つの時間帯がある。東海岸の各州は日本とプラス1時間の差(日本時間に1時間プラス)、中央部は東部とマイナス30分の差(日本時間に30分プラス)、西部(西オーストラリア州)は東部とマイナス2時間の差(日本時間から1時間マイナス)となっている。また、原則として10月の第1日曜から4月の第1日曜まで、ニューサウスウエールズ州、ビクトリア州、オーストラリア首都特別区(キャンベラ)、タスマニア州、南オーストラリア州ではサマータイム(デイライトセービングと呼ばれる)を実施。これらの州は、この期間さらにプラス1時間となる。ただし、デイライトセービングの採用や期間は各州が毎年決めているので事前に確認すること。
広大なオーストラリアにはさまざまな気候が存在する。一般的に北部沿岸は熱帯で雨季と乾季に分かれ、中・南部沿岸は温帯~冷温帯で四季があり、大陸中央部は乾燥した砂漠気候となっている。年間を通して日差しが強いので、サングラスと日焼け止めクリームは必需品。
2016年から紙幣が順次、中央部に透かしが入る新デザインに変更されている(写真は新デザイン)。
通貨単位はオーストラリアドルA$とオーストラリアセントA¢(本サイトでは$と¢と表記)。紙幣は$5、10、20、50、100(すべてポリマー幣)で、硬貨は5、10、20、50¢、$1、2の6種類。$1は100¢。2024年3月18日現在、$1は98円。エリザベス2世女王崩御によりコインの表面は順次チャールズ3世の肖像に変更予定。$5紙幣に関してはデザイン変更が予定されている。
オーストラリアではほとんどの商品にGSTと呼ばれる消費税10%がかかる。旅行者は、30日以内に出国する、手荷物として未使用未開封で持ち出す、同じ店で合計$300以上購入という条件の下、帰国の際に空港のTRSブースで所定の手続きをすれば、この税金が戻ってくる。
オーストラリアはチップを渡す習慣はないとされているが、シドニーやパース、メルボルン、ブリスベンなど都市部の高級なホテルやレストランなどでは、特別なサービスを受けたと感じたときには、チップを渡すのが一般的。
電圧は220/240V、周波数は50Hz。プラグはOタイプ。高圧のため、コンセントに付いているスイッチを入れないと電気は流れない。日本の電気製品を利用する場合、その製品の電圧範囲を調べ240Vまで対応していなければ変圧器を用意する。変換プラグは常に必要。
オーストラリアの場合、DVDリージョンコードは4、ブルーレイ・リージョンコードはB。日本とはDVDリージョンコード、ブルーレイ・リージョンコードが異なる。そのため、オーストラリアで購入するほとんどのソフトは、一般の日本の機器では再生できない。
郵便局Australia Post(オーストラリア・ポスト)は赤いPのマークが目印。窓口業務時間は月曜~金曜の9:00~17:00で、土曜・日曜、祝日は休み(中心部では土曜の午前も営業する郵便局がある)。切手は窓口のほか、郵便局設置の自動販売機などでも購入できる。日本まで航空便なら5~7日で届く。小包は1個あたり20kgまでOK。
日本までの航空便の料金: 封書(はがきを含む)250gまで$3.10、250~500g $10.60。
0011(国際電話識別番号)
81(日本の国番号)
3(市外局番と携帯電話の最初の0を除いた番号)
1234-5678(相手先の電話番号)
国際電話会社の番号
010(国際電話識別番号)*
61(オーストラリアの国番号)
7(州外局番から0を除いた番号)
1234-5678(相手先の電話番号)
祝日は年によって変わるものがある。また日にちが決まっていても、その祝日が土曜・日曜の場合は、月曜に変わり3連休となるのが一般的。オーストラリア大使館のホームページ(URL japan.embassy.gov.au)で確認しよう。
公用語として英語が使われている。
以下は一般的な営業時間の目安。
月曜~金曜9:00~17:00。
月曜~木曜9:30~16:00、金曜~17:00。
月曜~金曜9:00~17:00。
一般に月曜~金曜9:00~17:30。ただしケアンズ、ゴールドコーストなど観光地では年中無休というところも多く、一部みやげ物屋は21:00過ぎまで開いている。また主要都市には毎週1回レイトナイト・ショッピングデーが設定されており、その日はほとんどの商店が21:00まで営業する。
昼食12:00~14:30、夕食18:00~22:00。
オーストラリアでは、アルコール類とたばこの購入は18歳以下は不可。若年者でこれらを購入する場合、IDが必要となることもあるので、予定のある人は用意を忘れずに。レンタカーを借りる場合も年齢制限があり(25~60歳という会社もある)、身分証明書代わりにクレジットカードの提示を要求される。カードを所有していない場合、かなりのデポジット(預かり金)が必要となる。
エスカレーターでは左側に立ち、右側を空ける。列を作るときは一列に並び、先着順に前に進む。タクシーを停めるときは手を横に出す。