パスポートやビザ、時差、気候と服装、通貨、電圧と電源(プラグの形状)、祝祭日、市内交通などの旅に役立つ基本情報をご案内します。 時刻表や機内サービスなどのフライト情報、海外航空券の運賃・予約・購入情報、その他旅に役立つ情報もご用意しています。
掲載している内容は2024年3月1日時点の情報です。
また「ビザ」「パスポート」「アメリカへ渡航する際の注意」の情報は、日本国籍の方を対象としたご案内です。
急な変更も予想されますので最新情報は大使館等の公的機関にご確認ください。
90日以内の観光、商用が目的ならば基本的にビザは不要。ただし、頻繁にアメリカ入出国を繰り返していたり、アメリカでの滞在が長い人は入国を拒否されることもある。なお、ビザ免除者はESTAによる電子渡航認証の取得が義務付けられている(陸路入国を除く)。
パスポートの残存有効期間は、入国日から90日以上あることが望ましい。
ビザ免除プログラムを利用し、ビザなしで飛行機や船でアメリカへ渡航・通過(経由)する場合、インターネットで(携帯電話は不可)ESTAによる渡航認証を取得する必要がある。事前にESTAの認証を取得していない場合、航空機への搭乗や米国への入国を拒否されることがあるので注意が必要だ。一度ESTAの認証を受けると2年間有効で、米国への渡航は何度でも可能(日程や訪問地を渡航のたびに更新する必要はない)。なお、最終的な入国許可は、初めの入国地において入国審査官が行う。
アメリカへの渡航が決まったら、早めにESTAによる渡航認証を申請・取得しよう(出国の72時間以上前までの取得を強く推奨)。従来の申請後の即時承認がなくなったため、早く済ませたい。申請は親族、旅行会社(有料)など本人以外の第三者でも可能。ESTAのモバイルアプリの運用も始まった。
原則2年間。ただし、認証期間以内でも、パスポートの有効期限が切れるとESTAも無効になる。また、氏名や性別、国籍、いずれかの変更があった場合は再度申請を行うこと。
料金:$21
2015年ビザ免除プログラムの改定、およびテロリスト渡航防止法の施行により、2011年3月1日以降にイラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンに、2021年1月12日以降キューバに渡航、または滞在したことがある場合は、ビザ免除プログラムを利用して渡米することができない。該当する渡航者は、アメリカ大使館で通常のビザを申請する。詳細はアメリカ大使館のビザ免除プログラムで。
日本からアメリカへの渡航の際、以下の持ち込みが禁止されている。
免税の範囲は、中身のたばこは通常のたばこと同じ200本に相当する量まで。
両親に引率されない子供が入国する場合は、両親または同行しない親からの渡航同意書(英文)が要求される可能性がある。詳細はアメリカ大使館に問い合わせを。
現金1万ドル以上は要申告。酒類は21歳以上で個人消費する場合は1L、おみやげは$100相当まで無税。たばこは200本と葉巻100本まで無税。野菜・果物、肉類や肉のエキスを含んだすべての食品は持ち込み禁止。
アメリカ本土には4つの時間帯がある。サンノゼは太平洋時間帯に属し、日本からマイナス17時間。日本の正午が、前日の夜の7時になる。夏はデイライト・セービング・タイム(夏時間)を採用し、1時間時計を進める州がほとんど。その場合、日本との時差は1時間短くなる。夏時間を取り入れている期間は、3月第2日曜から11月第1日曜まで。移動日にあたる場合は時差の変更に十分注意を。
サンノゼは、カリフォルニア州の北部に位置し、サンフランシスコから車で45分の距離。気候はほぼサンフランシスコと同じと考えればよい。地中海性気候で、夏は涼しく、冬は暖かい。季節ごとの気温差が少ないのも特徴。 春から夏にかけては晴天が続き、降雨もあまりない。カラッとしているが、夏は夜でもかなり冷え込むので、屋外にいる予定ならジャケットは必携。湿度が低く、乾燥しているので、ノドの弱い人、乾燥肌の人は注意が必要。一方、冬は温暖で11月から3月にかけて降水量が多い。この時期に訪れるのなら、雨具の準備も忘れずに。
アメリカの紙幣と硬貨
通貨単位はドル($)とセント(¢)。$1=149円(2024年3月18日現在)。紙幣は1、5、10、20、50、100ドル。なお、50、100ドル札は、小さな店で扱わないこともあるので注意。硬貨は1、5、10、25、50、100セント(=$1)の6種類だが、50セント、1ドル硬貨はあまり流通していない。
物を購入するときにかかるセールスタックスSales Taxとホテルに宿泊するときにかかるホテルタックスHotel Taxがある。率(%)は州や市によって異なる。また、レストランで食事をした場合はセールスタックスと同額の税金、またそれに上乗せした税金がかかる。
レストラン、タクシー、ホテルの宿泊(ポーターサービスやベッドメイキング)など、サービスを受けたときにチップを渡すのが慣習となっている。金額は、特別なことを頼んだ場合や満足度によっても異なるが、以下の相場を参考にしよう。最低$2からで、できればお札で渡すように。
電圧は120V。3つ穴プラグ。100V、2つ穴プラグの日本製品も使えるが、電圧数がわずかではあるが違うので注意が必要。特にドライヤーや各種充電器などを長時間使用すると過熱する場合もあるので、時間を区切って使うなどの配慮が必要。
テレビ・ビデオは日本とアメリカともにNTSC方式。ただし、DVDリージョンコードはアメリカ「1」に対して日本は「2」のため、両方のコードを含むソフトおよび「ALL CODE」の表示のあるソフト以外はお互いに再生できない。
ブルーレイ・リージョンコードは日本とアメリカともに「A」なので、両国のソフトはお互いに再生可能。
日本への航空便は封書、はがきともに$1.55。
エリアにより多少異なる。一般的には平日9:00~17:00くらい。ポストは青色。EXPRESS MAILと書かれているものは国内速達用なので注意。
011(国際電話識別番号)
81(日本の国番号)
3(市外局番の最初の“0”は取る)
1234-5678(相手先の電話番号)
事業者識別番号
010(国際電話識別番号)
1(アメリカの国番号)
213(市外局番/エリアコード)
123-4567(相手先の電話番号)
州によって祝日となる日に注意。なお、店舗などで「年中無休」をうたっているところでも、元日、サンクスギビングデイ、クリスマスの3日間はほとんど休み。また、メモリアルデイからレイバーデイにかけての夏休み期間中は、営業時間などのスケジュールを変更するところが多い。
主として英語だが、法律上の定めはない。スペイン語も広域にわたって使われている。
以下は一般的な営業時間の目安。業種、立地条件などによって異なる。スーパーは7:00〜22:00くらい。地方の店なら19:00頃の閉店も珍しくない。
月曜~金曜9:00~17:00。
月曜~土曜10:00~21:00、日曜12:00~18:00。
朝からオープンしているのはコーヒーショップなど。朝食7:00~10:00、昼食11:30~14:30、ディナー17:30~22:00。バーは深夜まで営業。
全米で飲酒可能な年齢は21歳から。場所によっては、お酒を買うときにも身分証明書の提示を求められる。ライブハウスなどお酒の提供があるところも身分証明書が必要。
アメリカでは若年層の交通事故がとても多く、大手レンタカー会社では25歳未満のドライバーには貸し出さないこともあり、21歳以上25歳未満の場合は割増料金が必要なことが多い。