パスポートやビザ、時差、気候と服装、通貨、電圧と電源(プラグの形状)、祝祭日、市内交通などの旅に役立つ基本情報をご案内します。 時刻表や機内サービスなどのフライト情報、海外航空券の運賃・予約・購入情報、その他旅に役立つ情報もご用意しています。
掲載している内容は2024年2月26日時点の情報です。
また「ビザ」「パスポート」の情報は、日本国籍の方を対象としたご案内です。
急な変更も予想されますので最新情報は大使館等の公的機関にご確認ください。
日本国民の場合、観光目的での90日以内の滞在ならビザは不要。帰国のための予約済み航空(乗船)券あるいは次の目的地への航空(乗船)券の提示が必要とされている。それ以上の滞在はビザが必要。
パスポートの残存有効期間は、台湾到着時に滞在予定日数以上。
日本から台湾への渡航の際、以下の持ち込みが禁止されている。
電子たばこ(加熱式たばこ)の持ち込みは禁止されている。
入国時に入国カードと、必要な場合は入国税関申告書を提出する。
日本との時差は-1時間(グリニッジ標準時+8時間)。日本の正午が台湾の午前11時。サマータイムはない。
1年を通して温暖。台湾本島の中央を横切る北回帰線を挟んで北が亜熱帯、南が熱帯地域。長い夏と短い冬があり、はっきりとした四季はない。夏から秋にかけては台風が通過。
台北の気温と降水量
平均気温・平均降水量の月別一覧表
東京と台北の平均最高気温・平均最低気温
月 | 東京の平均最高気温 | 東京の平均最低気温 | 台北の平均最高気温 | 台北の平均最低気温 |
---|---|---|---|---|
1月 | 10℃ | 2℃ | 19℃ | 13℃ |
2月 | 10℃ | 2℃ | 20℃ | 14℃ |
3月 | 13℃ | 5℃ | 21℃ | 16℃ |
4月 | 18℃ | 10℃ | 25℃ | 19℃ |
5月 | 23℃ | 15℃ | 28℃ | 22℃ |
6月 | 25℃ | 18℃ | 31℃ | 24℃ |
7月 | 28℃ | 23℃ | 34℃ | 26℃ |
8月 | 31℃ | 24℃ | 33℃ | 26℃ |
9月 | 27℃ | 21℃ | 31℃ | 25℃ |
10月 | 23℃ | 15℃ | 26℃ | 22℃ |
11月 | 17℃ | 10℃ | 24℃ | 18℃ |
12月 | 13℃ | 5℃ | 20℃ | 16℃ |
東京と台北の平均降水量
月 | 東京の平均降水量 | 台北の平均降水量 |
---|---|---|
1月 | 50mm | 80mm |
2月 | 60mm | 160mm |
3月 | 110mm | 170mm |
4月 | 130mm | 170mm |
5月 | 130mm | 230mm |
6月 | 160mm | 310mm |
7月 | 160mm | 240mm |
8月 | 150mm | 310mm |
9月 | 210mm | 360mm |
10月 | 160mm | 150mm |
11月 | 90mm | 90mm |
12月 | 40mm | 60mm |
台湾の紙幣と硬貨
通貨単位は台湾元。略称は元(ユェン)。ニュータイワンドル(NTDollar)、圓(ユェン)とも表記される。口語では塊(クァイ)と呼ばれることも多い。2024年3月18日現在の為替レートは1元は4.71円。表示額の約4倍が、日本円相当額。
台湾の消費税は5%。外国籍の旅行者を対象に、デパートなど手続き対象店で1日2000元以上(税込み)買い物をした人に、消費税を払い戻す税金還付制度がある。対象となるのは、日常生活で携帯して出国できる課税物品で食料品や滞在中に使用する商品は対象外。空港または港湾における税金還付カウンターまたは自動退税機でも手続きが可能。申請にはパスポートが必要。算出された金額から手数料20%を差し引いた金額が還付される。一般的に購入金額が4万8000元以下の場合、「少額税金還付」が適用となり、購入店の手続きカウンターで当日税金が還付される。
台湾にはチップの習慣はない。ただし、無理をしてもらった場合は気持ちで渡そう。目安は100元〜。
なお、高級レストランやラグジュアリーなホテルの場合、料金に10〜15%程度のサービス料が加算されるためチップは不要。
台湾の電圧は110V、60Hzで、プラグの形は日本と同じAタイプ。日本は100V、50/60Hzなので日本の電化製品はほぼ使えるが、パソコンやデジカメなどの精密機器には変圧器を使用したほうが安心だ。また、まれにプラグがCタイプ、Oタイプがあるのでプラグセットを用意しておくと安心。
DVDやブルーレイなどの映像ソフト購入時は、放送方式とリージョンコードに注意。台湾の放送方式は日本と同じNTSC。ブルーレイのリージョンコードは日本と同じA。DVDは日本が2で台湾が3。ソフトとプレーヤーのコードが一致しないと再生できないが、いずれかがオールリージョン対応なら再生できる。
月曜~金曜8:30~17:00。土曜9:00〜12:00。日曜、祝日は休み。
日本までの航空郵便料金は、はがき10元、封書10gまで13元、小包5kgまで920元。
002あるいは009(国際電話識別番号)
81(日本の国番号)
3または90(市外局番と携帯電話の最初の0を除いた番号)
1234-5678(相手先の電話番号)
国際電話会社の番号
010(国際電話識別番号)
886(台湾の国番号)
2(市外局番の最初の0を除いた番号)
1234-5678(相手先の電話番号)
おもに太陽暦(新暦)だが太陰暦(旧暦、農暦)も使用。太陰暦による祝日は毎年日にちが違うので注意。祝日が土曜と重なる場合は金曜、日曜と重なる場合は月曜が振替休日となる。
公用語は中国語(北京語)で台湾語も話される。英語の通用度は日本と同程度。日本語を話せる人も多く、観光地やホテルでは、英語より日本語のほうがよく通じる。
日本と同じで、原則週休2日。ショップやレストランは比較的遅くまで営業しているが、銀行は営業時間が短いので注意が必要だ。
月曜~金曜 9:00~15:30
土曜、日曜、祝日は定休日
11:00~21:30が目安
11:00~21:00が目安。無休の店でも旧正月、端午節、中秋節には休むことがある。
24時間年中無休であることが多い。
たばこは満20歳以上、アルコールは満18歳以上
トイレットペーパーは便器に流さずごみ箱に入れるのが主流だったが、2017年より環境保護署が流すことを奨励。水溶性のペーパーであれば流せるトイレが徐々に増えてきている。公共の場にあるトイレは、トイレットペーパーが備わっていない場合があるので持参しよう。
MRTやバスの車内、構内でのマナー違反(喫煙や飲食など)は、日本より厳しい罰則がある。違反者は1500元以上7500元以下の罰金が科せられる。
急ぐ人のために左側を空け、エスカレーターの右側に立って並ぶのがマナー。
コンビニエンスストアやスーパーなどのレジ袋は有料(1〜2元程度)。エコバッグを持参しよう。
台湾では「国際運転免許証」は適用されていない。「日本の運転免許証」と、日本自動車連盟(JAF)または日本台湾交流協会が作成した「中国語翻訳文」、パスポートの3つを所持していれば運転できる。
日本同様、全席シートベルトの着用が義務づけられている。
台湾では西暦のほかに「民國」という独自の年号も使われている。西暦2024年は民國113年。
ホテルを含む公共の場での喫煙は法律で全面的に禁止されており、罰金は2000元以上〜1万元以下。決められた喫煙スペースで喫煙しよう。また、電子たばこ(加熱式たばこ)の持ち込みは禁止されている。